リタイアじーじの徒然絵日記

定年オヤジの徒然絵日記です。趣味の写真等思いつきで書きます。いい加減な内容も有りますがご容赦ください。。

こぼれ話 その日は突然訪れた。

2022年12月12日 | フランスこぼれ話

その日は突然訪れた。

もう40年以上前です。

当時と現在では状況は違っていると思いますが。
その日、小生パリからストックホルム、そしてストックホルムから地方空港への出張となっていました。ストックホルムには国際線飛行場と国内線飛行場と2つありました。


よってストックホルム到着後、自分で飛行場を移動する必要がありました。距離があり一般交通機関を利用しての荷物帯同移動で結構大変でした。
やっとの想いで国内線飛行場にたどり着き荷物をチェックインしやれやれと思って居たところ、ボーディング時間となり、歩いて飛行機に向かっていたところ、せっかくチェックインした荷物がなんと飛行機の前にデーンと並んでいました。


これには他の乗客もびっくり、もう一度自分の荷物を確認せよ!!との指示で再度自分の荷物を探し確認しました。
やっとのことで、ステップを上がりキャビンに入りビジネス席に着席していました。 

そんなに混んでいないフライトでした。ビジネス席は4ー6列位ありエコノミー席とはカーテンと壁で区切られいました。
乗客も全員乗った様子で後は離陸を待つのみとなりました。

ここで落ち着いて座席を見渡すと、奇妙なことに気付きました。すなわちビジネス席は4ー6列有りながら前2列には誰も座っていません。空けてあるのです。
小生は3列めでした。 なんかおかしいと想いながらもこんなこともあるかもーーー
そして、定時となり出発かと思いましたが、全然出発しません。
30分くらい経っても出発しません。 気配もありません。
さすが、おいおい遅刻は困ると思い始め、とおりがかったスッチー(今風に言えばアッテンダント)に聞いたところ、な!なんと!!!!キングがくるを待っているととのこと。


それから、しばらくしてやんごとなき、王さまがさっそうと一人で登場でした。お付きの人はいなくオーラ目一杯の凛々しいお姿でした。 

なんと小生の前の前の席にご着席されました。手を伸ばせ届く距離でした。スウェーデン王 グスタフ王その人です。小生と同世代と思いました。

一般のエアーライナーに一般乗客と一緒に乗る。それも身元のはっきりしない外国人(小生)の席の前の前席に、、ちょっと信じられない状況だと思いました。また、親近感も感じました。スッチーも普通の乗客への対応で特別な対応はありませんでした。


最近は日本人のノーベル賞受賞がなくそのお姿を晩餐会、授与式で見る機会がありませんが、そのお姿見るたび、あの時を鮮明に思い出します‼️

それつけても、最近日本人のノーベル賞受賞が無いのは残念です。

来年は日本人がノーベル賞受賞すると思われる方ポチお願いします。

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