ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

2019-02-27 | 人間性

empoweringparents.com

 

 

 

 

かつて癇癪持ちの少年がいた。彼の父親は息子の釘の袋を渡し、彼が癇癪を起こすたびに、塀の後ろ側に一本づつ釘を打ちなさい、と言った。


最初の日、少年は37本の釘をフェンスに打ち込んだ。次の二、三週間で、彼は怒りを抑えることを学んだので、日毎打った釘の数は徐々に減っていった。彼はたくさんの釘を柵の中に打ち込むよりも彼の気性を穏やかに保持する方が簡単であることを発見した。


ついに少年が癇癪を起こすことがなかった日が来た。彼は父親にそれを言ったところ、父親は息子が癇癪を起こすことなく1日を過ごせたら、その日一本の釘を抜くことを提案した。日が経ち、少年はついに自分の父親に塀に打ち込んだ釘がすべてなくなったことを伝えられた。


父親は息子の手を取り、柵へと連れて行き、言った。「息子よ、お前は上手にやった。でもフェンスの穴を見てご覧。フェンスは決して元のようではない。お前が物事を怒りを持って対処すると、それはこのように傷を残す。人をナイフで刺して、それを抜ける。でも傷はあり、お前が何度すみませんと謝っても、それは残っているのだよ。」


そのとき小年は自分の言葉がどれほど強力であるかを理解した。彼は父親を見上げて、「僕がお父さんに開けてしまった穴を、お父さん、許してくださるのを願います。」と言った。


「もちろん許せるよ」と父親は言った。


それは必ずしも怒りではなく、それは人の行動一般である。人生に「新たなスタート」はない。新たな始まりはないのだ。許しは多くの人々にとって容易だが、過去の傷は、決して消えない。今日あなた自身の言動に気をつけることである。何故なら、その価格は、報酬の価値が一つもないことがあるから。


melanieslibrary.com


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