今週号の週刊朝日 2015年 10/23 号にびっくりするような記事が2本載っていました。
その1本目が
参院選は「神頼み」 第3次安倍改造政権を支える宗教
この記事で一番驚いたのは、第3次安倍改造政権の閣僚のうち、25人のなかで22人までもが神道政治連盟(神政連)に加入しているということです。
だって、公明党から出ている閣僚は絶対創価学会の人で、まさか、神道政治連盟には入らないでしょう?
ということは、安倍政権ってほとんど全員が神道政治連盟の人ってことですよね。
これには驚きました。だいたい、一般市民は神政連なんて言うおどろおどろしい組織があるのなんて知らないですよ。
政治と宗教の厳格な分離、中立性を求める政教分離原則が日本国憲法には規定されています。公明党がよく政教分離原則に抵触するのではないかなどと言われるのですが、安倍内閣のこの神社神道べったりこそ、憲法の根幹を揺るがす脅威です。
神政連の主な取り組み
・世界に誇る皇室と日本の文化伝統を大切にする社会づくりを目指します。
・日本の歴史と国柄を踏まえた、誇りの持てる新憲法の制定を目指します。
・日本のために尊い命を捧げられた、靖国の英霊に対する国家儀礼の確立を目指します。
・日本の未来に希望の持てる、心豊かな子どもたちを育む教育の実現を目指します。
・世界から尊敬される道義国家、世界に貢献できる国家の確立を目指します。
そもそも、近代市民憲法では政教分離原則がほとんどの場合に規定されています。
これは、何が正しいかはわからないから討論で決めようという民主主義と、絶対的な価値観を持つ宗教が結び付いてしまうと、民主主義が損なわれるし、特別扱いされる宗教も堕落するからです。また、他の宗教を信じる人や無宗教の人の信教の自由も侵害されかねません。
日本の場合に特に厳しい政教分離原則が定められているのは、戦前の日本では天皇の権威を神格化することで富国強兵を進めようとしたので、神社神道が国教とされ、神官が公務員とされ、日本人ばかりでなく植民地である朝鮮などでも神社参拝が強制され、逆に他の宗教が徹底的に弾圧されたという苦い歴史があるからです。
天照大神などの神々が日本を作り、天皇はその子孫であるから神聖不可侵で、日本は神の国であるから、戦争で負けそうになっても神風が吹いて逆転勝ちする、などという国家神道が、日本の侵略戦争や人権侵害を可能にし、正当化しました。
百田・自民党勉強会全記録「商売のため基地周辺を選んで住んだ」「沖縄県民の方が米兵より強姦率が高い」
森喜朗元首相が、
「日本は天皇中心の神の国」
と演説したのも、神道政治連盟国会議員懇談会でのことなんですが、そんな組織から安倍内閣の閣僚のほとんどが出てきているなんて恐ろしいことではないですか。
2015年10月18日、高市総務大臣と岩城法務大臣がそれぞれ靖国神社の秋の例大祭にあわせて参拝し、本殿に上がって「総務大臣・高市早苗」「国務大臣、岩城光英」と肩書を記帳したのですが、これは国の機関である閣僚が、数ある宗教の中で、神社神道、靖国神社だけを特別扱いするものですから、政教分離原則に反します。
まったく、安倍政権になってからの日本の戦前回帰は目を覆わんばかりです。
「大東亜共栄圈」は、日本を盟主としてともに繁栄すべき東アジア(=東亜)の諸民族・諸国の意味です。「八紘一宇(はっこういちう)」は、全世界を天皇のもとに一つの家とするという意味で、「八紘」は四方と四隅つまり世界・天下のこと、「宇」は家のことです。このことばは、神武(じんむ)天皇が、橿(かし)原宮で即位した際にのべたとされる『日本書紀』のことばをもとに、明治時代の学者がつくったものです。
よく、国のために亡くなった方々を鎮魂すると言いますが、靖国神社って、戦争に行った兵士しか祀らず、東京大空襲や沖縄戦や原爆投下で亡くなった方々など、一般市民は弔われていないのをご存知ですか?
そして、兵士と言っても、明治政府と朝廷のために死んだ人だけを選んで祀っているので、彰義隊とか会津・白虎隊などの「賊軍」や明治政府に逆らった西郷隆盛たちなどは誰一人祀られていません。
安倍首相も17日、「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を秋の例大祭に奉納していますが、靖国神社は日本の侵略戦争を美化する招魂社という施設を設置していますし、こんな神社だけ特別扱いする合理性は全くないのです。
今回の第三次安倍政権で日本会議が16名を占めた問題はいずれまた。
安倍政権を牛耳る「日本会議」の恐怖1 菅官房長官が集団的自衛権合憲派として挙げた学者3人は全部日本会議
もう一つ、週刊朝日の記事で驚いたのはこれ。
安倍改造政権支える宗教 集団的自衛権で創価学会とはすきま風
特に驚いたのは、安倍政権と統一教会との関係で、
1 8月26日付で、統一教会の宗教法人としての名称である「世界基督教統一神霊協会」を「世界平和統一家庭連合」に変更することが、所轄の文化庁宗務課によって認証されている。
2 文化庁は文部科学省の外局だが、名称変更当時、そのトップだった下村博文前文科相は大臣に就任した12年12月以降の約2年半の間に、家庭連合と関係が深い世界日報社の月刊誌「ビューポイント」に3回にわたってインタビュー記事が掲載されている。
3 安倍首相自身も10年、これまた家庭連合と関連の深い世界戦略総合研究所が議員会館内で定期的に開いている会合に講師として参加。その様子は同会のホームページに写真つきで紹介されていた。
4 3月に韓国・ソウルで行われた家庭連合系のイベントで、自民党の参院議員がわざわざ祝辞を述べたり、昨年10月に東京都八王子市で行われた家庭連合会長の講演会では、萩生田官房副長官が来賓挨拶を述べた。
安倍首相の後継者といわれる稲田政調会長も09年に家庭連合と関連が深い世界平和連合の大会で講演を行った。
衛藤首相補佐官は議員会館の部屋を借り、講演をしたこともあった。
などの事実です。
そもそも、人が氏名を変更する際には、家庭裁判所が、借金逃れではないかなど厳重に審査します。
統一教会は、霊感商法と言って、組織ぐるみで壺や印鑑を売りつけたり、多額の財産を巻き上げたりすることが何度も裁判所で認定されている札付きのエセ宗教です。
その団体の名前の変更を認めてしまったら、文化庁・文科省が統一教会に家庭連合などと言う優しげな名前で霊感商法を進めるのを援助しているようなものですし、それを安倍首相の片腕の下村前文科相がやってしまったとか、とんでもないことです。
しかも、安倍首相や稲田朋美総務会長や萩生田氏、衛藤氏などが統一教会との関係を隠そうともしていないことには驚きました。
そして、
「家庭連合から数万票が入り、逆転で当選しました。前回の参院選で家庭連合の支援を受け当選した議員は他にも複数いました」
って、それ、霊感商法で稼いだ金で集めた票でしょう。
安倍自民党が統一教会をも選挙で頼りにしているとは、本当に世も末です。
神道政治連盟だの、統一教会だの、グロテスクの一言です。
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2015年3月、テレビ朝日「報道ステーション」で、コメンテーターの古賀茂明が突然「官邸からの圧力で降板させられた」旨を激白。官邸側は「放送法に抵触する」と反発した。政府はその後もテレビ局の幹部を呼んで事情聴取をするなど、マスメディアに対する介入を強めているように見える。その裏側には、1990年代から自民党が脈々と蓄積してきた「コミュニケーション戦略」があった。数々のニュース番組に携わった第一線のジャーナリストが当事者への取材でつかんだ政党による「メディア管理」の真実。
高市総務相と岩城法相が靖国神社に参拝
このうち、高市大臣は参拝を終えたあと記者団に対し、「一人の日本人として、国策に殉じたみ霊に対し心から感謝の気持ちをささげてきた」と述べ、私費で玉串料を納め、「総務大臣・高市早苗」と記帳したことを明らかにしました。
また、岩城大臣は「国のために戦い、尊い命をささげた英霊に感謝の誠をささげるために訪れた。厳粛ななかで参拝を行い、ことしは戦後70年の節目でもあるので、平和への思いを新たにした」と述べたうえで、「国務大臣、岩城光英」と記帳したことを明らかにしました。
一方、安倍総理大臣は17日、「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を私費で奉納しています。
参院選は「神頼み」 第3次安倍改造政権を支える宗教
「手堅いが、新鮮味がない布陣」と評される第3次安倍改造内閣。あまり報じられていないが、閣僚、官邸の主要メンバーには、ある共通点があった。そのほとんどが宗教と関わりの深い二つの団体に所属しているのである。
「神道政治連盟」(以下、神政連)と、同団体と密接な関係にあるとされる日本最大の保守系団体「日本会議」――。
新内閣や首相側近の顔ぶれを見ても、その影響力の強さは明らかだ。閣僚、官房副長官、首相補佐官に選ばれた国会議員計25人のうち、実に22人までもが神政連国会議員懇談会に所属。また、本誌の取材で判明しただけで16人が日本会議国会議員懇談会のメンバーなのだ。
神政連は神社本庁を母体として1969年に設立された政治団体だ。
公式サイトには、<神政連は皇室の尊厳護持運動を活動の第一に掲げています>と記述され、森喜朗氏が首相時代の2000年、「日本は天皇を中心とする神の国」と発言して問題となったのは、神政連国会議員懇談会でのことである。
同国会議員懇談会には、今年8月現在で303人もの国会議員が所属。その会長は、他ならぬ安倍首相が務めている。
そして神政連の公式サイトでは、憲法について、こんな主張をしている。
<現行の日本国憲法は、残念ながら日本人として自信と誇りを持てない恥ずかしい憲法です>
<他国人が起草した、違和感のある非現実的な日本国憲法を維持していることを、日本人は何よりもまず「恥ずべきこと」と考えなければならないでしょう>
憲法99条で国会議員には憲法尊重擁護の義務が課せられているのだが……。
また、神政連のサイトでは「“A級戦犯”とは何だ!」という冊子も公開。
<東京裁判は国際法を無視した報復裁判>
<いわゆる“A級戦犯”合祀は妥当な措置だといえる>
などの主張も掲載。愛国心を養う教育の必要性も訴えている。
一方、神政連と主張や活動内容が重複する国民運動団体である日本会議は、前身である「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」が97年に合併してできた組織。全都道府県に本部を持ち、会員数は約3万8千人。宗教界とのつながりも濃厚で、役員には神社本庁、崇教真光、霊友会、熱田神宮、黒住教、比叡山延暦寺など数々の有力宗教団体の幹部が名前を連ねている。
日本会議国会議員懇談会には今年6月現在、衆参両院で281人の国会議員が所属。役員名簿を見ると、安倍首相と麻生太郎財務相が特別顧問、谷垣禎一幹事長が顧問、菅義偉官房長官が副会長、衛藤晟一、柴山昌彦両首相補佐官、萩生田光一官房副長官、礒崎陽輔前首相補佐官、木原稔前自民党青年局長ら、自民党の“安倍シンパ”とされる面々が勢揃いしている。
また、高市早苗総務相、稲田朋美政調会長、今回閣僚を外れた山谷えり子前国家公安委員長、有村治子前少子化担当相、さらに、今回初入閣した丸川珠代環境相、島尻安伊子沖縄・北方担当相も幹部名簿に名前が。これらの議員の多くは神政連国会議員懇談会にも加入している。新旧「安倍ガールズ」は、日本会議・神政連グループの一員でもあるのだ。
日本会議のホームページを見ると、次のような主張が掲げられている。
<私たち国民は、他国に平和と安全を依存してきた「一国平和主義」の幻想から目覚めて、まず自らの手で自らの国を守る気概を養わなければなりません>
<わが国が、憲法の制約を理由に集団的自衛権を行使しないならば、日米の防衛協力は画に書いた餅にすぎなくなり、アジア・太平洋の軍事的危機はますます高まっていくでしょう>
これらの主張は「積極的平和主義」を掲げ、集団的自衛権の行使を容認する安保関連法を成立させた安倍政権の政策とほぼ重なり合っている。さらには、こんな記述もあった。
<先の大戦を一方的に断罪するわが政府の謝罪外交は、国の歴史や国難に尊い命をささげた戦没者をないがしろにするものであるとして、国民の大きな非難をうけています>
これも、今年8月に戦後70年談話を発表してアジア諸国への「謝罪」のトーンを以前より弱めた安倍首相の方針とピタリと一致する。他にも、ジェンダーフリー教育や夫婦別姓制度などにも反対意見を表明している。
集団的自衛権の行使が可能になった今、両団体の次のターゲットは無論、憲法改正だ。11月10日には、日本会議から派生した団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が、宗教界、言論界、国会議員らを集め、日本武道館で「今こそ憲法改正を!武道館一万人大会」(共同代表は櫻井よしこ氏ら)を開催する予定だ。代表発起人には首相と昵懇(じっこん)のJR東海の葛西敬之名誉会長、作家の百田尚樹氏などが名を連ねる。
神政連や日本会議はなぜ、ここまで大きな勢力を持つに至ったのか。日本会議ウォッチャーで「子どもと教科書全国ネット21」事務局長の俵義文氏が解説する。
「小選挙区制では、党から公認をもらえなければ選挙に勝てない。日本会議に所属することで『自分も安倍首相と同じ考えで、反抗はしない』という姿勢を示す意味合いがあるのでしょう。一部のコアなメンバーを除き、付和雷同的な理由で所属している議員が多いと思われます」
神政連と日本会議の両方に所属するある自民党議員も、こう証言する。
「いわゆる安倍組である日本会議に入らないと家来(閣僚や役職)になれないと思って、12年に安倍さんが総裁選に勝ってから、続々と周りが加入した」
“長いものには巻かれろ”と言わんばかりに、多くの国会議員が馳せ参じているのである。
(本誌取材班)
※週刊朝日 2015年10月23日号より抜粋
安倍改造政権支える宗教 集団的自衛権で創価学会とはすきま風
第3次安倍改造内閣の面々には知られざる共通点があった。デモの渦の中で強行採決した安保法制、株価下落などアベノミクスの崩壊、迫る消費増税。来夏の参院選に不安要素がいっぱいの安倍政権が頼みにするのは「宗教」だという。
自民党と連立を組む公明党の支持母体である創価学会もその一つだが、幹部が自嘲気味にこう語った。
「来年の参院選で安倍さんが頼りにしているのはうちではなく、神道政治連盟、日本会議、全日本仏教会(全日仏)、そして統一教会の4団体でしょう」
全日仏とは、浄土真宗、日蓮宗、天台宗、真言宗など伝統仏教を中心に105の団体が加盟する組織だ。前回の13年の参院選では、複数の主要団体が個別に自民党の候補者の支援団体として名を連ねていた。
「全日仏は強い集票力があるが、安倍首相の靖国参拝に抗議するなど「神道政治連盟」(以下、神政連)らとスタンスが異なる。支援を受けた自民党議員は股裂き状態です」(仏教関係者)
統一教会の名前が挙がるのはどういうわけなのか。宗教関係者がこう続ける。
「統一教会は選挙の際に人も票も出すので、自民党議員は重宝している。ほとんど報道されませんでしたが、実は統一教会は8月に名称を変更している。これまでなかなか話が進まなかったのに、文化庁が認証したのです。宗教関係者の間では、来夏に控える参院選のため、安倍政権の対策ではないかと話題になりました」
確かに8月26日付で、統一教会の宗教法人としての名称である「世界基督教統一神霊協会」を「世界平和統一家庭連合」に変更することが、所轄の文化庁宗務課によって認証されている。以下、本文でも同団体を「家庭連合」と記述する。
家庭連合の公式サイトによれば、97年に同団体創設者の文鮮明氏(故人)が、名称変更をすると発言。同年5月以降、<世界の(同団体の)教会では、「世界平和統一家庭連合」に名称変更を完了していました>という。
突然の名称変更が前述のような臆測を呼ぶのは、ある雑誌のインタビューがきっかけの一つだ。
文化庁は文部科学省の外局だが、名称変更当時、そのトップだった下村博文前文科相は大臣に就任した12年12月以降の約2年半の間に、家庭連合と関係が深い世界日報社の月刊誌「ビューポイント」に3回にわたってインタビュー記事が掲載されている。同誌には石破茂地方創生相の座談会、林芳正前農相などのインタビューも掲載されているが、短期間に3回も登場した大臣は下村氏のみだ。
家庭連合の名称変更について文化庁宗務課を取材すると、こう回答した。
「以前から相談を受けていたのは事実ですが、申請があったのは今回が初めて。宗教法人法28条の規定に基づいて適正と判断したため、認証しました」
「今回認証申請が認められたのは、法に定められた要件を備えているため、と理解しています」(家庭連合広報局)
家庭連合と自民党との関係を本誌はこれまで度々、報じてきたが、神政連と日本会議の両方に所属するある自民党議員によると、両者の接点も「反共」という。
文鮮明氏は共産主義への対抗運動の一環として右翼系政治団体「国際勝共連合」(68年)、「世界平和連合」(91年)などを設立し、安倍首相の祖父、岸信介元首相はその支援者として知られた。特定秘密保護法の前身とされるスパイ防止法の制定、「戦後レジームからの脱却」、改憲などを昔から一貫して主張し、安倍政権とも思想的に近い。
3月に韓国・ソウルで行われた家庭連合系のイベントで、自民党の参院議員がわざわざ祝辞を述べたり、昨年10月に東京都八王子市で行われた家庭連合会長の講演会では、萩生田官房副長官が来賓挨拶を述べた。
安倍首相の覚えがめでたいと言われる稲田政調会長も09年に家庭連合と関連が深い世界平和連合の大会で講演を行い、安倍首相自身も10年、これまた家庭連合と関連の深い世界戦略総合研究所が議員会館内で定期的に開いている会合に講師として参加。その様子は同会のホームページに写真つきで紹介されていた。
衛藤首相補佐官は同研究所のために議員会館の部屋を借り、講演をしたこともあった。
こうした関係は、選挙を通じて培われているものだと、自民党元選挙スタッフが証言する。
「13年の参院選で、私は安倍首相と近い議員の下で働きましたが、世界平和連合の名刺を持った秘書が2人派遣されてきて、手紙の発送、集会の動員などを手伝っていた。当選が危ぶまれたのですが、家庭連合から数万票が入り、逆転で当選しました。前回の参院選で家庭連合の支援を受け当選した議員は他にも複数いました」
水面下で繰り広げられる宗教界の勢力争いは、来年の参院選挙にどんな影響を及ぼすのか。ジャーナリストの高野孟氏が語る。
「安保法制を押し通したことで、公明党の支持母体である創価学会の中で自民党へのわだかまりが強くなっており、選挙の際にこれまでどおりの動きを期待できない可能性がある。そうした危機感が安倍政権を日本会議・神政連や家庭連合へ接近させているとも考えられるが、右派色の強い団体への接近が、創価学会の反発をより強める結果になるのではないでしょうか」
(本誌取材班)
※週刊朝日 2015年10月23日号より抜粋
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それにしても、嫌韓の方々が、統一協会の政治団体との関係が深い政治家に寛大なのが分かりません。
それに、この宗教団体は、欧米では、一般的な宗教団体とは見做されていず、カルトと見做されて警察等の監視対象になっていますからね。
当該宗教団体の代表者は、米国では、訴追も受けた人ですし、カルトの被害者も多数出ました。 日本でも、被害者は、相当な数になるでしょう。
カルトの被害者は、一見して分かります。 眼が一般人とは違います。 焦点があわず、視点の先が不明です。 当人の人格が破壊されていますので、人格が一定していません。
彼等の目的を遂げるために、他人の人格まで破壊するのですから、憎んでも憎みたりない輩です。
そうした組織と関係がある輩が、政治家とは、此の世も末です。
「あれ?バードストライクの奴、いつの間にかネトウヨになっておるぞ?」
などと勘違いなさらぬよう、当分上記の表記を用います。断りなくただの " バードストライク " に戻す場合もありますので、よろしくお願いいたします。
イーチさんに倣い、
ネトウヨに ハンネぱくられ ふくれ面
お粗末。
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ところで、本項のテーマ、下記に大量の資料が載っております。
↓ ↓ ↓
http://s-system4.seesaa.net/s/article/427885962.html
どうぞご高覧ください。
安倍、神道なんとか会議、統一教会こと家庭連合とやらと、アメリカとの関係は一部の目覚めたるネット民により、以前から取り上げられていたようです。二つ疑問があるのですが、
1.安倍は実は韓国人とは親密で、在日や帰化したコリアンの支援者が沢山おり、地元の事務所が入っているビルも在日経済人の所有だとか、自宅の土地を世話して貰った ( いろんな意味で w ) とか、取りざたされていますけど、では、何故あんなに韓国の神経を逆撫でする発言をするのか? 癒着を隠すためなのか。
2.統一教会と、韓国政府との関係は如何に。 統一教会と、朴槿恵さんの与党、、金大中さんのいた野党、それぞれとの関係はどうなっているんだろう?
3.安倍・統一教会と、北朝鮮との関係は如何に。朝鮮総連本拠地ビル買収を巡って動いていた池口とかいう怪しい坊さんは、安倍と強いつながりがあるらしい。( 上記ブログに資料があったように思う)
じゃあ、拉致問題、なんで解決せえへんのや? 蓮池透氏が、「拉致被害者は政治的に利用されているだけで、政府は、本気で解決しようとなんか、思ってない。」と、怒りの発言をしていた。拉致被害者を取り返すなんて、ポーズなんだね。中山恭子奴! ( なお、前項、大阪府知事に立候補する女性の横にいた、中山◯◯は、中山恭子の息子ではなかったでしょうか?)
岸信介ともからむ、戦後史の闇、謀略のにおい...。
カソリックとプロテスタントの争いも政争と深くシンクロしています。
現在は中東でスン二派とシーア派の争いが絶好調です。
宗教は布教が命ですから、どうしても権力と結びつきやすいのですね。で、最終的には権力を得ることが目的になってしまうと。
彼等が目指すのは、権力を握り、国民を自由に操れる立場になること。だから自分達を縛る憲法なんて邪魔。自民党の憲法草案なんて国民を縛るものに180度転換してる。
まるで宗教の教えのようです。
共産主義にしても、グローバル経済にしても、安倍政治にしても、行き着くところが99%の国民を縛るということになると、早晩破綻するのは目に見えていると思うのですが,お友達で固めてしまうとそれが解らなくなるものですよね。
日本の将来を憂いた見地からの投稿記事、ありがとうございます。興味をそそられる投稿記事が多く、当方の考え方は管理人さんと一致しているので、読んで勇気づけられる思いです。これからも記事の投稿、頑張って下さい。
バードストライクさんへ
確かに貴殿のハンドルネームに似た奴が投稿を始めて、こちらも絡まれました。禁煙率が過去最低を記録している中、煙草を吸わない当方も困っています。
バードストライクさんの考え方はブログの管理人さんと同じ、つまり、私とも同じなので、読んでいて勇気づけられますよ。
(誤)禁煙率→(正)喫煙率
です。失礼しました。
統一教会は、単なる霊感商法を行うカルト団体ではなく、もっと大きな謀略を行う闇の組織みたいです。岸信介の代から始まって、背景にはアメリカがいるようですけど、闇過ぎて怖い。
コメ欄に挙げたサイトは、写真資料がこれでもか!というほど載っております。
ぜひご覧になってください。ではまた。
>それにしても、嫌韓の方々が、統一協会の政治団体との関係が深い政治家に寛大なのが分かりません
全くその通りです。二言目には中韓がどうのと言う人々はこの件についてはだんまりを決め込みますね。
このエントリにもまず書き込むことはないと予想します。もしくは名無しか捨てハンで屑の様な書き込みをしてくるかのどちらかでしょう。
バードストライクさんの提示していただいたサイトも拝見致しましたが、本当、この政治状況だと日本は危ないと、危機感が募るばかりです。