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XP Pro SP3 IE7削除時(IE8へのVersopnUp)の注意点

2012年08月04日 23時43分30秒 | Proliant ML110G5 XP化
最近、IE7関連でエラー表示や、アプリケーションエラーが度々出てくるようになった為、IE7をIE8へVersionUPすることにしました。

しかしながら、この作業を実際に行おうとすると、正しい方法で行わないと、IE7の削除ができないので、その注意点を書いておきます。

まず、一番大切なポイントは、IE7を削除してIE8を導入する際、XPにServicePack3(SP3)が適用されている場合(現時点では、ほぼすべてのXPがSP3を適用しているかと思います)は、IE7がアンインストールできなくなっていますので、下記の手順にて実施する必要があります。

#この話は、有名な話らしく、マイクロソフトのページに「重要:コンピューターに Internet Explorer 7 をインストールした後に Windows XP Service Pack 3 をインストールした場合は、Windows XP SP3 をアンインストールしてから、Internet Explorer 7 をアンインストールする必要があります。」と書かれている事やこちらのページに具体的な削除方法が記載されています。また、ここにも関連情報があります。

(0)インストールするIE8のパッケージを事前にダウンロードしておきます
(1)先ずSP3を削除します
(2)SP3を削除した状態(システム的には、セキュリティホールがある状態で)IE7を削除して、IE8をインストールします
(3)再度、SP3をインストールし直す

という作業が必要になります。
#この手順で作業をせずに、いきなりIE7を削除しようとしても、削除に失敗して、再起動するとIE7が残り続けます。

(0)インストールするIE8のパッケージを事前にダウンロードしておきます
   IE8の解説ページや、IE8ダウンロードページからIE8日本語版を事前にダウンロードしておきます。

(1)SP3の削除
  コントロールパネル→プログラムの追加と削除 を起動し、左ナビの「プログラムの変更と削除」を選択し、表示される一覧の中から「Windows XP Service Pack 3」を選択して、「削除」ボタンを押します。


(クリックで拡大)

すると、下記のような注意喚起表示がされますが、そのまま「次へ」ボタンを押して進みます。

SP3の削除の為の前処理が実行され、まず、SP3に紐づいているプログラムの一覧が検出されます。





次に、SP3に関連するデバイスが検出されます。



稼働中のサービスを停止し、カラログを復元します。
そして、SP3の削除を開始します。







この後、一度、再起動を行い、その後、

(2)IE7の削除とIE8のインストール
   コントロールパネル→プログラムの追加と削除を起動し、左ナビの「プログラムの変更と削除」を選択し、表示される一覧の中から「Windows Internet Explorer 7」を選択して、「削除」ボタンを押します。
   IE7が削除できたら(確か一度、再起動をした後で)、事前にダウンロードしておいたIE8をインストールします。

  #ここは、インストールプログラムの指示通りに作業をすれば、OKなので、特に画像は貼り付けていません。

(3)SP3の再適用
   IE8のインストール作業が完了したら、再起動後に、SP3を当てる作業を行います。
   通常のWindows Updateを実行して、SP3パッケージの適用を先ず実行し、その後で、関連するパッチを当て直します。
   いずれも、Windows Updateだけを使って実行できます。

   SP3の具体的な当て方は、ここにあります。

以上により、ようやく、IE7からIE8へのVersion Upが完了します。

しかし、SP3を一度外して、再度、SP3をあてた為か、Windowsの起動がものすごく遅くなってしまいました。
体感的に、今までの2倍程度の起動時間がかかっています。


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