
今話題のテレビ刑事ドラマ「相棒」、私、本日初めて観ました。
前回、1月26日の放映分が視聴率22.5%で、2000年の放映開始以来シーズン9にして歴代最高視聴率!
映画版「相棒」は観客動員200万人突破ということで、少し期待していました。
刑事訴訟法を教えるとき、やはり、捜査の分野を教えるには刑事ドラマの登場人物を事案に登場させるのが1番。
これまでは、七曲署、湾岸署などに登場してもらっていたですが、今年刑事訴訟法を教えるなら水谷豊演じる杉下右京は外せないでしょ!と思ったのですが。。。。
以下、ネタバレ・・・録画してこれから観る方は、読まないでください・・・
・・・読まないで・・・
間が悪いことに、今日のお話、ジェフリー・ラッシュとピアース・プロスナン主演の映画「テイラー・オブ・パナマ」のパクリだったんです。
犯人の小松政夫がさあ、イギリスの名門テイラーで修行したというのが真っ赤な嘘で、実は受刑していた刑務所で、紳士服の裁断を学んだ、それを被害者に脅されたというのが今回の殺人事件の動機だったんですが、これ、まさにジェフリー・ラッシュ演じるテイラーが、ピアース・プロスナン演じるスパイに脅される理由そのものなの。
この映画はイギリスの巨匠ジョン・ル・カレの原作があるので、映画ファンのみならず、ミステリーファンなら、すぐにパクリだと気づいちゃう。
刑事物でミステリーぱくったらあかんやろ。
おまけに今映画公開中なのに映画パクっちゃって。スキャンダルだよ。
八つ当たり気味に言いますと、演出もワンパターンで、及川光博は相変わらず大根だし、周囲の刑事もステロタイプで全然魅力がない。
だいたい、寺脇康文をなんで及川に代えたかな!?
相棒としては知性派の水谷、野性派の寺脇でわかりやすかったのに。
講師として1番困るのは、水谷&及川だと、ちっとも違法捜査してくれないことなんです。
あ~あ、我がレジュメでは、まだまだ織田裕二と藤田まことにがんばってもらうしかないかな。
さてさて、先生、
会計士試験に刑訴はないはずですから
春からロー・予備試験・司法試験講座にご復帰とか...
私の発表の楽しみが・・・
相棒が上層部のスパイというほうが映画にもしやすかったみたいだし、シーズン8から観るからいいんだろうね。
みんなが好きだった寺脇相棒のあと鼻につきそうなキャラを持ってきたのは勇気あるチャレンジだったと思う。
その相棒が堺雅人だったらなあ!(笑)
というのは高望みかにしても、せっかく高級スーツの話だったんだから、右京のウンチクを上回るバブリーさを及川見せ付ける的なひねりが、脚本に欲しかったです(笑)
その前に、先生がまた講師としてカムバックされると
思っていた(願っていた)方は多いはずです。
私も、伊藤塾で聴きそびれた回からお世話になります...
なんてな。(和久さん)