唐辛子パワーでブンブンブン!!!

韓国・ソウルにて仕事に家事に奮闘中!
モットーはがんばりすきず・なまけすぎず

アジュンマ(おばちゃん)

2006-08-13 | 韓国のあれこれ


韓国では結婚するとだれでもアジュンマ(おばちゃん)と呼ばれる
まだ若いとか、きれいとか全然関係なく ”結婚している=アジュンマ” である。
これってすごいヤダ
私なんてまだ26歳なのに、なんでアジュンマなんだと常日頃疑問に思っている。
マンションの警備員おじさんやおとなりの子供たちに”アジュンマ”といわれ、思わずにらみつけてしまう。おじさんや子供に罪はなくともそれだけは許せない
今日、ふと思い出したんだけど、去年の冬そのせいでちょっとした出来事が・・・。

寒い冬のある日、市場へお買い物に行った。
市場を歩いていると、後ろから”アジュンマ~”と声をかけられたような気がしたんだけど、”まさか私のこと 私がアジュンマ そんなはずないよねぇ”と心の中でつぶやきながら、無視して行ってしまった。 
次の日、出かけようと思って準備をしていると、愛用の手袋が片っ方だけなくなっていることに気付いた。旦那サマからプレゼントしてもらった手袋が・・・ ぐすん
どこで落としたのかなぁ・・・、昨日市場でお買い物している時は確かにあったような・・・あっ 昨日市場でおじさんに”アジュンマ~”と呼ばれたような気がしたのは、もしかして私が手袋を落としたのを見て拾ってくれたのかも 
ショック
何がショックって・・・手袋を落としたことよりも、あの”アジュンマ~”がまさか自分のことだったとは・・・ 
あの時、振り向いていれば、手袋は戻ってきたかもしれない・・・。 
でも、私はアジュンマじゃなぁい(その時は結婚もしてなかったし。) 
私の心の中は乙女心と手袋を落とした悔しさが入り混じってとっても複雑な気持ちに。
後からお友達に聞くと、市場でお買い物する人はだいたい主婦が多いので、”アジュンマ~”と呼ばれる率が高いらしい。しかも、あの時はかなり暗かったし、市場特有のあの黒いビニール袋(韓国の市場では袋がなぜか決まって黒色)をもっていたら主婦にみえるよね、と一生懸命自分をなぐさめていました
ま、結婚した今でも”アジュンマ~”の呼び声には、絶対振りむかないけどね。
こりない私

写真・・・ソウル・チョンノにある広蔵市場

 


整形大国

2006-08-06 | 韓国のあれこれ


昨日おうちでを見てたら整形手術に関するドキュメンタリーが始まったのでちょっと見てみた。
この時期、夏休みを利用して美容整形する高校生が後を絶たないらしい
整形のために一生懸命アルバイトしてお金をためる子もいれば、親に勧められて母親と一緒に病院へ来る子もいる。
なんか、親がわが子に整形をすすめるなんて私にとってはホントありえない話なんだけど・・・ここ韓国ではごく普通

実際に目と鼻の手術をする高2女子学生のはなしを聞くと

「始めはする気なかったんだけど、まわりの友達がみんなしてすごくきれいになっていくのを見たら自分もしたくなっちゃって・・・。それに、今ぐらいの年にするのが一番きれいに仕上がるって聞いたので・・・」だって

高2でまわりの友達がみんなしてるってホントすごいよねぇ
一緒に来たお母さんにレポーターが「娘さんの顔、どうな風にしあがってほしいですか?」って聞いたら
「自然な感じで、きれいに」だって
整形するのに、自然にってどういうこと?手術する時点でめちゃめちゃ人工なんですけど・・・ おかしな話だねぇ。

実際にわたしの韓国人友達の中にも、整形した子いっぱいいるしねぇ。
韓国の芸能人で整形していない人はいないっていうし。
始めは顔みても、全然したかどうかなんて分かんなかったんだけど、
徐々にわたしも観察力が増して来て、だんだん分かるようになってきたの
最近の趣味は地下鉄のなかでまわりをみて整形した人を探すこと。かなり悪趣味かも・・・
でも、よく見てみるとびっくりするぐらいたくさんいるんだよねぇ、これがまた
してみるとかなりおもしろいので、地下鉄よく乗る人にはおすすめ。


韓国って「男=お金、女=外見」っていう風潮が日本の比にならないほど強い気がする。
でも、それってすごくすごくザンネンなお話だよねぇ。
社会全体がもう少し広い視野をもって、ひとりひとりがもつ個性とか能力とかいろんな部分を見て判断するようになったらいいのになぁ、なんて思う。
私的にはこれ結構深刻な社会問題だと思うんだけどねぇ・・・
なかなか変わりそうにないなぁ

 

(写真・・・ソウルの繁華街・ミョンドン)


初チェサに参加

2006-08-05 | 韓国のあれこれ

猛暑が続く旦那サマ夏休みの三日目、とうとう恐れていた日がやってきました
それは初の ”チェサ”。。
チェサとは日本の法事にあたる行事。
アルクに詳しく説明してあったのでちょっと引用してみます。

 日本では、亡くなった人の法事を1周忌や3回忌以後は歳月を置いて数回しかしませんが、韓国の儒教では、毎年5代前の祖先まで、なんと年に10回も命日を祭ることになっています。儒教は、朝鮮王朝の建国理念・統治理念であったと同時に、冠婚葬祭をはじめとして、両班(ヤンバン=貴族)社会の生活方式と各種の儀式を定めた規範でした。現代では、儒教的な伝統行事はだいぶ減ってきましたが、社会的習慣としてしっかり残っているものの代表例が日本の法事にあたる祭祀(チェサ)です。

 韓国の儒教の中心となる「親に対する孝行」は、生存中は誠心誠意親の面倒を見ること、亡くなってからはチェサを通して祭ることをいいます。つまり、チェサとは親が生きている間にし尽くせなかった親孝行を補うという意味で、韓国人の精神文化を支える重大な行事なのです。チェサを通じて韓国人は自分のルーツを振り返り、あわせて祖先のめい福と一家の繁栄を願います。また、血縁を重要視する韓国人にとって、チェサは同じルーツを持つ親族を束ね、同族意識を高める役目もあるのです。

 チェサは、基本的にすべての子孫が長男の家に集まり、命日の始まり、つまり当日の午前零時、夜中に始めます。参加する者の次の日の予定などは関係無しですし、何人かのご先祖さまの分を1回にということも原則としてしません。チェサのための特別な食べ物を驚くほど大量に用意し、儀式が終わると親族や隣近所の人々と分け合って食べます。

 お供え物の準備のため、長男の嫁をはじめとして女性陣がとくに大忙しのチェサですが、参加資格は男性だけでした。そのため、女性は準備はしますが、参加はできません。祖先を敬う韓国で、生きている子孫より亡くなった祖先のほうが上というのは、むしろ当然のことですが、女性に参加資格すら与えないところに韓国社会の男尊女卑の伝統がうかがわれます。

 昔と比べればチェサもだいぶ形式的になり、女性の参加を許したり、遠くの親せきが参加できないため、お供え物の量もかつてほどは大量に用意しない家も増えているようです。ただ、長男の嫁である限り、このチェサのじゅ縛からは逃れられません。女の子を持つ親としては、できればこんな大変な行事が年中ある長男に娘をやりたくないのが正直な気持ちでしょう。チェサをしないキリスト教の信者が韓国で増えている理由が、このことと関係があるといわれたりするのも、それだけチェサの負担が大きいことの裏返しなのでしょう。

  「チェス」とその供え方 「チェス」とその供え方
 チェサのために特別に準備する食べ物を「チェス」といいます。普通の韓国料理と違って唐辛子やニンニクを使わないのが特徴です。飯西羮東(ご飯は西側、スープは東側)、魚東肉西(魚は東、肉類は西)、頭東尾西(魚の頭は東、しっぽは西)、紅東白西(赤い果物は東、白い果物は西)などの決まり事にそって供えます。なかなか難しそうですね。

なんか、読んだだけでも韓国のお嫁さんたちにとって末恐ろしい行事であることだけは理解できる・・・
韓国人の旦那サマをもつお友達に聞いても”ホント疲れるよう~”と散々脅かされてきたし。
できれば行きたくない・・・
シオモニ(義母)も”せっかくの夏休みなんだから、予定があるんだったら一緒に行かなくてもいいわよぉ” なんて言ってくれてるし・・・。
ダメ嫁な私は”じゃあ、お言葉に甘えて~”とホントどこかへ言ってしまいたかったんだけど、親孝行な旦那サマがチェサを差し置いて旅行に行くなんてことする訳もなく・・・行ってきましたよ、ぼっ~とするぐらい暑いなか、シオモニの故郷・全州へ

今回のチェサはシオモニのお母さん、なので旦那サマのおばあちゃんの命日です。
上では「何人かのご先祖さまの分を1回にということも原則としてしません。」って書いてあるけれど、シオモニのうちでは祖父のチェサもかねて一年に一回しかしないそうです。ちょっと安心

全州はソウルから車で2時間ぐらい南にいったところにあります。
全州といえばビビンバなど、とにかく食べ物がおいしいところで有名。全州出身っていえば”じゃあお料理上手でいいわねぇ”なんて言われるらしい。なんか、出身地だけで料理上手と言われるなんてお得だなぁなんて思ってしまう私。
とにかく、旦那サマは全州に行けばおいしいものがたくさん食べられるって思っているので、なんか行くのも楽しそうなんだけど・・・私はというとかなりブルー
どんなにおいしいものが食べられると言っても、私はおうちでカップラーメンすすっている方がよっぽどいいわぁなんて心の中で叫びながら、5時半起床で出発しました
朝早起きしたせいでめちゃくちゃ眠い。とにかく眠い。でも、旦那サマのご両親いる前でぐぅぐぅ寝るわけにもいかず・・・・っていいながら、結局は寝たんだけどね
旦那サマにまた笑い話のネタにされるわ

シオモニには男兄弟がいないので、集まるのはいつも2番目のお姉さんのおうち。
アルクに書いてあるのをみると、ホントありえないぐらい大量の食べ物を用意すると書いてあったので、着いたらすぐ料理かなぁなんて思っていたんだけど、意外にのんびりペース。みんなでちょっとおしゃべりした後は外にお昼ご飯食べに行って、帰ってきてからぼちぼち料理するって感じ。しかも、イモ(叔母さん)が前もってほとんど作っておいてくれたみたいで、私がしたことっていえばブッチンゲ(日本でいうチヂミみたいなもの)焼いたぐらいかな。まぁ、確かに私にとってはすごい量だったけど、シオモニに言わせればこんなの他のおうちに比べたら全然たいしたことないらしい。チェサの料理も伝統的に決まっているらしいんだけど、シオモニのうちは特にしきたりにとらわれずお祖父さんお祖母さんの好きだったものが中心に作られているみたい。これってすごくステキだなぁと思う。お祖父さんお祖母さんもあの世から戻ってきた時に自分の好きなものが並べられている方が絶対うれしいと思うし。

イモ(叔母さん)もイモの息子さん家族もみんなキリスト教信者(っていってもそんなに熱心ってほどじゃないみたいだけど)なので、このチェサもかなり略式化されてるって印象。熱心なキリスト教信者はチェサ自体しないみたいだし。しかも、時代とともにだんだん伝統的な風習がなくなってきているんだなぁって改めて実感。例えば、上に書かれているように本来であれば命日の午前0時に始めるものらしいけど、うちはみんなの楽な時間、ちょうど夜ご飯時の午後7時ぐらいから始めたし、参加する人も忙しい人は来なくてチェサだからって何があっても絶対参加!なんて雰囲気もなかったし、本来はお墓まで行くはずだったんだけど、この日はあまりの暑さに行かなかったし、上には「毎年5代前の祖先まで、なんと年に10回も命日を祭ることになっています。」と書かれているけれど、シオモニのおうちは一年に一回しかしないし・・・と、ぶっちゃけかなり適当 私にとってはありがたいお話だけど。こんな風に伝統的な風習がなくなっていくことがいいことなのか、悪いことなのかはどっちとも言えないけれど、時代の流れだなぁなんて思ったりします。

お料理ができたらお膳に並べて、いよいよチェサ本番。本来はクンジョリ(ひざまずきながらする韓国伝統のおじぎ)をするものなのかな?よく分からないけれど、うちはイモの息子さんの指揮にしたがってキリスト教式に聖書をよんだり、亡くなったお祖母さんのすきだった聖歌を歌ったりしました。一応、わたしもみんなに合わせて目つむったりお祈りしてるふうにしといたけど、ただ聖書とか読まれてもあんまり分からないので、どうしてよいのやらちょっと困ちゃった

その後は、みんなでお食事。イモが準備してくださったお料理がどれもおいしくてちょっと感動。ブッチンゲとかも今まで卵付けてやくだけだと思っていたんだけど、ちゃんと素材ひとつひとつに下味がされていて、しかもその下味が濃くもなく薄くもなくピタッと決まってるって感じ。おいしかったなぁ

お食事後は片づけして料理のおすそわけを頂いてから、8時半ごろ解散。ソウルに戻ってきました。思ったよりも恐ろしい行事でないことが分かってかなり安心 ヘトヘトに疲れるほど重労働でもなく、でも逆にみんな働いているのに気を使われて”何もしなくていいのよぉ~”なんて言われると、それはそれで気疲れするしね。ほどほどに自分ができることはちゃんとお手伝いできたので、よかったです。特に自分の家以外で寝ることがあまり好きではない私にとって泊りがけでないことはホントありがたい限り。これはシオモニ(義母)が私と同じでだれかの家に泊まったりするのがあんまり好きじゃないからなんだって。ホントステキだわ、この辺私と考え方が似てて。とにかく、大きな問題もなく無事初チェサが終わって一安心でしたぁ

(写真・・・韓国の昔の町並み)


今更だけど”冬のソナタ”ロケ地へ行ってきました

2006-08-01 | 韓国のあれこれ

ホント今更って感じだけど、冬のソナタで有名な南怡島(ナミソム)&春川へ行ってきました
2年ぐらい前、日本人観光客がどっと押し寄せた当初はさらさら行く気にもならなかったけれど、そろそろ観光客もいなくなったかなぁと思って、旦那サマの夏休み初日の今日、二人でお散歩がてら行ってきました

ナミソムは周囲6㌔の自然あふれる小さな島で、日本では冬のソナタで有名になったけれど、韓国ではもともと家族や子供が遠足で訪れる行楽地。ソウルからは電車で1時間半ぐらいのところだから、日帰り旅行にもちょうどいいし、ナミソム以外にもキャンプできたりする場所がたくさんあるので家族旅行にはほんとぴったりのところ

船で島に上陸すると、夏休みシーズンってことで子供連れの家族でかなりの賑わい。
ちらほら外国人もいたけど、日本人より中国人の方が多かったなぁ。
島はあちこちに立派な並木道があってとってもステキな雰囲気
でもドラマで使われたあの有名な並木道は他との比べてもやっぱり別格・・・
ひとつひとつ立派なメタセコイアが整然と並んでいてホントきれいでした
アンチ・ヨン様のわたしもこの日ばかりはロケ地ポイントで写真とりまくり
ハハハ どうも目のあたりにするとミーハーになっちゃうのよねぇ

島を一周してみたくて自転車をかりることに。
坂道もないのにマウンテンバイクを二台かりてサイクリング気分。
途中、景色のきれいなところでおりては座ってのんびりしたり、石投げしたり・・・
ホント緑の中はマイナスイオンいっぱいでとってもさわやかでした
最近、毎日ヨガしているせいか体も少し軽くなった感じ
この島がこんなに楽しいとは知らなかったわ・・・
他にもボートがあったり、コンド風のホテルがあったり、いろいろ楽しめそうだし。
島自体自然いっぱいできれいなところなので、冬ソナに全く興味がない人でも来る価値ありって感じでした

家族連れも多かったけど、やっぱりカップルも多かったなぁ。
しかも、ペアルック率高し(ちなみにペアルックは韓国語でカップルティー(ティーはTシャツのTらしい。)  
帽子からシャツ、短パン、くつまで全身ペアルックもめずらしくないからこれまたびっくり やっぱデートスポットだからペアルックしたくなるもんなんだんろうか・・・。今いちよく分かんないわ


島散策後は、春川名物ダッカルビ(鶏肉の辛炒め)を食べにバスにのって春川市内へ
ここにはダッカルビ通りっていうダッカルビのお店ばっかり集まった一角があるらしい。
その中の一店へ入ってお昼兼夜ご飯
ソウルで食べるダッカルビより鳥肉が大ぶりで、やわらかくさすが本場って感じ
最後はお決まりのご飯でしめくくってお腹いっぱい。
でも、ふとまわりを見渡してみるとご飯の代わりにうどんを入れている人もちらほら。
春川はうどんが主流なのかしら?
でも、白飯派の旦那サマは迷わずご飯。でも、ご飯でよかったわ。
ホント激うまでした ひょっとしたら、メインのダッカルビよりもご飯がおいしかったかも。
ここまで食べに来た甲斐があったわ


ステキなステキな夏休み初日の出来事でございましたぁ
 


にせもの伊豆温泉!? inソウル

2006-06-27 | 韓国のあれこれ


私がよくいく近所のチムチルバン(韓国版健康ランド)にはなんとなんと
伊豆温泉があるんです

看板には 
伊豆の温泉
日本天然超濃縮温泉 日本最高の温泉

って書かれてるんですけど、やっぱり伊豆ってあの伊豆ですよねぇ・・・
しかも、そんなに温泉!温泉!って連呼しなくても
どうやったらソウルに伊豆温泉が存在するのかなぁ???
とっても不思議・・・

実際のおふろは露天風呂みないな感じになっていて、ちゃんとひのき風呂と書かれている。手触りからいって、たぶんひのきは本物と思うんだけど・・・。お湯は白濁していて、日本の温泉よりかなりぬるめ
でも、たとえ伊豆温泉じゃなくても、露天のひのき風呂があるだけで、私にとっては日本のおふろを思い出させてくれる貴重な存在 これからも、お世話になりまぁす、ソウルの伊豆温泉

この他にも、もうひとつ疑惑が・・・。
サウナの床一面に塩の結晶がひいてある”低温サウナ・塩の部屋”がある。塩があつくなっていて、その上に寝転ぶとじわっとあったかくて、その塩をお腹の上とかにのせると、体の奥からあったまっていくようでとっても気持ちいいんだけど、この塩の結晶がなんとなんとヒマラヤからとってきたものらしい
かなり、あやすぃぃぃ
別にそんな有名なところの塩じゃなくても、私はゼンゼンかまわないのになぁ。なんで、わざわざそんな怪しい説明書きをつけるのかなぁ
それとも、ホントにヒマラヤの塩の結晶なのかしら・・・まさかねぇ

なんとも疑惑いっぱいで、おもしろいチムチルバン
それでも、行く度にこころも体もリラックスさせてくれるホントありがたいスポット
これからもよろしくね
そして、また疑惑を増やして私を楽しませてくださぁい

 


おすすめショップ ”ウリセゲ” in インサドン 

2006-06-17 | 韓国のあれこれ

ソウルでおすすめショップのご紹介
私が仁寺洞行くと必ずいくお店 ”ウリセゲ” です。

ここはポジャギと呼ばれる韓国式パッチワークのお店。
ポジャギとはその昔、韓服(ハンボク)を仕立てた残り布(麻や木綿、絹など)を繋ぎ合わせて風呂敷などを作ったのがはじまりだそう。

このお店には微妙な風合いに染められた麻やシルクで作られるパッチワークのバッグや扇子、ランチョンマット、コースターなど、どれもやさしいパステルカラーで本当にみてて落ち着くものばかり 

韓国といえば街の電光も服(特におばちゃんたち)もとにかくピンクとか黄色とか原色が多くて目がチカチカするんだけど、このボジャギに限ってはホントにやさしい色合いでどっちかっていうと韓国っぽくない感じが・・・ 
仁寺洞にはポジャギのお店がたくさんあるんだけど、”ウリセゲ”が一番色がきれいで、わたし好み 少し値段は張るけれど、見てるだけでも楽しい(でも、見てるとやっぱりほしくなっちゃう)。

初めてこのお店に来たとき、すっかりポジャギファンになってしまった私は本屋さんでさっそく作り方の本を購入したんだけれど、結局一回も作らないまま本棚の端に押し込まれてる・・・ いざホントに始めようとすると、難しそうだしかなり手間がかかりそうなので、本眺めてるだけになっちゃうし 編み物でも刺繍でもなんでもこなしてしまう裁縫上手なお母さんと打って変わって、私はどうも細かいことが苦手みたい。作ってみたいんだけどねぇ・・・とっかかりが難しい。まぁ、当分見てるだけにして、また何かの機会に思い切って教室にでも通ってみようかしら
その時までせっかく買った本は大事にしまっておくことにします・・・

 


バスでの出来事

2006-06-16 | 韓国のあれこれ


ソウルのバスは本当に興味深い
おもしろくもあり、こわくもあり、最も韓国という国を感じられる空間かもしれない
信号無視あたりまえ、細い道でも猛スピードでかけぬけ、邪魔な車が来るとバン!バン!クラクションならして威嚇しまくる
バスにのっていると、ほんとスリル満点でジェットコースターなんて目じゃないもんねぇ。
安全が保証されてないだけに、ジェットコースターよりもどきどきしちゃう

そんなバスに乗っていた今日、ちょっとした事件が・・・。
停留所でバスを待っていた私。
バスが来たので、乗り込もうとすると、他にも3人の乗客がいたので一番最後に乗り込んだ。
すると、前からいかにもひ弱そうな男子学生が降りようとして来る。
韓国では前から乗車して、後ろから降りる仕組みになっているので、
普通前から降りようとする人はいない。
運転手さんも私が乗り込んだ後、容赦なくドアをしめちゃいました
すると、

学生 ”あのぉ、降りたいんですが・・・”

運転手 ”なんで後ろから降りなかったんだ!”

学生 ”降りようと思ったらドアがしまっちゃって・・・”

運転手 ”ちゃんと、降りる準備しないとダメだろう!”

学生 ”すいませんでしたぁ”

運転手 ”まったくもう”

・・・と、いいながら、結局ドア開けてあげて、学生さんは降りていったけど。
運転手さんそこまで怒らなくてもぉ・・・
学生さん完全にびびっちゃってちょっとかわいそうだったなぁ

韓国ではバスから降りる時、ちゃんとドアの前で待機しておいて、ドアが開いたらすぐ降りないと容赦なくドアはしまってしまう。バスがとまってから席を立っているようじゃあ完全にアウト
でも、急ブレーキ急発進ありあり、猛スピードでかけぬけ、ぐらんぐらんに揺れている車内の中を歩くのってホント至難の業。私も今だからこそ、ちょっとコツをつかめて来たけど、韓国に来たばっかりの頃は何度もこけそうになったし(今でもときどきそうだけど・・・)、知らない人のひざに座りそうになったことだってあるし、隣の人にこけそうな体を支えてもらったことだってある 降りたい停留所で無事降りるためには、そんな危険までも冒さないとダメなのだ。
でも、こうやって見てるとソウル市民はやっぱりこんなバスの乗り降りに慣れているのか、身のこなしが見事 大きな荷物を持っていても、小さい子供も、ちょっと年配の人でも、とってを上手に使って揺れる車内を歩いている。やっぱ、長年乗っている人は違うなぁなんて思いながら見とれている私。でも、よくよく考えてみたらこの揺れに耐えられる人しか乗らないのかも。だって、運転手さんは乗客の安全とかどこで降りたいとかおかまいなしに走るから、このスピードについていけない人はバスに乗らないでください!って暗に言ってるようなもの。これじゃあ、暗黙の乗車拒否だよねぇ
韓国だってこれからどんどん高齢者社会になっていくんだから、もっと弱い人の立場にたった動きがでてくるといいんだけどなぁ。

でもでも、こんなバスも韓国らしいって言っちゃえば韓国らしいし。
これが日本のバスみたいになってしまうと、それはそれでさみいしいような・・・おもしろくないような・・・。
何とも勝手な意見だわ・・・

 

 


韓国式お誕生日 パート2

2006-06-12 | 韓国のあれこれ


韓国ではお誕生日会をしている風景をよくみる

ファミリーレストランでも、居酒屋でも、たまに喫茶店でもケーキにろうそくを点して、

韓国語版”ハッピーバースディ”の歌を歌っている

日本だと、誕生日に友達が集まって飲み会したりすることはもちろんあるけど、
居酒屋にケーキまで持ち込んでろうそくを点し、大合唱するところまではしない気がする。

でも、韓国ではこれが極普通の誕生日会風景。
だいたいの居酒屋がケーキ持込OKだし、気の利いたところだとろうそくを点している間、店内全部の電気を消してくれるところもあるぐらい。

ファミレスだと、ケーキも用意してくれるし、
おまけにらタンバリン持参の店員が3人ぐらい集まって歌をうたってくれる。
これは日本でもしてくれると思うんだけど、なにが違うかって、その頻度。
ファミレスにいくと必ず2回は見る。あっちでも、こっちでも誕生日会。

韓国では誕生日会にケーキが必須
友達の誕生日が近づいてくると、”あっ!じゃあケーキ買わなきゃね。”
”いついつ集まって誕生日会ね” みないな感じ。
もうしょっちゅうするからみんな段取りも手馴れた感じ。

そうやって、友達や家族が集まって誕生日会をする率が日本に比べるとかなり高い気がする。

でも、これってとってもステキなことだよねぇ

家族や友達が誕生日を祝ってくれるっていうのは、いくつになってもうれしいことだし

もちろん、旦那サマ家族の誕生日にもケーキ買って、みんなでお食事するんだけど、こういうお誕生日会を今まで一度も欠かしたことがないっていうのがすごい。

旦那サマのおばあちゃんの誕生日には親戚一同70人ぐらいが集まって、
毎年一緒にお食事するのが恒例になっている。
もちろん、特注で頼んだ大きな大きなケーキを用意して。

去年の私のお誕生日には、2人でケーキ食べたんだけど、
2人でワンホールのショートケーキなんてゼッタイ食べれないし、
それよりかはワンピースづつちょっと凝った感じのケーキをいくつか買う方が
いろんな味楽しめるし、いいなぁ・・・なんて日本人的発想で考えてたんだけど、
なんせろうそく&歌が必須な韓国人の旦那さんにそんな提案通るはずもなく、
買ってくれましたよ、どでかいショートケーキ。
まぁ、やっぱり誕生日って感じがしてよかったんだけど、半分ぐらい捨てたような・・・


まぁ、ケーキの大小はさておき
おじいちゃん・おばあちゃんになってもずっとずっとお互いのお誕生日をお祝いする、そんな夫婦でいれたらいいなぁなんて思ったりする今日この頃です

 


韓国式お誕生日 パート1

2006-06-09 | 韓国のあれこれ


旦那サマのBirthDayもあったことだし、ここで韓国式の誕生日をご紹介しちゃいます
韓国には”数え年”と”わかめスープ”の他にもいろいろ違いがあるんです。

☆ 旧暦

韓国では今でも旧暦が広く使われています。
ちょっと調べてみると日本でも明治5年まで旧暦が使われていたみたいです。
例えばお正月も1月1日にするのではなく、旧暦の1月1日だいたい2月のあたまぐらいにします。
”ぐらい”っていうのは、毎年日が変わるのんですよねぇ。
お盆も旧暦の8月15日だいたい10月のあたまぐらいにあります。
今年のお正月(1月1日)は韓国で過ごしたのですが、
会社も1日だけしかお休みじゃないし、親戚みんなで集まったりもしないので、
全くお正月気分を味わうことなく終わってしまいました
かといって、2月の旧正月は私にとってなじみがないので、なんとなくしっくりこないし。
来年からお正月はゼッタイ日本だ!と決意しました。

そんなわけで、誕生日も旧暦にお祝いすることが、特に50代以上の年配の方々には多いです。
でも、若い人にはだんだん旧暦がなじみの薄いものになってきて、
30代以下の人は日本と同じ太陽暦に合わせてお祝いするんですよね。
じゃあ、一体40代ぐらいの人はどうなんだろう・・・なんて疑問が。
もしかして、太陽暦と旧暦と2回お祝いしたりするのかな。
去年の旦那サマの誕生日は、太陽暦は私と、旧暦は家族と一緒にお祝いしました。
やっぱりご両親は旧暦を重要視するみたいで。
1年に2回も誕生日なんて、なんとなく得したような、なんとなく倍年とったような

でも、旧暦って毎年日付けが変わるのでホントややこしい。
1月に新しいカレンダーを買ったら、とりあえず旦那サマのご両親のお誕生日が今年は何日にあたるのかをチャックしておかないと、気付いたら明日だったなんてこともありえちゃう おそろしやぁ・・・

 


鷺梁津水産市場

2006-05-27 | 韓国のあれこれ
 

三日目は鷺梁津水産市場。

ここもほぼ案内コースの定番になりつつあります
今日は日曜日だからかお客さんの数も多く、いつも以上に活気がある市場内
呼び込みのおじさん&おばさんも一生懸命


いろいろお魚を物色している時に、ちょっとおもしろい出来事が

ある呼び込みのおじさんAがWalkerに日本人?って聞いたので台湾人と答えた。

その横で、日本語で話していた私とTomokoさんを見てもう一人の違うおじさんBが
ひらめ!おいしいよ!と声をかけてきた。

私たちが無視していたら、Walkerと話していたおじさんAがおじさんBに
ちがうよ。この人たち日本人じゃないよ、台湾人だってと教える。

でも相変わらずおいしそうだねぇなんて話している私たちたちをみて
ちがうよ。日本語はなしてるよとおじさんB。

そして、私が旦那サマに韓国語でおはなすいたから早く食べようといい、

TomokoさんはWalkerに英語でたび食べる?と話しかける。

おじさんAもおじさんBも私たち4人をみて

一体こいつら何人だよ???って顔

だよねぇ・・・
ホント知らない人が私たち4人の話聞いてたら???って感じだよねぇ。

でも、それはそれでしつこいおじさんたちを翻弄させることができて私はちょっぴり満足気分



結局、本日のメニューは あわび(さしみ&バター焼き)・かに(蒸し)・たこ(茹で)・ひらめ(さしみ&なべ)・えび(塩焼き)・海鮮チヂミ に決定

やっぱり生きてるあわびをすぐ料理したものはホントおいしい。

あと、かにが檄安だった。
けっこう大きかったし身も十分にはいったたらば蟹が一匹10000ウォン(約1200円)。すごい安くないこれを蒸し焼きにしてもらったんだけど、身もあまくておいしかったぁ
私のすきなかにみそもがっつりいただきました

海鮮チヂミもやっぱり市場で食べるといかとか貝とかあふれんばかりにはいっててGood。


ここに来るとどうも食べ過ぎちゃうんだよねぇ。
そして、後で後悔。でも次また行くと食べすぎる・・・この繰り返しばっかしているような・・・。

学習能力のない私