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「米国に王はいない」 バイデン氏、最高裁判決を批判

2024-07-02 14:11:13 | 米大統領選2024


バイデン氏は最高裁の判断を厳しく批判した=AP

 

【ワシントン=芦塚智子】

バイデン米大統領は1日、トランプ前大統領に刑事責任の一部免責を認めた連邦最高裁の判断についてホワイトハウスで声明を発表した

バイデン氏は「今日の判決は、大統領ができることにほとんど制限はないということを意味する」と指摘し「危険な前例だ」と批判した。

 

バイデン氏は「米国は、王はいないという理念に基づいて建国された。何者も、大統領ですらも法を超越する存在ではない」と強調。

「(最高裁の判断により)大統領の権力は最高裁すらを含む司法に制約を受けなくなる。唯一の制限は大統領だけが自ら課すものだけになる」と警告した。

 

判決により、連邦議会占拠事件を巡るトランプ氏の裁判が11月の大統領選前に開かれ、国民が何が起きたかを知ることができる可能性は非常に低くなったと指摘。

「米国民がドナルド・トランプの行為について審判を下さなくてはならない」と述べ、大統領選が国民の判断を示す機会になると訴えた。

 

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

 

 

前嶋和弘のアバター
前嶋和弘
上智大学総合グローバル学部 教授

ひとこと解説

 

たしかに大統領独裁を後押しする判決です。

今回の判決で、今後大統領が命じる破壊行為や戦争が正当化され、「公務」を使って私的利益を追求する利益相反も認められてしまう恐れもあります。

トランプの方は裁判負担が減って選挙運動に時間がさけますが(裁判費用も軽減)、一方で「独裁者が来る」という民主党側のメッセージの説得力もかなり増します。

いずれにしても悪酔いするような判決で、アメリカの政治史を塗り替えます。

 

 (更新)
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日経記事2024.07.02より引用
 
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民主主義の最大の欠点は、お馬鹿や権力者、新興宗教の教祖などによる宣伝・洗脳での『衆愚政治』
に陥りやすいことです。
 
古代ギリシアの哲学者プラトンも既に指摘していたことですが、インターネットで誰もが簡単に情報発信できる時代。 バカッターが増えるのを見ても分かります。
 
なにがしかの、規制が必要かもしれません。
 
 
 
 


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