北原鈴淳 琴古流尺八教室 in八王子

尺八の音色は心を癒してくれます。

演奏すれば「無」の境地になれ、演奏が終われば満足感、充実感が得られます。

西新宿シニア活動館で演奏

2015-11-20 17:05:00 | 音楽・日々是尺八
11月18日に西新宿シニア活動館にて、尺八ミニライブをしてきた。40席がほぼ満席。

月に一度「つのはず友遊カフェ」という催し・イベントがあり、地元の角筈地区の方々が参加できる。会費は200円で飲み物とお菓子がいただける。

昨年も縁がありそこで演奏をしたのだが、今年も楽天からでは無いが「オコエ」がかかり、演奏をしてきた。トークと尺八独奏である。

簡単に内容を知らせようと思う。もちろん演奏そのものでないのは勘弁願いたい。

プログラムは民謡の「こきりこ節」で始まった。
今回は尺八で民謡・文部省唱歌・ポピュラー・クラシック・歌謡曲・邦楽曲の中から選曲してみた。

「こきりこ」は長さ7寸5分(約23㎝)の竹で作った民族楽器。2本持って打ち鳴らして踊り歌う。

2、「月の砂漠」 加藤まさを作詞、佐々木すぐる作曲。千葉県の御宿海岸に、2頭のらくだに乗った王子様とお姫様が建てられていると言う。一番をニ短調で二番をト短調で演奏。

3、「秋の夜半」ウエーバー作曲。オペラ「魔弾の射手」序曲で佐々木信綱作詞。一番をヘ長調で二番をハ長調で演奏。尺八に良く合う。

4、「アメイジング・グレイス」 イギリスの牧師が作詞した讃美歌

5、「ラ・ノビア」 チリの作曲家ホワキン・プリエートが作曲。1962年ペギー葉山がブラジルでこの曲を知り、あらかわひろしが日本語に翻訳してヒットした。本意でない結婚を前にした女性の悲しみを歌った曲。演奏している私が泣かないように頑張った。

6、「G線上のアリア」 バッハ作曲。バッハの死後の1871年、管弦楽組曲をバイオリンのG線のみで弾けるようにドイツのバイオリニストが編曲した。
この曲を本年8月にミューザ川崎で上野耕平氏のソプラノサックスで聞き、実に素晴らしい曲だと深く感銘して、是非演奏したいと思った。

7、「王将」 餃子の王将ではありません。
村田英雄が西条八十宅に何度も足を運んで作詞してもらった曲。尺八に合っているので昨年に続いて演奏。前奏と間奏もあり、二番まで。

8、「浪花節だよ人生は」 歌詞を「肩を抱かれて」と歌いだすと途中で「アレ?」となるから注意。前奏と間奏もあり、二番まで。

9、「春の海」 言わずと知れた宮城道雄作曲の名曲。もちろん箏の前奏部も尺八で演奏。この曲は一尺六寸管で前半の部分まで。

ここで、「皆で歌おう」という訳で、あらかじめ歌詞を配っていただいた「四季の歌」と「ふるさと」。

最初に一通り尺八で演奏をして、「四季の歌」は当然4番まで。「ふるさと」も同様に演奏した。皆さんしっかりとした歌声だった。

私の演奏は午後2時30分から始め、3時15分に無事終了した。

私もコーヒーをいただき皆さんと歓談したのだが、中には長野県出身者もおり大相撲の御嶽海の活躍の話で盛り上がった。昨年まで西新宿で働いており、知り合いもいらっしゃったので、楽しかった。でも、「まさか尺八をやっているとは知らなかった」と言う人もいた。

外へ出ると雨がポツポツと降り出していた。

その後は急いで、新宿から中央線で友人が待つ国分寺に行く。国分寺は初めてで4時30分の約束にピッタリ。

調べてあった南口の地下の居酒屋に行く。久しぶりの再会を楽しんだ。

ところが、若い女子会の4人が近くで大ジョッキを立て続けに2杯くらい飲んでおり、甲高い大声と笑いがうるさく、こちらも負けじと大声で話したので疲れてしまった。

当方、共に近況と愚痴を言いながらも、周りが余りにもうるさくて7時前には退散を余儀なくされた。

外に出たら、雨は土砂降りであった。


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