近頃のイヤホン・ヘッドホンの流行はノイズキャンセリングだそうです。
ノイズキャンセリング(以下NCと略記)というのは、ヘッドホンにマイクを付けておき、
そこで拾った音と逆位相の音を本体で作り、それと音楽を合成することによって
周りの雑音を消し、プレーヤーの音楽をクリアに聴こうという機能。
もともとは飛行機のパイロット用の技術だったそうです。
もちろん全部の音を消してしまっては色々と問題なので、
電車の走行騒音や飛行機機内での騒音など、低音域を重点的にカットします。
電車通勤率の高い日本ならではのトレンドですねぇ。
うんちくはこれくらいにするとして、NCイヤホンをひとつくらい試してみようと思い、
ビクターのHP-NCX77を買ってみました。
ノイズキャンセリングイヤホンはSONYのMDR-NC22、パナソニックのRP-HC30、
PHILIPSのSBC-HN060など他にも選択肢があります。
MDR-NC22はイヤホンの形状がMDR-EX90SLに似ていて装着感がいいのですが、
ユニット部に音量調節が無いので落選し、パナとPHILIPSのものはイヤーピースが
耳に馴染まなかったのでやはり落選しました。
消去法の結果残ったのがこのHP-NCX77だったわけです。
買ってからまだ2日なので細かい使い勝手などは書けませんが、
現状では「そこそこいいかな」と言った感じです。
NCが効果を発揮する場面、発揮できない場面をまだ掴みきれていないですけど、
電車内では確かに騒音をかなり軽減できてます。
それから意外とスタバでも有効(笑)
周波数特性上、人の声などはカットできないのですが、
店内のザワザワとした空気は遮断してくれました。
もう少し使ってみて、詳しいレビューを上げたいと思います。