ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

焦点をあてる

2017-11-14 | わたしの思い

こんな話を聞いた。

 

ある12歳の少年が、大病を患った。闘病中苦しい治療を耐え、ようやく小康を得た少年は、見舞客の一人に、こう言われた:「こんな大きな試練をお与えになる神様は、よほどあなたを愛していらっしゃるのでしょう。これは、ギフト以外の何物でもないと思いますよ。」 少年はただ微笑みを浮かべ、何も言わなかった。するともう一人は、「こんな試練は、何かの罰だったのでしょうか。あなたは良い子なのに。」 少年は、再び微笑みを浮かべて、穏やかに言った。

 

「僕は、この病気がギフトでも罰でもないと知っています。この病気になったのは、僕が人間だから(mortal)で、人間はいずれ死ぬ運命にあるからです。それだけです。だから僕は良いことに焦点をあてて生きているのです。」

 

 明けない夜はない

 

 


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2 コメント

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はじめまして (亜矢子)
2017-11-14 02:38:02
ブログにご訪問&コメント頂きまして、ありがとうございます。
私も人間で、今のような運命を授けられているのでしょうか。
色々考えてみています。
お写真後の『明けない夜はない』に励まされ、前へ進みます。
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Unknown (ままちゃん)
2017-12-07 01:20:25
コメントをありがとうございました。亜矢子さんは、一人ではありません。私はお会いしたこともないのですが、あなたのことを心に留め、思いを寄せます。あなたの暗い夜も、明けますように。
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