ニュルブルクリンクの「バカ」

今日職場になにやらぶ厚いエアメールが。あけたら出てきたのがこのＤＶＤだった。

先日ドイツから打ち合わせにやってきた知人が送ってくれたものだが、ニュルブルクリンク旧コースを市販ナンバーつきバイク（ホンダRC30)で７’４９”７１で走ったという彼の友人でもある「リンガー」の走りを収録したものだった。
（リンガーというのは、ニュルにはまってしまいニュルを攻めるためにニュル近くで生活しながら、ヒマと金をひねり出しながら年間フリー券でニュルに通う「バカ」のことだそうだ。）
知人は自身もアマチュアレーサーだったので、いまだにこの手の知り合いが多いらしい。ちなみに住んでるのもニュルのすぐ脇。
さっそく見てみるが残念ながら？パッケージどおりの走り映像だけで他のお楽しみフォルダは入れてないようだった。車載カメラで「リング」を攻める映像を流しながら、本人がぼそぼそと解説するという内容で、あまりお金かけてない感じのつくりだったが、さすがに平均速度１６０キロ以上でリングを回り切るだけあって、走りのすごさはよく伝わってくる。
噂には聞いてたが、リングはやはり狭くてうねっててエスケープが狭い。並の神経じゃ恐ろしくて攻め切れないんじゃないだろうか？
ナレーションがドイツ語でなに言ってんだかほとんどわからない。Ｓ字の切り返しで「レヒツ・リンクス」っていうのは「右・左」、前方にバイクを見つけると「モトラド」っていう位しかわからない。１回だけコーナー手前で「ニキ・ラウダ」が聞き取れた。（↓写真：２４０キロでフルバンクしてます・・・）

これは例のラウダが丸焼きになりかけたコーナーってことだろうか？アウト側いきなり土手なんですけど・・・

このほかにも有名なバンクつきヘアピンでは立ち上がりで平坦路に戻るときにウィリーしちゃうし、ところどころではジャンプしてるしで、いやはやすごいコースです。

アタマの写真は終盤のストレート区間にてポルシェ９６８？を２６０キロオーバーでブッコ抜いてるシーン。このあと瞬間的に２８０キロまで伸びている。

同封されたパンフによると、よく知られているように１周いくらで自車で走るとか、他にもＢＭＷの「世界一速いタクシー」に乗ってまわるツアー、ヘリで上空からまわるツアーなんかもあるそうだ。自分で走るチャンスはたぶんないだろうけど、でも一回走ってみたいなあ。やっぱり。