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西川貴教、浅倉大介、貴水博之の話題を中心に扱うblog。聖闘士熱再燃中。

輸入盤CDが買えなくなる!?

2004-04-12 02:43:47 | Weblog
皆さん、この法案をご存知ですか。
「著作権法の一部を改正する法律案」

…原文だと分かりにくいのでこれについて書かれた記事を紹介させてもらいます。
読売新聞「「逆輸入CD」禁止で洋楽海外盤も消える?」
朝日新聞「ヘンじゃないか輸入権」

上を読んで「洋楽だから関係ないや」と思ったあなた。
このサイトに関連ある事例を挙げます。
現在T.M.RevolutionのCDはアメリカ合衆国にある「Tofu Records」と言う会社によってUSA盤が作られ、販売されています。
これはもちろん正規盤で、海賊盤ではありません。
(何せ東風レコードはソニーが北米でのJ-POP普及をもくろんで作った会社ですから)
で、現在AmazonではTMRのアルバム「coodinate」USA盤を買うことが出来ますが、
この法案が通ったらそれが出来なくなるかもしれません、ということです。

この先出るであろうUSA盤「SEVENTH HEAVEN」は、米国内の事情にのっとって普通のCDだと思うんですよ。
値段もあちらの事情に合わせて日本盤よりは安いはずです。
そうなった場合、まあ強固なファン(笑)は当然日本盤を購入して聞いているでしょうが、
例えば誰かに聞いてみてくれと紹介する時に
「US盤なら安いしCCCDじゃないから音がいいよ、プレイヤーにも優しいし」と進められる訳ですよ。
いや、ファンでも、CCCDじゃない音を聞きたいとか、
そもそもCCCDじゃウチのプレイヤーは反応しないんだよとかいう人が購入するかもしれない。
或いは「わしゃT.M.R関連のブツ全て集めとるんじゃ!コレクターじゃ!」という人が購入するかもしれない。
しかし件の法律が施行されたら、そう言う機会がなくなってしまうかもしれない、ということです。
日本盤が出ているCDは輸入できなくなるかもしれないんですから。

個人が買う分には問題ない、
例えば個人でアメリカのAmazonなんかにアクセスして注文をするのはかまわない、ということですが、
ネットに繋いでない人やクレジットカード持ってない人はどうするんでしょうか?
それに、あちこちで言われてますが、1500円の輸入盤と2800円の国内盤が出ていて、1500円の輸入盤が輸入禁止になりました、
となったら、高いならいいや、と思ってCDそのものを買わない人が増えると思うんですよ。
(だって2800円で、しかも洋楽ですよ? 一見さんは買わないと思うんですが……。コアなファンぐらいしか買いませんよ。)


現在こちらのページでこの問題について纏めて下さっていますので、
皆さん、是非見てください。
いつの間にやら決まってた、では遅いですよ。
海外盤CD輸入禁止に反対する