mab's MemoBlog

Enjoying taking pictures.
小忙しさに負けず、下町歩きやジョギング中の風景を楽しんでいます。

「変な会社」のつくり方

2006-08-03 06:30:40 | 
「はてな」の社長が、変な会社と言われている「はてな」をどうやって作って運営しているかという話。

「へんな会社」のつくり方

翔泳社

このアイテムの詳細を見る


「はてな」は、私も「はてなブックマーク」や「はてなダイヤリー」とかでお世話になったことがある。
ベータ版のままちょっとおいしいサービスをバンバンだしてきた、「おもしろいけど、もうかってるの?」と思わせるようなサービスが多かった。ちょっとマニアックだったり、小難しいところも多かったかな。

はてな
http://www.hatena.ne.jp/

近藤さんという突出した若いリーダーの元で、素性を知ったデキル仲間が集まり、社員数20数名の小さなベンチャーが、型破りな方法で会社を経営をしている。
時間短縮のために立ったままで会議、毎月アイデア合宿、というところはまだ会社効率をあげるためだとか、小さなベンチャーだから(人が集まりやすく)できるというかんじもする。
ユーザーの要望に人気投票して実現したり、アイデアの経過や、社内会議の音声を公開しているという、徹底的な「オープン」思想で普通の会社では危なっかしくてできないことを方針としてやっている。公開するために、具体的な内容を抽象化する作業も馬鹿にならないだろう。
そもそも「特許を早いもの勝ちでたくさん取って、会社の情報を保護する」という方針とは180度違う。
もちろん、経営顧問に梅田さん(シリコンバレー在住、ウェブ進化論の著者)というベテランがいることが大きいだろう。

ブログやサービス運営における著作権・プライバシーなどにまつわるトラブル対応を、包み隠さず、きちんと対応している姿は、好感が持てる。


東京は時間の流れが忙しい、シリコンバレーで日本の会社がどこまでできるか試してみたいと言っていた、近藤さんは、その後やはりシリコンバレー進出を決めた。

このインタビューは美しくまとめられているので、お勧め。(インタビュー動画を見たことがあるのですが、近藤さんは口下手でした・・)

ITmedia News:はてな、アメリカへ(インタビュー)

近藤淳也氏のブログ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ママのDSライト どうぶつの森 | トップ | 風のハルカの世界(湯布院、阿蘇) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事