ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

謙虚にさせた何か

2024-03-27 | 私の好きなこと


先日花を買いに行った時、通りがかりに出会った友人が、先週の金曜日の午後に起こったことをちょっと話したい、と私に言った。それは彼女が夫と小さな息子とでとあるレストランで食事をした時のこと。


友人家族がレストランで食事を終えんとする時、ホームレスの男性が持ち物を満載した小さなカートを引きずってレストランへ入ってきた。外を歩きまわり、明らかにとても疲労し、明らかにお腹が空いていて、また喉も渇いている様子だった。


支払いを済ませた友人一家が帰ろうと席から立ち上がると、その人は彼女たちの前を通り過ぎて、今まで座っていたテーブルに座り、残りのチップスを食べ始めた。


友人たちは、レストランのスタッフが、そのテーブルを片付けるようにお互いに合図しているのに気づいた。 そのまま外に出ると、誰かが「失礼ですが、」と言う声に呼び止められた。


振り向くと、それは友人一家の座っていたテーブルに着席した男性だった。友人はバッグを席に置き忘れていたのを、彼はそれを返すために即座に追ってきたのだった。


友人と彼女の夫は心から感謝を言い、その感謝の気持ちを表すために彼に食事と飲み物を注文した。


「私は自分の善行を宣伝したり、認めてもらいたいと思ったことはありません。困っている方々を助けるように常に努力していますが、それはむしろ、本を表紙で判断しない(見かけで人を判断しない)ことです。 レストランのスタッフは彼が残り物を食べていることに明らかにイライラしていましたが、その間、この紳士はすぐに私のバッグを見つけ、返してくれました。


帰り道の車の中で、私は6歳の息子に何が起こったのか、他の人を助けることの大切さ、そして自分に住む家と食べるものがあることへの感謝の気持ちを説明していました。


さらに屈辱的でイライラする展開となったのは、2日後、財布の中に持っていたことを忘れていた現金50ドルが入っていたことに気づきました。 彼にあげればよかったと心から思いました! 彼は簡単にそれを受け入れること(勝手に拝借すること)ができたでしょうが、彼はそうしませんでした。 私は子供に優しさの大切さを説明することに集中しすぎて、そもそもバッグを確認することなど頭に浮かびもしませんでした。」


この世界は、良くても残酷で厳しいものだが、本当に美しく正直な心も存在するのだ。


誰かの一日を少しでも明るくするために、私たち全員ができるときにできることをしてみたいものだと思いつつ、友人にその経験を分けてくれたことを感謝して帰途についた私だった。



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3 コメント

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Unknown (aromadeyui)
2024-03-27 17:15:48
ままちゃん、こんにちわ
時々、こういった話を教えていただき、ありがとうございます。
神様は啓示のように、偶然とも必然とも知れぬ出来事を見せてくれるのだな、と
やはり、外に出て人と触れることが大事だな、と感じます。
ありがとうございました。^_^
aromadeyui様 (ままちゃん)
2024-03-28 11:51:30
コメントをありがとうございました。
aromadeyui様は、お料理にベイキングに石鹸やいろいろな物を手作りなさり、お忙しそう!アロマオイルやセラピーにももちろんお詳しく、頼りになります!!
このブログ記事を書いていた時、aromadeyui様の公共交通機関で、貴女のご好意に対して聞こえよがしに批判をした女学生方のことを思い出していました。その若い方々は、本当に残念なことでした。
Unknown (necydalis_major)
2024-03-29 06:56:45
だんちょう

おはようございます。
素敵なお話です。
自分もいつでもこう有りたいと
思いました☺️

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