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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

醸造所のお膝元で 城端麦酒(その3)

2018-05-31 13:49:33 | ビール紀行(北陸)
前回の「城端麦酒」の続きです。


最初はスタンダードなところから、「麦やエール」を頂きます。

     

     

自家製米コシヒカリ使用のライスエールとのこと。干草系のホップの香りと穏やかなモルトの香り。モルトの旨味はやや控え目で、米らしいサッパリ感。ホップの苦味と酸味がしっかり効く。ホップの苦味と酸味が心地よいライスエールです。旨い。

     

     

フードのメニューが米か麺で占められている中、唯一のオツマミ系がこちら、赤かぶのお漬物。一見すると地味ですが、程よい塩気がビールに合う一品です。

     

     

次は「はかまエール」(IPA)です。カスケードっぽいアメリカンホップの程よい香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がかなりしっかり効く。ホップの香りよりも苦味に振った苦味しっかりIPAです。旨い!じわじわしっかりの苦味を噛みしめます。

(続く)



ヨッテカーレ城端
富山県南砺市立野原東1508 桜ヶ池クアガーデン前
TEL:0763-62-8888 

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醸造所のお膝元で 城端麦酒(その2)

2018-05-30 14:11:21 | ビール紀行(北陸)
前回の「城端麦酒」の続きです。


ヨッテカーレ城端に到着。

     

     

ハイウェイオアシス内にある物産館と軽食コーナーのある施設です。こちらの物産館に城端麦酒が揃っているとのこと。

     

     

     

飲料等が並ぶ冷蔵庫に城端麦酒を発見。何とその数は7種類。さすがは醸造所のお膝元です。こちらで瓶ビールを購入し、軽食コーナーで頂きます。

     

     

     

軽食コーナーの店内の様子。食事はうどんとおにぎりを提供するお店で、券売機で購入するセルフサービスです。

それではこちらでじっくり城端麦酒を頂きましょう。

(続く)



ヨッテカーレ城端
富山県南砺市立野原東1508 桜ヶ池クアガーデン前
TEL:0763-62-8888 

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醸造所のお膝元で 城端麦酒(その1)

2018-05-28 21:06:45 | ビール紀行(北陸)
富山県の地ビールとしてビアパブでたまに見かけるのが富山県南砺市の「城端麦酒」。イベント等にも出店されているので、ビール好きにはよく知られた醸造所です。富山市内のビアパブで飲んだ時、結構旨かったので、前から是非醸造所に行って飲んでみたいと思ってました。しかしながら、醸造所併設のパブ等はなく、公式パブ的なお店も現在は営業を中止したため、城端麦酒をケグ出しで様々な種類を味わえるお店がない状況です。そんな中、醸造所のお膝元の東海北陸道の城端ハイウェイオアシス内の「特産品販売所 ヨッテカーレ城端」では最も多くの種類の城端麦酒を扱い、併設の飲食店で購入後のビールを頂けるとの情報を得ました。そこで醸造所のお膝元で旨いビールを頂くべく、城端へビール紀行してきました。ビールのスタイルはアメリカ系のエールビールが中心。その他、フルーツビールや紅茶を使用したビールが特徴です。「ヨッテカーレ城端」へのアクセスですが、JR城端線の終点の城端駅から、コミュニティバスで約15分です。訪問したのはまだまだ雪の残る春先でした。

     

     

JR城端線で城端駅に到着。この国鉄時代の気動車、風情ありすぎです。昭和にタイムスリップした気分。

     

この標識も昭和!

     

田舎の終着駅らしい光景にしばし浸ります。

     

     

城端駅と駅前の様子。小さな駅舎です。鉄道ファンには人気のある駅だそうで。

     

     

駅前から南砺市のコミュニティバスに乗って城端ハイウェイオアシスへ向かいます。案内の地図に営業を終了した「城端麦酒 cafe ichimaru」を発見。昔はこちらで飲めたのです。そういう意味でも隣接するヨッテカーレ城端は醸造所にゆかりのある場所なのです。

     

     

     

バスに乗ること約15分。ヨッテカーレ城端の最寄りのバス停「桜ヶ池クアガーデン」に到着。目的地に到着です。

(続く)


ヨッテカーレ城端
富山県南砺市立野原東1508 桜ヶ池クアガーデン前
TEL:0763-62-8888 

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精麦から手掛けます 白山わくわくビール(最終回)

2018-04-28 10:38:38 | ビール紀行(北陸)
前回の「白山わくわくビール」の続きです。


醸造所から車で5分ほど離れた所にある精麦工場に到着。

     

     

精麦工場と製品倉庫を兼ねた建物です。前回訪問時には無かった「わくわく手作りファーム川北」の立派な看板が加わっていました。

     

     

入口にあった大麦のディスプレイ。あまり詳しくはありませんが、このような黄金色の麦を収穫して精麦にかけるのでしょう。

     

     

保管倉庫にあった精麦用の大麦と小麦の袋です。地元で収穫された麦が精麦の時を待ちます。

     

建屋内の様子。右手が精麦の工程です。

     

     

精麦中の麦です。適切な温度管理の下、麦から芽が出てきています。精麦の規模も大きいです。

     

     

こちらはモルト乾燥機です。麦芽をこちらで乾燥し、成長を止めます。実際に乾燥されたばかりの麦芽を見るのは初めてです。

以上で見学は終了。ブルワー様、この度は見学等、たっぷりとお時間、お気遣いを頂戴し、大変お世話になりました。本当に有難うございました。精麦の工程をこれほどじっくり見ることができる機会はめったになく、大変貴重な経験でした。

     

     

     

精麦工場を後にし、最寄り駅の美川駅へ。そして「お約束の」アレを頂きに、美川37CAFEへ。

     

     

そう、前回こちらに来た時に驚愕した、激安の日本海倶楽部のピルスナーで締めるのです。ジョッキ一杯300円!ありえん!日本海倶楽部に限らず、日本一安く飲める地ビールではないでしょうか。これだけビールを飲んだ後でも、味わいがしっかり分かる、ボヘミアンピルスナーは流石。



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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精麦から手掛けます 白山わくわくビール(その5)

2018-04-26 17:25:35 | ビール紀行(北陸)
前回の「白山わくわくビール」の続きです。


ビールを頂いた後、ブルワー様のご厚意で醸造所と精麦工場を見学させていただきました。

     

     

こちらは仕込みの工程。仕込みの規模は2kl。コシヒカリエールは糖化に二倍を時間をかけてじっくり行うそうです。

     

     

こちらは発酵・貯酒の工程。タンクがズラリと並んでいます。発酵タンクは10基、貯酒タンクは4基という大規模な体制です。広く流通しているので当然の規模かもしれません。

     

発酵タンクのエアーロックから炭酸ガスが元気に噴き出していました。

     

こちらは缶詰機。1日あたり1500缶を製造するだけに、自働化された機械でした。

     

この一見すると何でもない「台」のようなものが熱処理をする設備です。この中にお湯を張って、製品を漬けて熱処理をします。

     

原料の一部も見せていただきました。こちらはコシヒカリエールに使用するコシヒカリです。一仕込みで20kgを使用するそうです。

     

     

こちらは一部のビールに使用しているハト麦です。こちらも北陸産のものを使用しているとのこと。

白山わくわくビールが生まれる場所をじっくり拝見しました。それでは精麦工場に移動します。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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精麦から手掛けます 白山わくわくビール(その4)

2018-04-24 00:01:56 | ビール紀行(北陸)
前回の「白山わくわくビール」の続きです。


次に頂いたのはグランアグリ(ヴァイツェン)です。

     

     

地元産の小麦を使用。このビールは小麦を含め100%自家製モルトとのこと。爽やかな軽めのフェノール香。モルトの旨味はややしっかりで、しっかり酸味で引き締めます。爽やかなフェノール香と酸味がしっかりのヴァイツェンです。旨い。

     

     

そして4種目のダークエールです。ロースト香と甘いエステル香とホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ローストによる酸味。ロースト香とモルトの旨味が特徴の酸味しっかりスタウトです。旨い。

     

     

メインの「かわきた味噌豚丼(ご飯半分)」が到着。地元川北町のご当地丼ぶりです。地元名産のイチジク味噌が決め手。程よい味噌の味付けの豚バラ肉の旨さがご飯とマッチして美味しい。温玉がいい脇役です。

     

最後にコシヒカリエールをもう一杯。米の香りとホップの香りのハーモニー。スッキリ旨い!ホップはザーツとファグルを使用とのこと。意外な組み合わせかな。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的に奇をてらわない素朴なスタイルが味わいが特徴。そこに地元産の穀物が交わります。石川県の味覚に寄り添いながら、地産を絡める、地方の地ビールの理想形です。特にコシヒカリエールは完成度高し。

この後、ブルワー様のご厚意で醸造所と精麦工場の見学をさせていただきました。その様子は次回で。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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精麦から手掛けます 白山わくわくビール(その3)

2018-04-22 11:16:58 | ビール紀行(北陸)
前回の「白山わくわくビール」の続きです。


ビールのメニューです。

     

といってもビールの種類は書いてありません。お聞きすると、ケグ出しビールは1種類で他の3種は瓶ビールをグラスに注いで提供されているとのこと。

     

     

最初はケグ出しのビールでコシヒカリエールから頂きます。もちろんコシヒカリは地元のものを使用。爽やかなホップの香りと軽快な米の香り。モルトの旨味は控え目で、スルリと入る飲み口。心地よいホップの苦味が響く。米の香りとスムースな口当たりが特徴の、綺麗なライスエールです。旨い!

     

     

お次はペールエールです。瓶ビールをグラスに注いでの提供。キャラメルのようなモルトの芳醇な香りとオレンジーなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味が旨味に調和してしっかり効く。モルトのキャラクターをしっかり引き出した芳醇なペールエールです。旨い。

     

     

食事のメニューです。定食類の他に1品ものもあります。石川らしい料理もいくつか。

     

     

おつまみとして注文した「加賀丸芋コロッケ」が到着。加賀野菜の一つでしょうか。白出汁と柚子胡椒を付けて頂きます。普通のジャガイモとは違ったねっとり感と淡泊な味わいが出汁と合います。さっぱりで美味しい。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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精麦から手掛けます 白山わくわくビール(その2)

2018-04-20 06:13:21 | ビール紀行(北陸)
前回の「白山わくわくビール」の続きです。


醸造所のある「わくわく手作りファーム川北(かわきた産直物産館)」に到着。

     

     

「物産館」とあるように、道の駅の物産館と食堂といった感じの施設です。しかし看板にはちゃんと「地ビールレストラン」と書いてあるあたりが、只者ではないところ。

     

     

店内に入ると醸造所らしさ全開。まずは仕込みの設備がお出迎え。こちらで製造されている商品がズラリと並んでいます。熱処理済の缶製品を提供できるところがこちらの強みです。

     

     

レストラン店内の様子。やや小さめの親近感を感じるフロア。近所の定食が頂ける喫茶店のようなホッとできる雰囲気です。

     

     

醸造所をバックにカウンターが構えています。タップ数は4本でしたが、ケグ出しのビールは種類が限られているようです。

     

こちらはテラス席で、鉄板焼きやしゃぶしゃぶが頂けるようです。暖かい季節がメインでしょう。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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精麦から手掛けます 白山わくわくビール(その1)

2018-04-18 17:56:09 | ビール紀行(北陸)
今回からは石川県川北町の「白山わくわくビール」へのビール紀行をお送りします。「白山わくわくビール」を醸造する「わくわく手作りファーム川北」は精麦から手掛ける数少ない醸造所。地元の休耕田を利用して栽培された大麦を自社の精麦工場でモルトにして使用する、地元に根差したビール造りをされています。「白山わくわくビール」というブランドは聞きなれないかもしれません。むしろ「金沢百万石ビール」のブランドで缶製品を展開・流通・販売されているので、そちらの方が有名かもしれません。関東圏では「グランアグリ」が流通していて、よくみかけることでしょう。こちらの醸造所、都会から離れた田園地帯にあり、そののどかなロケーションが素敵で、最初に訪問した時からお気に入りの醸造所になりました。醸造所にはレストランが併設されているので、地元の麦を使ったビールと地元の食材を使用したフードを楽しむことができます。ビールの種類はエールビールが中心。特に地元のコシヒカリを使用したビールがオススメです。醸造所へのアクセスですが、JR北陸本線の松任駅からバスで約30分。バスの本数は少ないですが、他のバス系統(徒歩が必要)と上手く組めば、アクセスはクリアできます。訪問は随分前のことで、雪の多いこの冬のことでした。

     

     

JR北陸本線で松任駅に到着。金沢からも近いので、金沢観光に併せて訪問してもいいかもしれません。

     

北陸本線に沿うように新幹線の高架があります。こちらは現在は車輌基地への高架ですが、いずれ福井に延伸する路線になるようです。

     

     

松任駅と駅前の様子。そこそこの規模の街らしく駅前は整然と整備され、市街地が広がっています。

     

     

     

駅前ロータリーのバス停からバスい乗車し、醸造所へ向かいます。途中、北陸を代表する日本酒蔵をバスは通過。

     

     

醸造所最寄りのバス停「川北温泉」で下車します。

     

     

バス停から醸造所へ向かって歩きます。すぐに左手前方に醸造所のある「わくわく手作りファーム川北(かわきた産直物産館)」が見えてきました。到着です。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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さらに勢いを増して オリエンタルブルーイング(その3)

2018-03-16 07:57:06 | ビール紀行(北陸)
前回の「オリエンタルブルーイング」の続きです。


この日のビールのメニューです。

     

     

8本のタップは自家醸造ビールとゲストビールの組み合わせ。昨年よりも自家醸造ビールが4種類と増えていますね。

     

     

最初は「きまビール」から頂きます。山椒を使用したホワイトエールとのこと。ブルワーの方によると、オレンジピールの代わりにカスケードをドライホッピングしているそうです。爽やかで穏やかなオレンジ系のホップの香りと山椒のスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目ながらフルーティな味わい。山椒のスパイシーさでフィニッシュ。旨い!伝統的なスタイルに寄り添いながら和の要素を上手く取り入れている和製ベルジャンウィートです。いい感じ。

     

     

次は「小矢部はと麦エール」です。富山県小矢部市のはと麦を使用。抑え目なモルトの素朴な香りとややオレンジーなホップの穏やかな香り。モルトの旨味はやや控え目で、ホップの苦味はそれに寄り添う程度。旨い。意外とさっぱりした味わいのゴールデンエールです。一杯目に最適かも。

     

     

フードのメニューです。絶品ピザを中心に若干のサイドメニュー。日替わりのフードは黒板に出ています。フードの種類は少ないですが、前回食べた激旨ピザがお目当てなので、これで十分。

     

     

前菜として「温玉のせ 生ハムシーザーサラダ」を頂きました。半熟卵が嬉しいアクセントに。

(続く)



オリエンタルブルーイング
石川県金沢市東山3-2-22
TEL:076-255-6378

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