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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

橋下徹氏がステルスオミクロンについて「感染症で一番重要なのは毒性のリスク評価」「毒性が弱ければ社会経済活動を重視していく」。コロナ第6波で感染者が爆増し死者数も最多になっている教訓ゼロ!

2022年02月21日 | 橋下維新の会とハシズム

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 こんな人が創設して、未だに指南している維新の会の吉村大阪府知事と松井市長が牛耳っているから、大阪は全国最多のコロナ死者なんだと目の前が真っ暗になりました。

 2022年2月21日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」に出演した橋下徹氏は、オミクロン株より感染力が1・4倍高いともいわれていて、重症化率も高い可能性がある「BA.2」、いわゆるステルスオミクロン株への対策について

「感染症で一番重要なのは毒性というか、病原性のリスク評価。毒性が強ければ社会経済活動を止めてでも強い対策を講じていく。

 毒性が弱ければ社会経済活動をある程度、重視していくという大きな方向性が分かれてくる」

と発言したんだそうです。

 この人、オミクロン株の毒性にだけ着目して大したことないと言い続けた挙句、オミクロン株の感染力がデルタ株の数倍とはるかに高かったため、感染者がこれまでの波の何倍にもなり、結果として今でも死者が大変なことになったという見立ての間違いに対する反省が全くありません。

この人たちは毒性がどうだろうが、感染力がどうだろうが、結局最初からコロナ大したことない、経済優先しろと同じ間違いを繰り返している。

 

 

 ご存じのように、コロナ第6波では1日に271人の死者数を出した日もあって、これまでで最多の記録となっています。

 全国のコロナ死者数(1週間平均)は1月下旬に10人を超え、2月4日には「第5波」で最多の65人を、2月9日には「第4波」で最多の114人を上回っています。

 2月14日から20日までの死者数は1472人で、前週の1031人と比べ増加幅が拡大し、1週間平均の死者数は210人と、ワクチン普及前の第4波の倍になってしまっているのです。

 しかも、国立感染症研究所の脇田隆字所長は、オミクロン株の流行に伴う「第6波」のピークは2月上旬に越えたとの見方を示す一方、

「遅れて死亡者数のピークが来る」

と当たり前の警告をしています。

 

こんなに感染者数が違ったら死者が増えるのは当たり前だとどうしてわからないのだろう。感染力をも重視すべきは当然だ。

 

 

 特に大阪はこんな全国の状況の中でも人口比で全国の2倍以上の死者数を出し続けていて、絶対値でも人口比でもコロナ死者数最多の惨状です。

 他方、デンマークなどでステルスオミクロンがオミクロンに置き換わってまた感染者が増大しているのに、毎日毎日テレビに出ている橋下氏は、ステルスオミクロンの感染力がオミクロンより高くても全然関係ないと言っているわけです。

 感染力が高くて感染者が何倍にもなったら、毒性が弱くても死者が増えるのは小学生でもわかる算数でしょう。

 しかも、橋下徹氏は感染症の専門家でもないのに

「感染症で一番重要なのは毒性というか、病原性のリスク評価。」

と偉そうに宣言していて、素人判断でまた自分や吉村・松井維新の失敗の言い訳をしているわけです。

 だいたい、エボラ出血熱とかSARS、ハンセン氏病のような致死率の高い感染症も確かに怖いけど、感染力が弱ければなんとでもなるではないですか。

 本当に、#アホの橋下徹をテレビに出すな。

 

 

維新の関係者どころがいまだに実質的な支配者でもある橋下徹氏。

その政治的不公平・非中立性の問題をもっと追及して、テレビ界から放逐することが、日本の市民の命と健康のために必要です。

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 一方、死者は累計で2万1860人となり、直近1週間では1472人増加。前週(1031人)と比べ増加幅が拡大している。
 1週間の新規感染者は都道府県別で、東京が10万3634人と最多で、大阪(7万9328人)、神奈川(5万1492人)、愛知(4万898人)、埼玉(3万7960人)、兵庫(3万2474人)と続いた。

 

国立感染症研究所の脇田隆字所長=2021年10月20日、東京都千代田区

国立感染症研究所の脇田隆字所長=2021年10月20日、東京都千代田区

<都道府県別感染者数・死者数>

 死者は昨年10月下旬から今年1月中旬にかけては1桁の日も多く、低い水準で推移していた。しかし、2月1日に70人が確認されると、4日は103人に増加し、約8カ月ぶりに100人を超えた。同日以降は6日を除き、いずれも100人を上回り、15日は過去最多の236人となった。
 国立感染症研究所の脇田隆字所長は、オミクロン株の流行に伴う「第6波」のピークは2月上旬に越えたとの見方を示す一方、「遅れて死亡者数のピークが来る」と警鐘を鳴らす。しばらくは死者数が高止まりする恐れがあり、予断を許さない状況だ。
 厚生労働省が2月8日時点でまとめたデータによると、死者1万9410人のうち70代以上が81%を占め、依然として高齢者が多い。30代以下は計124人で、全体の0.6%にとどまる。
 厚労省専門家組織のメンバーは、第6波の死者について「高齢者が増えている。新型コロナが重症化するというよりは、感染したことで持病が悪化したりしている」と指摘。高齢者施設での集団感染などに注意するよう呼び掛けている。

 

橋下徹氏、ステルスオミクロン株で懸念「専門家は後で外れた場合を恐れて、なかなかリスク評価しない」

橋下徹氏

 オミクロン株より感染力が1・4倍高く、重症化率も高い可能性があるステルスオミクロン株への対策について、コメンテーターとして出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「感染症で一番重要なのは毒性というか、病原性のリスク評価。毒性が強ければ社会経済活動を止めてでも強い対策を講じていく。毒性が弱ければ社会経済活動をある程度、重視していくという大きな方向性が分かれてくる」とまず発言。

 「今回、政府の方がステルスオミクロンについて評価を早くきちっとやるべきだと思います。ただ、専門家の皆さんはあとで外れた場合を恐れて、なかなかリスク評価しないんですよ」と続けると「ある程度分かってからしか言わないんで、そうじゃなくて、そこは責任は政治が引き取って、できるだけ早く毒性、病原性を日本の専門家として評価すべきだと思います」と話していた。

 

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