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12-60mm/F3.5-5.6購入

2018-05-29 18:24:00 | カメラ・レンズ

3月。年度末の業務が終わったところで、ストレス解消と物欲解放のためにレンズを買った。
購入したのはLUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6ASPH./POWER O.I.S. (H-FS12060)
同じ焦点距離でより明るく高額なパナライカ12-60mm F2.8-4があるので、安い方はよく12-60mm安なんて言われている。

換算24-120mmという広角から望遠までカバーしている上に、防塵防滴に対応。
KマウントにあるHD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WRのm4/3版レンズといった感じである。
ただしセンサーサイズが違うため、12-60mm安は重さが半分以下の210gと軽く、
さらに最短撮影距離も20cmと短くて、撮影倍率もフルサイズ換算で0.54倍と大きいという利点がある。




2か月使ってみての感想は、「これはいろいろ諦めてこれ一本で済ませるためのレンズだな」ということ。
といっても写りが悪いというわけではない。
このレンズを使うときに諦めるべきなのは主に「スペシャルな写り」と「レンズ交換」である。


写りについては安い方とはいえ割とシャープでかっちりしていて、記録を残すには十分すぎるくらい。
パンフォーカスで撮れば、しっかり記録できる。
でも単焦点と比べたら、ボケも小さいしざわついてる感じだし、作品撮りには向かない。


また、ワイド端の換算24mmは高山にでも登らない限りは十分な広さであるものの、
テレ端の換算120mmというのは少々寄り足らないことも多い。
これぞ望遠、というほどには引き寄せられない。

最短撮影距離がワイ端で20cm、テレ端でも25cmというのも使い勝手がよい。
最大撮影倍率は換算0.50を越えるので、テーブルの料理なら全体像でもアップでも思いのまま。
テレ端で花などを撮れるのも便利で、植物園や庭園、登山道など様々な場所で威力を発揮する。
とはいえもちろん、クローズアップの本職であるマクロレンズには負ける。


だからといってこのレンズと一緒に、いくつもの単焦点を持ち歩いてしまえば、
レンズ交換の手間は増えるわ荷物は増えるわで、本末転倒となってしまう。
12-60mm安を持ち出すときはこれ一本だけにして記録に徹するか、
もしくは勝負用として1本だけ単焦点を追加するくらいにしてしまった方が良い。





人に慣れてるやつなら、ネコも撮れます。





これだけ寄れれば十分。



換算24mmあれば、ひとまずなんでも入るはず。





明るいレンズじゃないので屋内はちょっときつくなるが、
それでもテーブルの上の食事を撮るのにも使える。





花だっていける。
ほんと、旅行にはもってこいのレンズ。



後ろボケはこんな感じでザワつくことも。
こういうのは単焦点に任せるべき。





換算24-120mmという広角から望遠までカバーしている上に、防塵防滴だというのも心強い。
しかし手持ちのカメラであるGF9は防塵防滴に対応していないので、このままだと意味はないんだけど。
Panasonicで防滴に対応しているのはG8やG9、GH9などの大きめな上級機。
もしくはGX8で、これがPanasonicのなかでは一番小さい。
それでも485gとそれなりの重さになる。
オリンパスならEM5系から防滴に対応するが、これも400gを越える。

防滴でコンパクトな機種があれば、このレンズをつけっぱなしにして登山用に使えるところなんだけどなあ。
GF9並みとは言わないので、GF9とGX7の中間ぐらいのサイズと重さでできませんかね、Panasonicさん。

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