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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

POPな醸造所 TOYFULL BREWERY(その2)

2023-04-02 21:52:10 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「TOYFULL BREWERY」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

住宅です。住宅の1階部分が醸造所兼レストランになっているようです。ここまで普通の住宅に醸造所があるケースは珍しいです。

     

     

     

店内の様子。外観とは違って中はしっかり飲食店。手塗感のある椅子がPOPな感じです。店名の「TOYFULL」は「おもちゃであふれた」という意味で付けられたそうで、そのような店内コンセプトのようです。

     

     

店内奥は醸造所になっていて、ガラス越しによく見えるような設計になっています。かなり立派な設備がズラリと並んでいます。仕込みの規模は500Lで、発酵タンクは500L×5基という体制。操業開始からなかなかの醸造能力です。ちなみに研修は新潟県の月岡ブルワリーという異色の研修先です。

     

カウンターの奥には7本のタップが並んでいます。ゲストビールのタップには、何と群馬県桐生市の「FARCRY BREWING」のビールが繋がっていました。FARCRY の醸造指導をされている、あの方もこちらの醸造所に来られたそうです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



TOYFULL BREWERY
福岡県久留米市螢川町59-1
TEL:090-1143-5959

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あああ
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POPな醸造所 TOYFULL BREWERY(その1)

2023-04-01 19:43:55 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは九州縦断ビール紀行の第11弾として、福岡県久留米市の「TOYFULL BREWERY」へのビール紀行をお送りします。九州縦断ビール紀行は鹿児島から一気に北上し、久留米へ。九州北部にはどんなビールが待っているでしょうか。TOYFULL BREWERYは昨年9月に開業した新規醸造所で、久留米市街地の閑静な住宅街にあります。醸造所には併設のレストランがあり、ランチタイムから営業しています。当社SNSによると、「久留米市"初"のクラフトビール醸造所&ビアレストラン」だそうです。事前情報はこれくらいで、醸造所を訪問しました。醸造所へのアクセスですが、JR久留米駅から徒歩約15分、西鉄久留米駅から約11分で、どちらの沿線からもアクセス良しです。

     

     

九州新幹線で久留米駅に到着。鹿児島中央駅から1時間20分程度で、サクッと来ることができます。新幹線の便利さを実感。

     

     

JR久留米駅です。新幹線も兼ねる立派な駅舎になりました。ここから徒歩で醸造所に向かいます。

     

     

JR久留米駅から西鉄久留米駅に向かう大きな通りを歩いて行きます。

     

     

     

途中、左手に外れ、住宅街を通る細い道へ。醸造所が出てきそうな雰囲気は全くなかったのですが、しばらく進むと駐車場と看板が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



TOYFULL BREWERY
福岡県久留米市螢川町59-1
TEL:090-1143-5959

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ちゃんこ料理店下の醸造所 ムーンライズブルワリー天文館(最終回)

2023-03-28 19:34:39 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ムーンライズブルワリー天文館」の続きです。


こちらがメニューです。

     

     

ビールの種類は3種類。訪問時はまだ醸造開始から間もないので、これからまだまだ増えることでしょう。この3種はファーストバッチだそう。フードのメニューは軽食中心で、バーのように少しつまむ感じです。

     

     

最初は「ムーンライズペールエール」。柑橘系の穏やか目のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味も控え目。旨い!穏やかな柑橘系のホップの香りと、モルトの味わいを楽しむペールエールです。

     

     

続いては「抹茶ウィート」。鹿児島産の抹茶を使用。エステル香と抹茶の優しい香り。モルトの旨味はやや控え目で、小麦らしくマイルドな口当たり。程よい酸味のアクセント。旨い。ほんのり抹茶の香りと甘味を感じるウィートエールです。

     

     

フードは「生ハムプレート」を注文。シンプルに塩気とお肉を味わう一品。この雰囲気に合いますね。

     

     

3種目、「レディームーンIPA」でフィニッシュ。モルトの香りとシトラス系の爽やかなホップの香りが広がる。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味と酸味がしっかり効く。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!。シトラス系のホップの香りが特徴のアメリカンIPAです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、まだまだ立ち上がったばかりで、目指すところへの追及はこれから。それでもイメージするビールは実現できています。特に、IPAはモルトの香りとシトラス系のホップの香りが交差する良い仕上がり。今後、鹿児島のビアシーンを彩る存在になることでしょう。

     

     

ブルワーさんのご厚意で、醸造所内を見学させていただきました。仕込みの規模は300L。発酵タンクは300L×4基、600L×2基という体制です。ダブルバッチ、気合入りますね。

     

こちらは瓶詰機。まだまだ瓶詰の数は少ないそうですが、工数を要する機械なので、ご苦労を察します。

鹿児島での楽しみが増えました。天文館での飲食、順番考えないとですね。



ムーンライズブルワリー天文館
鹿児島県鹿児島市樋之口町10-7
TEL:099-248-7839

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ちゃんこ料理店下の醸造所 ムーンライズブルワリー天文館(その2)

2023-03-27 21:17:32 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ムーンライズブルワリー天文館」の続きです。


店内に入ってみましょう。

     

     

中に入ると、さらにパブに続くアプローチとなっています。右手は醸造設備を魅せる演出です。

     

     

     

店内の様子。暗めの照明でシックな装いのフロアです。パブというよりは、バーのような雰囲気。こちらも醸造設備を店内装飾の一部として魅せるように配慮されています。

     

     

店内奥にあるカウンター席。ちょっと変わった形状のサーバーが鎮座しています。タップ数は6つです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



ムーンライズブルワリー天文館
鹿児島県鹿児島市樋之口町10-7
TEL:099-248-7839

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ちゃんこ料理店下の醸造所 ムーンライズブルワリー天文館(その1)

2023-03-26 18:58:54 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは九州縦断ビール紀行の第10弾として、鹿児島県鹿児島市の「ムーンライズブルワリー天文館」へのビール紀行をお送りします。こちらは昨年秋に醸造を開始した醸造所。経営元は地元では有名なちゃんこ料理屋さんで、その1階に醸造所とパブを構えます。ブルワーの方は、霧島市の「桷志田ブルワリー」で働いていた方で、鹿児島県では桷志田の卒業生の方がビール造りに携われるケースが増えてきています。ビールそのものの特徴は事前情報では入手せずに、醸造所を訪問してみることにしました。醸造所は名称にある通り、鹿児島市最大の繁華街である天文館にあります。市中心部での飲食の前後に訪れたい醸造所です。どんなビールが待っているでしょうか。

     

     

     

ひむみよブリューイングから天文館に向かい、ホテルにチェックイン。その後、次なる目的地であるムーンライズブルワリー天文館へ歩いて向かいます。賑やかになる時間帯の前の天文館を歩いて行きます。すると、「朝の海」ビルが見えてきました。醸造所の経営元のちゃんこ屋さんのビルです。

     

     

     

このビルの一階が醸造所兼パブです。まだ真新しい店構えです。ここ様子からは醸造所が中にあるとは想像もつきません。それでは中に入ってみましょう。

(続く)



ムーンライズブルワリー天文館
鹿児島県鹿児島市樋之口町10-7
TEL:099-248-7839

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多彩なビール ひふみよブリューイング(後編)

2023-03-23 20:19:16 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「ひふみよブリューイング」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

ビルの1階部分にある小さな醸造所のようです。

     

     

店内に入ると小さなカウンター。こちらでは本来はタップ出しのビールが頂けるのですが、訪問時はコロナの影響で瓶ビールの販売のみでした。直営の居酒屋では6種類をケグ出しで提供されているようです。

     

この日はこの4種類の瓶ビールを販売されていました。ここでは飲めないので、瓶ビールを購入して宿で頂きます。

     

     

購入したのは「Green Tea IPA」。ホップの豊かな香りと、それに隠れるお茶の香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。ホップとお茶の香りのフィニッシュ。旨い。お茶の香りが見え隠れする、ボディしっかり目のIPAです。

今回はこの1本で終了。次回は是非タップルームで各種ビールを頂いてみたいです。鹿児島市内に宿泊の際には、是非とも訪れてみたい醸造所です。



ひふみよブリューイング
鹿児島市新屋敷町11-19  
TEL:099-800-7040

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多彩なビール ひふみよブリューイング(前編)

2023-03-22 10:09:57 | ビール紀行(九州・沖縄)
今回からは九州縦断ビール紀行の第9弾として、鹿児島県鹿児島市の「ひむみよブリューイング」へのビール紀行をお送りします。九州縦断ビール紀行も後半に入り、鹿児島市内の醸造所への訪問です。こちらの醸造所は事前情報として、鹿児島市街中心部にあること、石見式を採用していること、醸造所でビールの直売をしていること、は分かっていましたが、それ以外は情報なしで醸造所に行ってみることにしました。醸造所へのアクセスですが、JR鹿児島中央駅から徒歩約20分。市電を活用すれば、より楽にアクセスできます。

     

     

JR日豊本線で鹿児島中央駅に到着。いよいよ大都市のビール紀行です。

     

     

     

鹿児島中央駅と駅前の様子。南九州一の大都会。ビルの間から煙を上げる桜島が鹿児島らしいです。

     

     

     

市電でのアクセスは事情がよく分からないので、徒歩で醸造所に向かいます。

     

Google Mapを頼りに、市街地を進んで行くと、それらしい建物が見えてきました。醸造所に到着です。

(続く)



ひふみよブリューイング
鹿児島市新屋敷町11-19  
TEL:099-800-7040

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桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(最終回)

2023-03-20 18:02:18 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「カクイダブルワリー」の続きです。


メインの料理がやってきました。

     

     

低温調理の黒豚ロースステーキです。いくつか小鉢が添えられて提供されます。ステーキにかかったジャポネソース、玉ねぎの優しい甘味が豚肉の美味しさを引き立てます。ここにも自家製の黒酢が効いています。豚肉は柔らかく、脂身の味わいをじっくり楽しみます。

     

     

最後は「熟成スタウト」をお代わり。濃厚なモルトの旨味と酸味が織り成すハーモニー。錦江湾に浮かぶ桜島の景色とともに、じっくり味わいます。

     

コースの最後は黒酢スイーツです。ブルーベリー黒酢ドリンクとドーナッツでした。

今回はこれにて終了。こちらのビール、メリハリのある個性的な味わい。特定の国のスタイルに囚われず、自由なラインナップです。特に、「ゆずサワー」は最先端なスタイルながら、極めてバランスのとれたビールです。極上のビール、景色、そして黒酢をふんだんに使用した料理と、至福の時間を味わえる最高のブルワリーレストランでした。

     

     

1階売店ではこちらの瓶ビールを販売しています。なかなか流通することのない、極めてレアなビールはお土産に最適です。

     

こんなPOPを発見。え、ベルリナー・ヴァイセも造ってるの?レストランには無かったですよー。飲んでみたかった。

     

     

外には甕に入った黒酢がズラリ、圧巻の光景です。

     

また来よう。



黒酢の郷 桷志田
鹿児島県霧島市福山町福山字大田311-2
TEL:0995-55-3231

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桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(その4)

2023-03-19 22:02:06 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「カクイダブルワリー」の続きです。


食事のメニューの一部です。

     

     

     

     

黒酢をふんだんに使用した豊富なコース料理が特徴。少々お高いですが、内容は充実したものばかりです。選択したのは「低温調理 黒豚ロースステーキ」。

     

     

コースの最初の料理がサーブされました。「果実を漬け込んだ生フルーツ黒酢」と「霧島サーモンの炙り~卵黄ソース~」です。食前酒ならぬ、食前酢からのスタート。霧島サーモンの炙りは、サーモンと新鮮シャキシャキの有機野菜を楽しむサラダ感覚の料理でした。

     

     

続いては、「アメリカンレッド」。紅茶を使用しているので、それが色に反映されています。干し草系のホップの香りとモルトのやや豊潤な香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味がボディを陰で支える。旨い。干し草系のホップの香りとしっかりボディが特徴のアンバーエールです。アメリカンではなく、イングリッシュな印象。

     

     

そして4種目、「熟成スタウト」です。ロースト香と豊潤なモルトの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味がしっかりボディを支える。ローストモルトによる酸味が効く。旨い!ローストモルトの豊潤な香りとボディしっかりのインペリアルスタウトです。

(続く)



黒酢の郷 桷志田
鹿児島県霧島市福山町福山字大田311-2
TEL:0995-55-3231

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桜島を望む黒酢の郷 カクイダブルワリー(その3)

2023-03-18 08:56:17 | ビール紀行(九州・沖縄)
前回の「カクイダブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は5種類ですが、ニューイングランドIPAは欠品中でしたので、4種類の提供でした。

     

     

最初に頂いたのは「ベルジャンホワイト」です。ベルギー酵母とコリアンダーシードによる複雑でスパイシーな香り。モルトの旨味はベルジャンホワイトにしてはしっかりで、しっかり目の酸味が効く。旨い!ベルギー酵母による豊かなエステル香と、しっかりボディが特徴のベルジャンホワイトです。

     

     

続いては「ゆずサワー」。爽やかな柚子の香りと、乳酸と果実による酸味が極めて心地よく調和し、素晴らしい酸味。炭酸は抑え目で、主役の酸味を際立たせている。激しく旨い!柚子の香りと酸味の魅力を十分に引き出したサワーエールです。これは凄いビールに出会いました。

     

ビールを注文すると提供される付け出し。ローストビーフのマリネでしょうか、やや甘いお酢の効いたお味でした。

(続く)



黒酢の郷 桷志田
鹿児島県霧島市福山町福山字大田311-2
TEL:0995-55-3231

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