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ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

笑顔を浮かべさせる

2021-10-05 | 家族

redbubble.com

 

 

 

 

2021年9月15日 ナレルさんはつぶやきました。

うちの子供たちは毎日わたしに笑顔を浮かべさせます


半年前、私は乳がんと診断されました。

幸いなことに、早期に発見されたので、私は健康を取り戻すでしょう。 今私は癌治療薬を一日一錠癌が戻らないために服用しなければならず、毎日ちょっと苦労していますが、今朝目が覚めたとき、私の子供たちは、わたしのピルボックスに小さな助けの手をかけてくれたのを見つけました。

これです。毎日の割り当て分に、錠剤の代わりにチョコレート片とM&Mがいれてあります。回復間違いなしです。

 

 

この子たちは毎日私の顔に笑顔を浮かべさせてくれます。

 

 

 


嵐に

2021-09-07 | 家族

ハリケーン「アイダ」に吹き飛ばされた(ように遠出した)二人。

 

 

フロリダ州に住んでいた頃に、大きなハリケーンアーマがフロリダ周辺を今にも襲いかかるかと言う時、三男一家は、ワシントンD.C.のスミソニアン博物館群を訪問することに決めた。

住居は丈夫なコンクリートの集合住宅の二階だったので、家に籠もって激しく吹き荒ぶだろう雨風を窓から恐る恐る眺めるよりも、恐竜や絵画などを眺めたいと思ったからだった。ワシントンD.C.は晴天で一家は各モニュメントも訪ね、思いがけないヴァケイションを過ごせた。

今回の、ルイジアナ州に多大な被害をもたらし、熱帯性低気圧となっても東部州に大雨・洪水を起こした猛烈アイダは息子たちの住む州を多少掠めていく気配があった。その週の金曜日から夫はWeather Channel(気象チャンネル)をしょっちゅう観ては、三男一家のことを心配していた。日曜日に心配して携帯電話に連絡をした夫に、「今アトランタから戻るところなんだ。」と三男は言う。5歳の息子が、サンフランシスコ・ジャイアンツ球団の大ファンで、近隣のアトランタで試合があるのを知り、行きたがっていたので、と言う。

二人は早朝5時間半運転してアトランタの球場に到着し、ジョージアにも少なからずハリケーンの影響があるので、人影まばらな切符売り場に並んでいると、ある紳士が近づいてきて、切符を差し上げましょう、と申し出たと言う。

訝かしげな顔をした息子に紳士は、「XXX航空の特別企画で親子でお越しの方々への招待券です。席も前から二番目でして、お好きなお飲み物やお食事もどうぞ。すべて弊社からのプレゼントです。どうぞお楽しみください。」と信じがたい申し出、そして席まで案内もしてくれたそうだ。

きちんとお礼を述べて親子は、ありがたく食事を楽しみ、特等席で試合を親子で楽しんだと言う。肝心のジャイアンツは、ブレイブスに9対0で負けてしまい、残念、でも5歳児はとても喜んで観戦したそうである。

試合後再び5時間半かけて元来た道を運転し, 5歳との父子対話を楽しみながら帰宅した。何よりも一家みな無事でよかった。

そしてこの日曜日、教会は閉鎖され、息子たち多くの会員は隣の州ルイジアナへ救援活動に参加するため赴いた。コロナが猛威を振るおうが、反ワクチン者やノーマスク者が騒ごうが、自然が狂おうが、地球はいまだ周り、人々の人生は移ろうのである。この世は試練の場。花も嵐も踏み越えてせっかく観戦しに行っても、あっさり負けちゃうサンフランシスコ・ジャイアンツとて、これも人生なのである。できる時にできることをして、良い思い出を作りたい。何故なら、この世で作る思い出だけがあちらの世へのお土産になるのだから。

 

ハリケーン・アイダでは、ママとお留守番だった長女と次男。あなたたちのパパはこの次のハリケーンでどこへ飛ばされるのでしょうね?

 

 

 

 


頑張って

2021-04-28 | 家族

 

 

 

今年は、子供の3人に、新しい門出となる移転があり、まず末娘夫婦は先週末無事にこちらへ引っ越してきた。夫がとうとう法学部を卒業し、7月の司法試験、10月の発表まで、父親の弁護士事務所で勤務する予定である。日曜の午餐で、末娘達は、「もうサンディエゴへ戻らなくてもいいのかと思うと不思議な気持ち」などと話していたが、しばらくはゆっくり休んで、7月の大きな試験に備えてくれればよろしい

 

サンディエゴのアパートのお掃除のお手伝いで鏡磨きをする孫#7、1歳9ヶ月。

 

先週金曜日は、次男の妻の父親がスエーデンからレンタルトラックでフランクフルトへ向かう予定だったが、なんとその週の初めCovid-19に感染していることがわかり、咳、熱などの症状が現れてしまった。急遽二人の息子、次男の義弟達がトラックを運転してきてくれ、翌朝荷物を運んで行ってくれたと言う。すでに妻子を前週にスエーデンへ飛ばせた次男は、今週の半ばにドイツを後にして、南スエーデンへ運転して行く。

次男が5月から勤務するコペンハーゲンの新しい会計・税理監査会社は、世界的な規模で、これから次男の仕事がどのように展開していくか楽しみである。次男家族はスエーデンのマルメに居を構え、海峡にかかる橋梁鉄道でコペンハーゲンへ通勤する。妻の実家にも遠くなく、それは私たちにとっても安心なことである。

さて、次男の義父の感染に、直ちに多くの家族、親戚、友人、知人、教会に集う人々が、彼と家族のために祈り始め、勿論私たち夫婦や子供達家族もみな早い回復を祈ってきた。すると先週末には、熱が尽くひき、快方に向かっていると良き知らせが来た。彼は、そうした祈りの力が感じられ、心から感謝していると伝えてきた。これは本当に嬉しい知らせだった。

 

 

 

まだ見ぬ孫#3と#6にも近々会えそう。

 

そして長男家族も夏にはこちらへフロリダから戻ってくる。3年間のフロリダでの眼科研修を終える長男は、南カリフォルニアの医大で、角膜専門研修・フェローシップ(奨学金給費研究員)を受けて、眼科手術と研修を続けながら大学で講義を教授する。これに伴い医大と医大病院は引越しに関する費用を負担し、長男は少々肩の荷が軽くなったようだと言う。

カリフォルニアのこの医大でのフェローシップが第一志望であったから、選ばれた時は、息子は半信半疑ながらも、心から喜んだ。フロリダでは小児眼科や在郷軍人病院で貴重な体験をいくつもし、学んだことは大きかったようである。専門のある医師になるには長い時間がかかるが、そのかかった時間と経験は、非常に貴重であることだろう。

 

フロリダのこの孫#4にも近くなる。

 

このように我が子5人のうち3人が、今年新しい出発をする。抜け殻のような老親(夫と私)は、ただひたすら応援し、安全を祈り、確実に彼らが一歩づつ進んでいくのを見守るだけだ。一旦親になると、親の役目は違っては来ても、いつまでも心配の種は尽きず、いつまでも親なのだ。親は子の肥料だと言うことも実感するが、そう大した肥料ではないから、実際は、子供達自身がたくましくやってきているだけだろう。

Covid-19のワクチン接種は、私たち夫婦や子供達の4組が2回目を終え、残るはヨーロッパの次男夫婦だけである。そして今週初めに、EU(ヨーロッパ連合)は、ワクチン接種を完了したアメリカ市民は渡欧できるとニュース報道があった。来年こそは、次男家族に会いに行けることを希望している。次男のところの孫#3と#6には私たちは一度もあったことがない。計画していた渡欧は、パンデミックで延期になり、去年ほど欧米間の距離を感じたことはなかった。

今現在インドを始めとして、まだまだその猛威を振るうCovid-19。それが来年末までには終息し始めることを願い希望している。先回のパンデミックは、おおよそ2年で終息したが、今回も終息が早い事を祈っている。今現在、切に願うのは、日本での接種状況がスムーズに行き、多くの方々が、ワクチンの恩恵を受けられることである。そして願わくば、ワクチンによる深刻な副作用が、起こらないように、である。夜明けはすぐそこなのだから。

 

bloomthis.com

 


新しい門出とこの頃

2021-04-01 | 家族

Tivoli Garden, Copenhagen, Denmark

また行ける日も。

 

 

 

夫と私は、無事第2回目のワクチン接種も済ませ、職業柄長男、三男、長女の夫も三月末までに済ませた。4月からは、16歳以上から大人までの接種も始まるカリフォルニア州で、1日には長女も済ませた。夫と私はモデルナ社のワクチンで、残りはファイザー社のワクチンである。心配なのは、ドイツに住む次男一家である。いまだ感染もせずに、次男は昨春からずっと自宅勤務で、4歳孫娘はデイ・ケアへ通い、もうすぐ2歳の孫息子も、そのママも健康に過ごしている。ドイツはアストラゼネカ社のワクチン接種は60歳以上に限定となり、まだ若い次男一家は結局無接種のまま5月第一週にはスエーデンへ移転する。

これは世界最大手の監査法人会社のコペンハーゲン・オフィスに招聘されての転職である。ドイツには3年勤務したが、次男の妻は、スエーデン人で、元々次男はスエーデンで働くことを計画していたので、これでその一歩が始まる。オフィスはコペンハーゲンだが、おそらく住むのはオーレスン・リンク、つまり鉄道と車道の併用橋と併用海底トンネルを越えたスエーデン側にと計画している。鉄道を使用すれば、マルメかルンドとコペンハーゲン間の往復で、月€300以下で通勤できる。これは東京ー横浜間の鉄道定期の額よりも低額ではなかろうか。

コペンハーゲンは、ニューヨーク市を超える物価の高さで定評がある。それと、南スエーデンのスコーネ地方には、三男の妻の実家があるので、何かと安心な点もある。何よりも、たった一人きりの娘家族が近くに越してくることは、彼女の両親始め、4人の兄弟を喜ばせている。

もう少しでこの孫たちにも会えそう。

 

この次男の新しい門出は、思いがけない朗報だったが、この他にもいくつかこの春から初夏に、我が家の子供たちの何人かも新しい道を切り開いていく。

長男は3年間のフロリダ州での眼科医研修期間をこの春終え、次は南カリフォルニア州の大学病院眼科医として、また大学教授として勤務することになった。同時にそこでは専門とする角膜についてフェローシップを受ける。長男の第一志望の大学であったので、知らせを受けた昨年12月は、長男にとっても私たち両親にとっても、一番のクリスマス・プレゼントとなった。

現在は6月の現研修の終了まで、在郷軍人病院や、小児病棟眼科で多くの手術を含む治療をこなしている。すでにいくつかの眼科から仕事のお招きも受け始めているのは、本当に不肖の親としては有難いことと思う。

やっとカリフォルニア州に戻ってくる孫娘4歳。

 

末娘の夫もこの6月法学校を JD(法学博士)を持って卒業する。卒業まで、博士論文執筆と弁護士の父親のもとでインターンもしている。2年前からオレンジ郡コスタメサの弁護士事務所でインターンシップをしながら、法文や法例の分厚い書物に埋もれて勉強にいとまがなかったが、それでも妻子との時間を非常に大切にして、また人を助ける時間も惜しまない。その一例が先週末我が家で起こった。

この孫息子1歳9ヶ月のパパは、お助けマン。

 

我が家の二頭のハスキー犬が珍しく吠えるので、様子を見ると、あっという間に大木となった桑の木と木塀の間に、大きなオポッサム(あるいはポッサム)が挟まっていて、動きが取れない様子。犬が吠えながら近寄るたびに、大きく口を明けて威嚇している。口が開いているかいないかで、非常に形相が変わる動物で、どうしたらそこから抜け出させようかと、アニマル・コントロールに電話をかけても、留守電ばかり。

たまたま春休みで帰郷していた末娘一家。義理息子に相談すると、二言目に言われたのは「今すぐ行くから。」だった。彼は本当に5分もするかしないかで我が家に到着し、手袋をし、箒をもち、桑の木のそばへ近づくと、まず木塀を押して空間を作り、オポッサムが動きやすいようにしてやった。翌朝までには、オポッサムはそこから消えていた。よかった!無事誰も怪我もせず、解決した。

あとで長男に電話をすると、「オポッサムは、低体温な動物なので、狂犬病ウィルスは、活動できず、狂犬病ウィルスのある(オ)ポッサムは極端に珍しいよ。でもその他の雑菌やノミ、シラミ、ダニなどもいるから触らぬ神に祟りなしだね。」と言った。やはりね、威嚇で大きくお口を開けて、たくさん鋭い歯を見せてくれたもの、誰も触りたくはない。

ちょっと見には、「わー、可愛い」とも思えるが、

噛まれたら怖い細かな鋭い歯をしっかり持っているオポッサム。逃げていってくれてありがとう!

 

さて夫も私もいまだしつこくフルタイム職があり、夫の場合、全面自宅勤務で、弁護士や各支店長に会うことで、社会的コネクションを保っている。ワクチン接種も終了したので、4月からは、教会へ戻れる。今までズームでの集会で、もどかしいことが多々あった。マスクや社会的距離を保って健康を維持しながら一年前の状態に戻りたい。

その間7人目にやっと男児を授かった知人や、Covidー19禍においても重大な手術を受けねばならなかった方のご家族への食事を用意する機会があってうれしかったが、これからの一年はゆっくりと気をつけながら、「社会復帰」をしていきたい。そして願わくば来年には、待望の次男一家を私も大好きなスエーデンで訪問したい。そしてまず目先のゴールは、再びトレイルに戻り、歩くことである。

 

この孫息子たちもこうして外で遊べられる。6歳の孫は、対面授業も始まった。幼稚園を5月で終えるが、去年からテストの結果一年生の授業も取っている。ちなみにメガネは勉強のしすぎではなく、目の筋力を鍛えるための眼科的措置である。

 

 

 

 

 

 

 


育つ人たち

2020-11-19 | 家族

 

 

とうとう今週火曜日からカリフォルニア州の多くの郡がCovid-19感染段階最低の紫層に逆戻りしてしまった。ホリデイシーズンに入らんとする時なのに、家族には痛手である。家族の集まりも控えめにと言われているし、市によっては市内の出入りも厳しく規制するようだ。ここまで感染せずに頑張ってきたのに、いっそ感染のひどい地区へ行き、罹患して抗体を作ってしまえ、というやけっぱちのような人が多いのには、今更ながら驚く。水疱瘡ではないのだから、生還する確率が100%ならいざ知らず、是非短気を起こさないでほしいと願う。年齢に関係なく、致死は起こっているのだ。

そんな鬱々な空気の中、子供たちが次々と孫たちの写真を送ってくれる。それを一枚眺めるだけでも非常に和むのに、9人分だから、飽きもせずに日がな一日眺めてしまう。それは希望を感じさせるからだ。他人の孫の写真など、いらぬ、というお方もいらっしゃる故、今日のペイジはスキップなさってくださってもよろしいと、前もってお断りしておきます。

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下の女の子は、3歳の孫#4。これはフロリダ州のサラソタで、大好きなミルク(週に1、2ガロンの牛乳を消費する子である)の「もと」に出会った時のもの。

ミルク大好きなZは、活発。

眼球筋肉の弱い部分を矯正するため、この秋メガネをつけ始め、Zはこのメガネが大のお気に入り。筋肉矯正が必要と診断したのは、Zのパパである。

3歳でもすでに銀河系など宇宙に興味を持っている。スペースXの打ち上げ、見られたのかしら。

サラソタの浜辺でもっともっと広い世界を眼鏡越しでも見たい人。

#9のテニスンはすでに生後2ヶ月。よく眠る。

孫#9は姉#5、兄#2の弟。#5ドテイは別名「ネズミ姉さん」。彼女も3歳。今一番お気に入りの絵本を読んでいるつもり

この恐竜ケーキは孫#2ユーリーの5歳の誕生日に。

この子が#2ユーリーで、#5と#9の兄。恐竜に夢中なお年頃。

去年生まれた孫#7はなんでもよく食べ、この子もミルクが大好き。片えくぼの可愛い男の子で、常に機嫌が良い。コスタメサのビーチで。

孫#7。背景はまるでゴミ処理場のようだが、一応ここはサンデイエゴのコスコ店内で。

#7のお気にいりの人間は、ママ。ラインならスタンプの「だよね〜」が使える。

去年最後に生まれた孫#8で孫#1の弟。ベイビーヨーダをやっているベイビーキャスパー。このタグボートのオモチャは三男のこのくらいの歳にプレゼントしたもので、一つも壊れたところもなく、孫たちのお気に入りのオモチャ。

誕生日写真でおすましなキャスパー。

初孫#1は、今週6歳になる。暇な時は、ノートと鉛筆を持ち出して、何をするかと思えば、「数学」。掛け算もできる。学校はテストの結果、飛び級させては、と勧めたが、両親は、同学年の子供たちと一緒にするために、今年は飛び級は断った。この孫も矯正用メガネを去年から装着。カウチのクッションをご覧の通り、スターワーズの大ファン。パパの影響大。

ドイツ生まれの孫#6。来月で1歳半に。孫#3の姉と仲良し。この子は、次男の長男だが、次男のこの頃によく似ている。

#6。フサフサな髪も次男そっくり。

孫#3で、孫#6の姉娘。ココは大の弟思い。歩く時は率先して弟の手を握る。スエーデン語と英語で弟に歌を歌うのが大好き。気のいいお姉さん。下の写真は夏にスエーデンで、右の従兄と遊んでいるところ。

#3の孫娘も、勿論プリンセスの1人。孫娘は3人しかいないが、心を和ませる3人孫娘たちである。

 

おしまい。ここまでお付き合いなさっていただきありがとうございました。