レポ募集中。。。

柴田あゆみさん(メロン記念日)ヲタの現場レポート

激突!戸川純VS後藤まりこ After_the_Drive_to_2010 後藤まりこと動物園編

2010-09-23 23:26:23 | ミドリ
激突!戸川純VS後藤まりこ After_the_Drive_to_2010 後藤まりこと動物園編

9/20に新宿LOFTで行われた
『激突!戸川純VS後藤まりこ After_the_Drive_to_2010』
に参戦してきました。

 

戸田でT-Pistonz+KMCライブを観た後、新宿歌舞伎町へ移動。
戸田のフレッシュな現場から、一気にオトナの現場へと。
この振り幅の大きさが実に楽しかったりするのです。

入場するとほぼ満員状態。
上の写真でも書いてあるとおり、当日券は若干枚数しかでなかったみたいです。
ステージの方へはなかなか進めず、ロッカー寄りの何とかステージが見える位置を確保しました。


○後藤まりこと動物園
バンド構成はドラムス、ギター、ウッドベース、キーボード、サックス、トランペットと
何やらジャズ的な雰囲気を漂わせる構成。
このバックバンド『動物園』を“後藤園長”が仕切るというものでした。

この構成を見て、一気にテンションうpしましたね。
今回は『ミドリ』ではなく、『後藤まりこ』として登場なので、「一体どんな曲をやるんだろう」と。
そんな期待感の中、ライブがスタートしました。

≪セットリスト≫
01.It Don't Mean A Thing
02.六甲おろし
03.東京GⅠファンファーレ(競馬) → 草競馬
04.リンゴ追分
05.今日の日はさようなら
06.六甲おろし
07.(16ビートの即興)

※あえてセットリストとして挙げるなら、こんな感じになるでしょうか。
 『あえて』と言ったのは、ちゃんと譜面通りに上記の曲を演奏したワケではないので。
 今回は基本、即興で演奏が行われ、その演奏にまりこさんが思うままに歌うというかたちでした。
 
 途中のMCで言っていましたが、今回のセッションの決めごとは2つだけ。
  ①「六甲おろし」を歌うこと。
  ②「ドラムスの竜巻さんが帽子をかぶったら、演奏終了」ということ。
 これ以外はセットリストを含め、全てがノープランというライブでした。

それでは印象に残った曲をピックアップしてレポしていきましょう。

01.It Don't Mean A Thing
演奏が始まるもまりこさんはギターを弾き、歌う様子なし。
演奏の感じから、「おっ!こりゃ即興演奏だな」とすぐにわかりました。
ある程度即興演奏が続いたところで、突然まりこさんがマイクを持ち
この歌のサビである、

 It don't mean a thing

 If it ain't got that swing

 Doo wah, doo wah, doo wah, doo wah

 Doo wah, doo wah, doo wah, doo wah

と歌いました。
ノープランのジャズ即興演奏中に、この曲を歌い出すとは、
まりこさん、さすがだなぁと思っちゃいましたね。
スタンダード中のスタンダードのこの曲、
まりこさんがまさにフロア、ステージに対して
『スイングしなけりゃ、意味ないゼ!』とシャウト。
カッコ良かったなぁ。

スタンダードジャズであるこの曲。
いろんなアーチストが歌っているワケですが、レポ的おススメはコレ↓!

 It Don't Mean A Thing / Chuck Brown & The Soul Searchers
 http://www.youtube.com/watch?v=BYYLITrG1Ys

以前にもチラッと書いたことがある『ワシントンゴーゴー』というかなりコアなファンク。
そのワシントンゴーゴー界においてゴッドファーザー的存在のChuck Brownがカバー。
この強烈なファンクのノリがたまりません。


02.六甲おろし
今回のライブで唯一、歌うことが決まっていた曲。
もちろん皆さんがご存知のとおり、阪神タイガースの応援歌。
まりこさんは大阪出身ということで、大のタイガースファンのようです。

演奏終了後、ラウンジスペースでまりこさんをチラッとお見かけしたのですが、
彼女のアタマにはタイガースの帽子が。
本物です。


03.東京GⅠファンファーレ(競馬) → 草競馬
『六甲おろし』の後、今回のバンドメンバー紹介的なMCがありました。
トランペットの方(スミマセン、お名前忘れました・・・)が紹介を受け、
『東京競馬場GⅠレースのファンファーレ』を演奏。
すると、そのファンファーレに誘われて、まりこさんが突然競馬実況を始めました。
この状況にバンドの皆さんが『草競馬』を演奏し始め、まりこさんの実況をアシスト。
即興演奏ならではの楽しいものとなりました。


04.リンゴ追分
まさかまりこさんが歌う美空ひばりナンバーが聴けるとは!
これは二度と聴けないかもしれないと思う、レアな1曲でしたね。
まりこさんがこの曲をチョイスするぐらいだから、
お嬢(ひばりさんの愛称)はパンクなのかもしれません。


05.今日の日はさようなら
サビの部分をリフレインで熱唱しました。
流れからすると、森山良子さんもパンクなのかもしれませんw


06.六甲おろし
2度目の登場w
困ったときの『六甲おろし』的なw


07.(16ビートの即興)
ココまでは結構ジャズテイストが強い即興演奏でしたが、
“後藤園長”といえばやっぱりROCKだろうということで、
ドラムの竜巻さんが高速16ビートを刻み始めました。
そのビートにノッて、即興演奏が再び始まり、
まりこさんのテンションもさらにうp!
そうなれば、もうアレしかありません。

 (まりこさん)<ぼくは、ロックとかパンクとかジャズとか、ようわからんけど、
          ディス イズ ミュージック!!!!!

と言って、ギターを抱えたままフロアにダイブ!!!
LOFTのフロアを泳ぎながらギター演奏するその姿はシビレましたね。


しつこいようですがもう一回言います。
上記の曲は全て即興演奏。
まりこさんが歌を歌い始めても、決してその歌に合わせ、
その歌の譜面通りに演奏することは一切ありませんでした。
だからこそ、予想のできないおもしろさが満載だったワケで。
いやぁ~イイものを見せてもらったなぁと感動しましたね。

今回のライブは一言で表すとすれば『カオス』。
もう、これ以外の言葉はないと思います。


≪MC≫
・覚悟
今回、戸川純さんとの対バンということで、

 (まりこさん)<今日は戸川さんのファンの方に怒られる覚悟で来ました。

※イヤイヤイヤ、怒られるどころが虜にしていたと思います。


・初対面

 (まりこさん)<今日初めて会う方がほとんどです。

 (ギターの方)<あっ!我々もそうですw

※今回のバンドのメンバーは今日が初対面という方がほとんど。
 なのに、あの即興演奏ができるとはホントスゴイの一言です。
 バンドの皆さんのスキルを高さを思いっきり感じましたね。


後藤まりこと動物園編はこんなところでしょうか。
今回は出演のなかったミドリの鍵盤担当のハジメさん。
フロアでチラッとお見かけしました。
プライベートで観に来ていたようです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« T-Pistonz+KMCライブ @イナ... | トップ | 激突!戸川純VS後藤まりこ A... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ミドリ」カテゴリの最新記事