韓国では結婚するとだれでもアジュンマ(おばちゃん)と呼ばれる
まだ若いとか、きれいとか全然関係なく ”結婚している=アジュンマ” である。
これってすごいヤダ
私なんてまだ26歳なのに、なんでアジュンマなんだと常日頃疑問に思っている。
マンションの警備員おじさんやおとなりの子供たちに”アジュンマ”といわれ、思わずにらみつけてしまう。おじさんや子供に罪はなくともそれだけは許せない
今日、ふと思い出したんだけど、去年の冬そのせいでちょっとした出来事が・・・。
寒い冬のある日、市場へお買い物に行った。
市場を歩いていると、後ろから”アジュンマ~”と声をかけられたような気がしたんだけど、”まさか私のこと 私がアジュンマ そんなはずないよねぇ”と心の中でつぶやきながら、無視して行ってしまった。
次の日、出かけようと思って準備をしていると、愛用の手袋が片っ方だけなくなっていることに気付いた。旦那サマからプレゼントしてもらった手袋が・・・ ぐすん
どこで落としたのかなぁ・・・、昨日市場でお買い物している時は確かにあったような・・・あっ 昨日市場でおじさんに”アジュンマ~”と呼ばれたような気がしたのは、もしかして私が手袋を落としたのを見て拾ってくれたのかも
ショック
何がショックって・・・手袋を落としたことよりも、あの”アジュンマ~”がまさか自分のことだったとは・・・
あの時、振り向いていれば、手袋は戻ってきたかもしれない・・・。
でも、私はアジュンマじゃなぁい(その時は結婚もしてなかったし。)
私の心の中は乙女心と手袋を落とした悔しさが入り混じってとっても複雑な気持ちに。
後からお友達に聞くと、市場でお買い物する人はだいたい主婦が多いので、”アジュンマ~”と呼ばれる率が高いらしい。しかも、あの時はかなり暗かったし、市場特有のあの黒いビニール袋(韓国の市場では袋がなぜか決まって黒色)をもっていたら主婦にみえるよね、と一生懸命自分をなぐさめていました
ま、結婚した今でも”アジュンマ~”の呼び声には、絶対振りむかないけどね。
こりない私
写真・・・ソウル・チョンノにある広蔵市場