赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

ビアンキフォーク断裂事故に関して

2010-04-10 15:33:02 | けった(=自転車)
先週の報道特集(TBS)や今週の各社報道で採り上げられた事故、決して他人事じゃないことだと知った。

報道特集の放送時、ヨメが「自転車事故のニュースだよ」と教えてくれたのだけど、あいにくちょうど手が離せず最後の数秒程度しか見られなかった。

走行中にフロントフォークが抜けて?折れて?前のめりに転倒したらしい。

ヨメからの伝え聞きでは状況が良くわからない。最初に思ったのは
フォークってふつう、(壊れても)抜けたりしないよな?ってこと。

その後の報道でいくらか事故の状況も伝わってきた。

このブログにある報道特集の画像情報によれば、問題のフォークのアウターとインナーをつなぐのはスプリングだけだったということらしい。

破損時のフェールセーフが確保されてない構造ってのはどうなの?っていうのが第一の感想。

さらにもひとつ知ったこと。折れたフォークはうちのウニカにも付いてるRST製・・・



RST(台湾)は競技用の高級(高価な)サスも作っているけれど、安い完成車用の安いサスもたくさん作ってる。
うちのウニカについてるサスも、どう見てもオイルやエアを使った高級品じゃない。
バラしてみないとわからないけど、おそらくバネしか入ってない廉価版だと思う。
(以前、ちゃんとしたフルサスバイク触らせてもらったことがあるが、動きの滑らかさやダンピングのしっかり感はまったくの別物)

問題の裁判はこれから始まるのだけど、果たしてどういう判断が出るのだろう?

事故の責任配分がどうなるのか、素人考えだとどうにも悩ましい。

機械屋の端くれとして購入後6年でメイン構造材がちぎれるってのはどうなの?って思いはぬぐえない。
(他にも同様の事故報告があるというし)

一方で6年間サスそのものはノーメンテってのはよろしくないっていう考えもわかる。

車検や保障制度が自動車ほどは課されていない自転車の場合、どこまで保有者が責任を負わなきゃならないか、改めて考えさせられる事故だと思う。

サスつきバイクによほど精通してる人ならともかく、これだけたくさん市場に出回ってる中でここまで点検やってる人どれくらいいるんだろ?

とはいえ知ってしまった以上はやらなきゃなぁ...


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