国土交通省は7月31日、2015年6月の建築着工統計を公表しました。同月の新設住宅着工数は8万8,118戸(前年同月比16.3%増)。また、季節調整済年率換算値では103万3,000戸(同13.4%増)となりました。昨年4月の消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動もあり、前年同月比で減少が続いていたが、このところ前年同月比で。季節調整値でみると、18ヵ月ぶりに100万戸を超す数字となりました。利用関係別では、持家が2万6,643戸(同7.2%増)と2ヵ月連続の増加。貸家も3万5,600戸(同14.6%増)と2ヵ月連続で増加しました。分譲住宅は2万5,489戸(同31.3%増)で3ヵ月連続の増加。マンションは1万4,173戸(同82.8%増)と3ヵ月連続で増加したが、一戸建住宅は1万1,160戸(同2.9%減)と14ヵ月連続の減少となりました。
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