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では、本業の国際政治学の方ではどうかというと、ロシア軍がウクライナに本格的に侵攻する直前の2022年2月22日、23日にまだこんなのんびりしたことを言っていて大恥をかいています。
クリミア戦争前夜におけるロシア皇帝ニコライ一世の真の動機が、宗教の擁護者としての情念に基づくものだったという研究がクリミア戦争をめぐる歴史観に新たな1ページを加えたように、当時からロシアというのは見誤られがちな国だった。よく聞くとロシアは初めからそう言っているのだが。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 21, 2022
プーチンのロシアのこれまでの行動を見たとき、NATOの拡大に対する「失地回復」や版図を再び広げようとする力の論理が働いているという見方ができるのだが、どちらかと言うとロシア系住民の地位に対する情念の部分が大きく働いてきた。それを米国はわかっているものだと思っていたが、違うようだ。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 23, 2022
アメリカは、ロシアがウクライナの首都まで及ぶ全面侵攻に踏み切ると考えていたが、2地域の独立承認に限定したので当てが外れたと分析する識者が少なくないようだ。アメリカが本気でそう思っていたのだとしたら、ちょっとびっくりする。わたしはアメリカが戦略でやっているのかとばかり思っていた。 https://t.co/SK0xtqw7LZ
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 23, 2022
プーチンが徹底的にやらないと思っていたあんたにびっくりだよ!
これらのツイートの翌日からロシアがウクライナに3方向から攻め入り、すでにロシア軍がウクライナの首都キエフも攻撃していることは周知のとおり。
それで困った三浦氏、24日当日、こんな風に誤魔化していて笑いました。
プーチンの攻撃性を過小評価していたことの反省に立ちつつ、いくつかの覚え書きを。プーチンは2008年の南オセチアをめぐる戦争で悲観的な教訓を得たものと考えられる。今回のウクライナ空軍力を先制攻撃で叩きのめし、軍事的に反攻の芽を封じようとする行動にそれが現れている。依然、ウクライナ全土を
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 24, 2022
占領支配する能力はロシアにはないはずで、現実的にみて無謀すぎるので、国内の支持の観点からもロシア軍の展開は短期作戦に終始し、二州の「独立」と実効支配地域の拡張をするという見方に変わりはないが間違っている可能性はある。国際法上の理由づけに関してはプーチンの合理性を過大評価していた。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 24, 2022
ロシア国内の異論は注視したい。また国家間戦争が稀なものであるという見方には異議を唱えておきたい。中東で国家間戦争は繰り広げられてきたし、イラク戦争も国連決議があるもののやはり国家間戦争の色彩が濃い。二州の露占領地域は国際的に認められないものの実効支配は存続するだろう。悲しいが。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 24, 2022
これだけデカい場外ファールを放っておきながら、翌25日の朝生テレビのウクライナ特集にはいけしゃあしゃあと恥ずかしげもなく出演したみたいですから、すんごい面の皮の厚さです。
そして行きがけの駄賃に、日本の軍備拡張を主張していますから、いやはやです。
日本の防衛予算は、約59億ドル(約6780億円)の軍事予算をであるウクライナの8倍近いのに、これ以上どれだけ増やしたら安心だというのでしょう。
世の中は戦争や内乱に満ちていて、憎しみが飛び交っている。今日は必然的にわが国の防衛力、抑止力強化の必要に対し、思いを新たにせざるを得なかった。侵攻されないように抑止することがほぼ全てだ。ただ、それはわれわれの問題。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 24, 2022
まずはウクライナ戦争の悲劇を嘆くことに時間を割きたいと思う。
まさに類友。人が戦争で死んでいるときに自分たちの主張に都合よく牽強付会するな!
さて、三浦氏は最近は、コロナについてはど素人のくせに盛んにコロナ禍について、コロナは大したことない、経済は回せと専門外のことについてコメントしています。
しかし、オミクロンは重症化しないと言いまくっていましたが、感染力が数倍なら重症化率が数分の1でも、死者はこれまで以上に出るのは、小学生でもわかる算数ではないですか。
2/25(金)のCATs-QUICKの東京都の新規感染者数動的予測更新です【急減期】。ピーク後の減少カーブは、連休等の要素を除けばもっと綺麗な線だったことがお分かりいただけますね。高止まりもしていません。ただ、このままだと、ピーク時の20%になってから漸く安心するという第五波の轍を踏みそうです。 pic.twitter.com/U2Eyei7MRS
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 25, 2022
ところが、案の定、コロナ第6波の死者数がコロナ第5波の2倍以上となり、コロナ第3波・第4波に匹敵しようとしていることについては、三浦氏は全くのダンマリです。
今日のツイートはこれ。
おはようございにゃす。ストーブの前でゴロゴロしています。 pic.twitter.com/JMbWH8Jq2D
— Leo the Wildcat (@LeoTheWildcat) February 27, 2022
一生そこで寝とれ。
ちなみに、コロナ禍の被害を直視しようとせず、悲惨な状況のコロナ死者数については絶対にツイートしない、これは日本最悪のコロナ死者を出している大阪維新の吉村大阪府知事とそっくりです。
吉村氏は毎日大阪のコロナの状況について以下のようにツイートしているのですが、コロナの死者がどれくらい出たかは全く書かないのです。
ちなみにこの日の大阪のコロナ死者数は全国で256人中の49人。またも人口比で全国の3倍近い数字でした。
本日の新規陽性者数10,407人
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) February 26, 2022
前週増加比0.72
20代30代陽性前日増加比0.97
入院中重症者数234人
全病床使用率(病床数4,068)74.2%
重症病床使用率(病床数630)37.1%
ホテル療養使用率(室数11,446)24.3%
コロナ軽症他疾患重症の重症入院者50人
実質の重症病床使用率45.1%
信号🔴https://t.co/GeNKtgNAqw
そして今現在で、吉村府知事の一番新しいツイートはウクライナ情勢についてのものなのですが、足元の大阪府で毎日毎日何十人も、全国との人口比で常に2倍以上の死者を出しているのですから、自分のやるべきことに集中すべきでしょう。
全く自分のミスを誤魔化すことだけは一人前の人たちは手に負えません。
ウクライナ大統領「首都で国を守る」降伏を否定
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) February 26, 2022
〉ウクライナのクレバ外相も「キエフはロシア軍のミサイル攻撃下で、もう一夜を生き延びた」「ロシアの戦争犯罪者を止めよ」とも書き込み、ロシア産石油の禁輸などで経済面からも同国に圧力をかけるように世界に訴えた。 https://t.co/GGSecdYcQ5
追伸 参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
軍事、戦争 : 日本による「敵基地攻撃」が専守防衛の範囲だという自民党政権の論理破綻の主張を報道業者は批判的検証なく垂れ流すな。 #マスメディアへの不満
三浦氏のようないい加減な「学者」は人の命に係わるウクライナ情勢やコロナ禍などについては発言すべきではないです。
こちらもお読みください。
森友学園事件。近畿財務局職員の自死について「人が死ぬほどの問題じゃないんですよ」と言い放った三浦瑠麗女史が、遺書が公表されても沈黙したままの件。
実は、冒頭の記事をFacebookで公開したら、灘校の同級生が「僕のるりタン」の悪口を言うなとコメントしてきて、キモいことこの上なかったです(-_-;)。
田原総一朗氏と言い、橋下徹氏と言い、三浦氏はそういった「オヤジ転がし」で生き抜いているわけで、反吐が出そうでした。
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朝ナマはこの人の言動が嫌で観るのを止めました。
かつては「日本の右翼」「日本の官僚」「新宗教(幸福の科学、オウム真理教」とか大変に嵌ったもんでしたが。
大島渚氏の怒り心頭の「ばかやろう、お前の様なのが居るから日本が駄目になるんだ!」と官僚候補のオーディットの意見に反論したり、野坂昭如氏の自らの体験からの「反戦論」だったり、西部 邁氏の正当な右翼思想だったり、勉強なること多々有りでした。
残念ながらこの10年で日本は確実に劣化しました。
ご活躍を心から応援します。
↓
[ざわつく女性政治学者の周辺|訴えられた夫の会社]
2021/8/5
https://news-hunter.org/?p=8149
[裁判と刑事告訴で揺れる政治学者・三浦瑠璃氏の夫の会社]
2021/12/14
https://news-hunter.org/?p=10164
ルーリーの夫は太陽光発電の投資ファンド会社を経営しているが、顧客にリターンを約束しておきながら実行されない。
訴訟相手(顧客)は元SONY会長など錚々たる人物の名が上がる。
また開発を希望している地元に対しても、誠意に欠ける対応をしている。
先日逮捕された「大樹創建」の経営者(ほぼ闇社会の人)ともつながりがある……みたいな内容で、今後の展開を注視したい。
この人たちがテレビに出たら視聴者がリモコンでチャンネルを変えるように頑張るしかないと思ってます(笑)。
本当にその通りなのですが、報道業者がそういう「学者」を重用することがそういう「学者」以上に犯罪的です。そういういい加減な人間であることを知って使っているのか、いい加減な人間であることを見抜けずに使っているのか、どちらにしても日本の多くの報道業者の害と罪はあまりにも重いです。