京都３日め（９/２３ 日曜）

９/２３（日）前夜からの雨が残る。
この日は洛南から奈良方面に下り三重に抜けて帰る予定。

宿をチェックアウト、そばの寺町通に出て進々堂の寺町支店で朝ごはん。



近くで見つけた渋い作りの写真館、と思ったら建物や看板はそのまま残して医学部専門予備校が入ってた。

小雨の中、朝の京都を南に下る。
東山九条から泉湧寺への参道を登っていくと、さっきまでの街並みがウソのような静かな山のお寺が出現。
ちょうど雨も一時止んでしっとり濡れた境内がなんともいい風情を見せている。
（ここでも御朱印を）

更に南下、伏見に向かい一方通行をぐるぐるしながら伏見稲荷をお参り。



境内は団体さんがいっぱいだけど、日本語じゃない人々がかなり多数。

ここから京都市を外れて宇治市に。
ばーさんのリクエストで宇治平等院へ。



残念ながら再来年までの予定で解体修理中。
ということもあって現在は特別拝観料金３００円で入れます。ミュージアムはいつも通りなので見どころは有り。

ここから奈良へはほとんど一本道。だが京都府から奈良県に入る手前で東の山あいに向かう。

今回ひとつだけ自分の行きたいところとして浄瑠璃寺を訪れてみた。



京都のような"昔も今も都会"な街や、奈良みたいな"かつては文化の中心"な土地とも違う、昔も今もひなびた山あいの地にあって立派な伽藍と数多くの遺物を残してる名刹。
九体の阿弥陀如来、池を挟んで彼岸と此岸を表現した浄土式庭園がそのままに残されているのはすばらしい。

わざわざ回り道して訪れてみた値打ちは十分にあった。



山あいだからかもうモミジが色づき始めていた。

その後は東大寺戒壇院で国宝の四天王像とご対面して、天理市から三重へと東名阪を抜けて帰路に着いた。