かつて福島原発事故による放射性物質を含んだがれきを大阪で受け入れると公言して山本太郎氏に批判されたことを根に持つ橋下氏は、2021年衆院選の選挙特番(10月31日)の生放送内で
「山本さんの発信力は認めますけれども、山本さんの詐欺師的な主張に有権者の多くがだまされなくて本当に良かった。日本国民は賢明だなと思いました」
と公党の代表を詐欺師呼ばわりした。これはBPO(放浪倫理・番組向上機構)での審査もの。
【卑怯で下品な維新】橋下徹元代表が、ここぞとばかりに宿敵れいわ山本太郎氏代表と枝野幸男立憲代表を攻撃。おまけに松井一郎維新代表が来年夏に改憲と言い出した!【調子に乗るな!】より。
そしてしょっちゅう私怨に基づく感情的な発言をするのでコメンテーターとしての資質に欠ける、という批判も当たっている。
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自他ともに認める私利私欲に生きる男、橋下徹氏が松井一郎氏と作ろうとした会社「株式会社松井橋下アソシエイツ」を立憲民主党に邪魔されたと言って荒れ狂っています。
橋下氏が最終的にカチンときたのは、維新寄りのはずの泉健太立憲民主党代表にたった一言批判されたこのツイート。
飼い犬に手を噛まれたと思ったのか、自分の番組にも呼んで期待していると言っていた泉氏がちょっとでも逆らうと、ここから大変なことになりました。
国会議員が「身を切る改革」をして数百億円の金を返したら、1年5兆円増の大軍拡をしていいという維新創設者の橋下徹氏と立憲民主党の泉健太代表の誤魔化しがひどすぎる。
泉房穂氏との対談なのに、橋下徹氏はひたすら立憲民主党ばかり攻撃している。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) July 17, 2023
私怨を持ち込んだ感情的な姿勢なら、政治番組のコメンテーターはやめるべき。
泉房穂前明石市長の “情けない” 発言に激怒「極めて立憲民主的」「物の言い方がある」#Yahooニュース
https://t.co/XjxmnkxOLE
いきなり余談ですが、自分たちの著書『政治はケンカだ! 明石市長の12年』(講談社)の出版記念のトークライブに橋下氏を呼んで、あるわけもない
「新党旗揚げか!? 7・15 シナリオなき生激論!」
と煽る元朝日新聞記者の鮫島浩氏のやり方があざとすぎます。
維新の勢いを止めるには維新を分断するのが得策だ。亀裂の芽はある。創始者の橋下徹氏だ。
— 鮫島浩✒️ジャーナリスト『朝日新聞政治部』『政治はケンカだ!』『SAMEJIMA TIME』 (@SamejimaH) July 11, 2023
今更維新から政界復帰する可能性は低い。あるとすれば新党結成だろう。
連携相手に取り沙汰されるのは、水と油の泉房穂前明石市長である。
7.15 私がMCとして二人に切り込みます!https://t.co/2MW0XqSbsY pic.twitter.com/MHLt0mSaAx
そもそも橋下氏が政界復帰する可能性が2万%ないのは、うちのブログでは彼が政界引退した2015年当時からずっと言い続けています。
彼は茶髪の弁護士→大阪府知事・市長→売れっ子コメンテーターと予定通り成りあがって、一番好きなお金と「名声」を得たんですから、めんどくさい政治家に戻るわけなんてないんですよ。
それがわからないのなら政治記者としての鮫島氏の目は節穴ですし、とにかく本を売るためなら嘘ついて煽ってもいいとばかりに、よりによって橋下氏を呼ぶ二人のセンスが最悪です。
さらば、橋下徹、政界引退。「どうせ帰ってくる」と言っちゃダメだよ。帰ってきやすくなるでしょ。
橋下徹氏が小沢一郎氏と会談。でも皆さん、安心してください。橋下氏はお金にしか興味がないので政治家復活はしません(笑)
維新創設者の橋下徹氏が、維新の議員が文通費を政治団体に「寄付」してプールしたお金から1回216万円、3年間で3400万円の講演料をせしめていた!まさに闇の資金のマネーロンダリングで大ブーメラン!
政治はケンカだ! 明石市長の12年
それはそれとして、泉健太代表にちょっと批判されたからと言って逆上している橋下氏ですが、大阪府知事と大阪市長を歴任した同士の橋下氏と松井氏で、行政にアクセスするコンサルタント会社を立ち上げるなんて、以前の特別公務員の地位を利用しての口利き業なんですから批判されて当然。
実は自分も注目を浴びてこれはまずいと思ったから、このコンサル会社を中止にすると言ったくせに、自分は行政へのアクセスを透明化しようとしたのに立民に邪魔されたというのは大嘘だし、八つ当たりです。
民間の会社について当事者に対するヒアリングや確認もせずに一方的に批判する立憲民主党を批判するのは納税者として、コメンテーターとして当然。あんたらの生活費、政党交付金は我々民間が納税して支えてるねんで。勘違いしたらあかん。 https://t.co/yXoAW0mDgD
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 17, 2023
そして、立憲民主党を批判する内容も的外れかつ間違っていて、まず泉健太立民代表は
「私怨を持ち込んだ感情的な姿勢なら、政治番組のコメンテーターはやめるべき。」
と言ったわけで、橋下氏を批判している中身は、橋下氏の言動が自分の会社を中止にさせられたという私怨に基づく感情論だからです。
それに対して
「俺のどの発言が放送法に触れるのか指摘せよ。」
と放送法違反の非中立的な発言をしているからコメンテーターをやめろと言われた~とまったく泉健太氏が言っていないことをでっちあげて難癖をつけています。
それに立憲主義とは憲法に従って政治を行ない、多数派の多数決でも奪えない少数者の人権を保障する政治原則を言うのですから、政治番組のコメンテーターをやめろと泉健太氏が発言したのと立憲性は全く関係がありません。
橋下氏はそもそも立憲主義とは何かを理解していないまま、言いがかりを言っているにすぎません。
立憲民主党の非立憲性が酷すぎる。我々民間人には政党を批判する言論の自由が最大限尊重される。もちろん公共の電波の番組に出演する際は放送法に縛られる。俺のどの発言が放送法に触れるのか指摘せよ。番組内では放送法遵守を徹底している。番組以外の発言がどんな理由で制限されるのか法的根拠を示せ https://t.co/yXoAW0mDgD
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 17, 2023
橋下氏の八つ当たりはその後も誤解とウソばかりで、
「民間の特定個人を追及するのは司法の役割。」
などと言うのですが、そんなの誰が決めたんですか?具体的審査制を取る日本で司法が出てくるのは裁判になってからですよ。
また、橋下氏は
「政治が特定個人を追及するなら法違反があることが大前提だ」
というのですが、そんなことは全くありませんよね。
政治論争なら政治家が民間の俺個人を批判しても当然のこと。しかし政治論争とは関係ない民間活動のおかしさを正すなら一般的抽象的法規範の定立で行うのが立法だ。民間の特定個人を追及するのは司法の役割。政治が特定個人を追及するなら法違反があることが大前提だ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 17, 2023
橋下氏は
「何よりも俺の意見に全く耳を貸さない姿勢は政党として失格だろ。批判されたら全否定。」
と立憲民主党を批判しますが、批判されたら全否定、ってそれは今立憲民主党に対して橋下氏がやっていることではないですか。
「普通なら真摯に受け止めるか、論理で反論するかだろ。」
も大ブーメランで、それこそが橋下氏自身が反省すべき点です。
何よりも俺の意見に全く耳を貸さない姿勢は政党として失格だろ。批判されたら全否定。俺はなぜ立憲民主党が支持を得られないのか客観的に指摘したつもりだ。まず辻元清美氏の人を馬鹿にしたインタビュー記事。加えて民間会社への不当介入。普通なら真摯に受け止めるか、論理で反論するかだろ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 17, 2023
橋下氏は
「俺もコメンテーターだから政治論争や政治的行動について厳しく批判されるのは当然。しかし今回は民間会社の活動。」
と言いますが、橋下氏と松井氏が批判されたのは元首長の地位を利用して行政へのアクセスをサポートするコンサルをしようとしたからで、これは政治的行動なんですよ。
まさに橋下氏の言う通り
「厳しく批判されるのは当然」
のことです。
それでなくても普段から論理性皆無の橋下氏ですが、
「私怨を持ち込んだ感情的な姿勢なら、政治番組のコメンテーターはやめるべき」
という泉健太氏の批判はまさにあたっています。
痛いところを突かれて感情的になっているだけの、#橋下徹をテレビに出すな。
俺もコメンテーターだから政治論争や政治的行動について厳しく批判されるのは当然。しかし今回は民間会社の活動。立憲民主党は、政治論争における批判の話と民間活動への介入の話をしっかり区分けせよ。後者は法とプロセスに則れ。政治行政による安易な民間会社批判がどれだけ恐ろしいことか自覚せよ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) July 17, 2023
毎日放送(MBSテレビ)で2023年元旦に放送した特番「東野&吉田のほっとけない人」に、日本維新の維新の会代表の松井一郎大阪市長(当時)、維新共同代表の吉村洋文府知事が出演して、維新創設者で元大阪府知事の橋下徹氏の三人で出演。
「いつか総理になる人」という質問に対して、橋下氏と松井氏が吉村氏の名前を挙げてヨイショ。ヨイショというか自分たちの私利私欲の都合の回答。
「番組内では放送法遵守を徹底している。」
どころか、アベトモ・維新寄りの橋下氏が政治的に偏向した発言をするのはしょっちゅうのことだ。
毎日放送が維新の橋下・松井・吉村出演の特番について「偏向報道」を理由に調査開始。そして感染者数が過去最多の6101人の大阪府・2514人の兵庫県・1202人の京都府がまん延防止措置見送りを決定。
【橋下維新の会とハシズムの歴史を振り返る4】ハシズムの要は税金で吉本興業を手先にしての関西のテレビ局支配。その支配が「MBS偏向番組」問題で崩せるチャンス到来だ。
毎日放送(MBS)が橋下・松井・吉村維新揃い踏みの偏向番組について「政治的公平性に対する認識が甘く、バランスのとり方が極めて不十分だった」。これ、関西のテレビ局全部にあてはまるから!
参考記事
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
維新肝いりの大阪万博の企画準備段階の不調は、自維が対立ではなく協力関係にあることと、維新は「税金ビジネス政党」だと改めて露わにした。 #維新のおかしさに気づいてね #マスメディアへの不信
上の記事から。
『橋下徹前大阪市長が、大阪府知事時代に月刊誌「新潮45」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社(東京)と筆者の精神科医・野田正彰氏に1100万円の賠償を求めた訴訟の上告審で、橋下氏の敗訴が確定しました。
最高裁第二小法廷(山本庸幸裁判長)が、1日付の決定で橋下氏の上告を退けたものです。
問題になったのは、同誌の2011年11月号の記事
「大阪府知事は『病気』である」
で、野田氏は橋下氏の高校時代の恩師に取材するなどした結果、橋下氏について
「人格障害と言ってもいい」
などと書きました。
2015年9月の一審・大阪地裁判決は、新潮社側に対する請求を一部認めましたが、2016年4月の二審・大阪高裁判決は、高校時代の橋下氏を知る教諭が
「うそを平気で言う。ばれても恥じない」
と述べたとする記述について、野田氏が橋下氏の生活指導に当時携わった教諭から聞いた内容であることなどから、
「真実と信じた相当の理由があった」
と判断しました。』
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橋下徹、泉房穂前明石市長の “情けない” 発言に激怒「極めて立憲民主的」「物の言い方がある」
7/16(日) 8:15配信 TOKYO HEADLINE WEB
前明石市長の泉房穂氏の著書『政治はケンカだ! 明石市長の12年』(講談社)出版記念トークライブ「新党旗揚げか!? 7・15 シナリオなき生激論!」が15日、都内で行われ、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が登場した。司会はジャーナリストの鮫島浩氏。
【写真】立憲民主党と日本維新の会、どっちがマシ?
実は司法修習生時代の同期という2人だが、橋下氏が前大阪市長の松井一郎氏と共同で設立したコンサルティング会社「松井橋下アソシエイツ」(その後中止)に対し、泉氏が自身のツイッターで「これは “事実上の口利き”」「情けない気持ちになった」などと批判。この日は控え室を別フロアに変更、事前の打ち合わせなしのガチンコバトルとなった。
橋下氏は泉氏に「 “情けない” という言葉が極めて立憲民主的。きちんと政策論をやるんだったら応じますけど、“情けない” とか人間性を否定するようなことはやめたほうがいいですよ」とブチ切れ「辻元清美さんが朝日新聞のインタビューで〈安倍さんと岸田さんには世襲政治家という共通点がある。世襲というゲタを履かされて国会議員になっているから勉強不足だし、生活実感がない〉と言っていたがとんでもない。泉さんも政策でいろいろ言うのはいいけど、僕が職員の立場だったらあんな罵倒している政治家のほうがよっぽど情けないと思います」とバッサリ。
政界復帰の可能性についても「ないですね。いろいろ言われるのがうっとうしいもん。泉さんにだって民間人だから反論しているけど、政治家だったら我慢しなきゃいけないからね」と否定した。
泉氏が橋下氏の政治手腕を「突破力がすごい。日本維新の会の立ち上げにはすごく勢いがありましたし、多くの方が国そのものを変える可能性を感じた時代があった。新たな展開を期待している一定の方はいると思いますよ」と評価すると、橋下氏は「僕は2008年当時の大阪の状況だったから求められたんです。今はそういう時代じゃなくて、大阪で問題のあったところはある程度目鼻がついたので、吉村(洋文大阪府知事)さん的な包摂しながら前に向いて進んでいく政治家が求められているんじゃないですか」と言及。
そのうえで「政治家というのは時代が求めるものだと思います。自分がやりたい、やりたいと言ってやるもんじゃない。国会議員の間違っているところは、時代が求めていないのにやりたい、やりたいという国会議員が多いじゃないですか」と持論を述べた。
この日はリアルタイムアンケートの結果を元にトークを展開。橋下氏は「立憲民主党と日本維新の会、どっちがマシ?」の立憲民主党52%、維新の会48%という結果に対し「本来だったら、野党第1党の立憲民主が圧倒的に上に行かないといけない。結果が拮抗しているということは、以前に比べて立憲民主が落ちて、維新の会が伸びてきてちょうど交差しているところなのかな」と見解を述べ、
「立憲民主のよくないところは、ある意見に対して人間性を否定したり侮辱したりすること。辻元清美さん的な言説が端的で、世襲政治家だから勉強不足だなんて誹謗中傷も甚だしいですよ。泉さんも、僕と松井さんの作った会社について政策論でいろいろ言うのはいいですけど、 “情けない” と言うんだったら政治論にならない。多くの支持を受けようと思ったら物の言い方があると思う」と吐き捨てた。
さらに「今回の僕と松井さんの立ち上げた会社に対して、泉さんはきちんと問題点を指摘した言説じゃなくて、“事実上の口利き” だと言うわけです。自民党のほうは誰も言わない。なぜかと言うと世の中の現実を知っているから。僕らが何であれを立ち上げたかと言ったら、今の国会議員の口利きが不透明でひどすぎるわけです」としたうえで「松井橋下アソシエイツ」の設立意図を改めて説明。
「政治家の不倫の時に真っ先に批判するのは立憲民主党の議員ばかり。自民党の議員は絶対不倫関係では批判しない。なぜかと言うと、まあ自分もやってるってこともあるのかも分かんないけど(笑)、“人間ってそういうこともあるんじゃないの” という前提がある。政治家というのは宗教家でも倫理家でもなく、政策を実現することなので人が集まる、人をまとめる力が必要です。それが今の立憲民主党にはない」などと一気にまくし立てた。
橋下徹氏「アホくさ」松井氏との新会社を「活動休止」 蓮舫氏らが批判・指摘→「批判受けるのは面倒くさいので」
橋下徹弁護士(元大阪府知事)が10日にツイッターに投稿。橋下氏と松井一郎元大阪府知事の新コンサル会社に対して批判があり、公式ホームページが突然閉鎖されたと報じるニュースを取り上げ、「民間人になってまでこんな批判を受けるのはめんどくさいので活動は中止」と説明した。
「国会議員の不透明な口利きを透明化するための中小企業支援モデルを作ろうとしたが止めた」としている。
別投稿では、「俺のことをいくらでも批判すればいいが、結局、国会議員や元国会議員たちの不透明な政治資金・政治献金と怪しい行政介入・口利きは放置状態。政治力のない中小企業は政治行政の支援を受けられないまま。民間から透明公平な中小企業支援モデルを作ろうとしたけど、アホくさ。私利私欲で生きるのが一番やね」とも記している。
指摘されている「松井橋下アソシエイツ」のホームページには、「ともに大阪府知事・大阪市長・国政政党代表を歴任してきた松井一郎・橋下徹と一線で実務を行ってきた元行政マンたちを中心とするチームが、その経験・知識・人脈を活かし、貴社が必要とする行政組織、関係企業、地域住民の皆様などの利害関係者(ステークホルダー)とのアクセス・調整をスムーズにし、貴社の事業を円滑に進めるサポートをいたします」と記載されていた。
これまでに立憲民主党議員が「口利きするビジネス」ではないかなどとSNSに記載。蓮舫氏が7日のツイッターで「山岸一生代議士が指摘をした案件。なぜか、その後に松井橋下アソシエイツのHPが見られない状態になりました」と記している。
松井一郎と橋下徹が行政に食い込みたい企業向けコンサル会社を設立! SNSで批判殺到もマスコミはスルー
リテラ 2023年07月05日(水)23:00
株式会社松井橋下アソシエイツHPより
今年4月6日、大阪市長の任期満了をもって政界引退した松井一郎氏。最後の登庁時には「橋下さんとYouTubeで無責任に世相を切っていこうかな」などと口にしていたが、ここにきて橋下徹氏と共同でとんでもない事業を立ち上げ、ネット上で批判を浴びている。
松井氏と橋下氏がシニアディレクターを務めるという「株式会社松井橋下アソシエイツ」のHPが7月1日に開設されたのだが、HPにはこんな宣伝文句が躍っていたのだ。
〈ともに大阪府知事・大阪市長・国政政党代表を歴任してきた松井一郎・橋下徹と一線で実務を行ってきたプロフェッショナルを中心とするチームが、その経験・知識・人脈を活かして、貴社が必要とする行政組織、関係企業とのアクセス・調整をスムーズにし、貴社の事業を円滑に進めるサポートをいたします。〉
さらに、同HPでは、松井氏と橋下氏の連名による「MESSAGE」として、こんなことも書かれていた。
〈経済活動は民間が主体となって行うことは当然であるにしても、これからの時代、複雑な行政実務を踏まえた役所との協働がますます必要となってきます。しかしながら、民間企業から役所へのアプローチ方法が非常に少ないため、誤ったアクセスにより贈収賄罪に問われるような事件が昨今でも多発しています。私たち二人と、長年最前線で活躍してきた実力あるプロフェッショナルの知識・経験・人脈を活かし、法令を徹底遵守した形で、透明かつ適正な手続きを進めることのお手伝いをしたいという思いから、この会社を立ち上げることとなりました。
これまでは知事、市長、国政政党代表、公務員という立場から、大阪そして日本を良くするために全力を尽くしてまいりましたが、今後は民間人の立場で、民間企業の皆さんと行政機関がwin-winの関係となって、地域経済ひいては日本経済の活性に繋がる、その一助になることができれば幸いです。〉
これはようするに、松井氏と橋下氏が、民間企業を相手に行政に食い込むためのコンサルタント業務などをおこなう、ということではないか。
〈透明かつ適正な手続きを進めることのお手伝い〉などと書いてはいるが、一方で、〈貴社が必要とする行政組織、関係企業とのアクセス・調整をスムーズに〉などという謳い文句は、まるで“行政への口利き”をアピールしているようにも受け取られかねない。
ついこの間まで、地方自治体の首長を務めた人物が、こんなビジネスに手を染めることが許されるのだろうか。
しかも、橋下氏、松井氏といえば、それまで府や市がおこなってきた行政サービスを「公金の無駄遣い」と批判し、さまざまな業務を「民間」に肩代わりさせるという「行政改革」を進めてきた。
その結果、大阪府や大阪市では行政サービスが低下するという問題も起きている。コロナ下では「時短協力金」の事務作業をほとんどパソナに丸投げしたために、他の都道府県と比較してもダントツ最下位の支給遅れが発生する事態となった。近畿日本ツーリスト西日本支社に委託した保健所への人材派遣事業でも、エクセルの基本操作もできないスタッフが送り込まれたために現場が混乱するという事態を招いた。
しかし、そういったトラブルが起きても、松井氏ら維新の政治家はどこ吹く風で、「民間のほうが効率性が高い」「コストカットのために民間の活用は必須」とばかりに、この民間活用路線を続けてきた。
それが、首長をやめたとたん、今度は民間の側に、行政の仕事をするためのノウハウを伝授するビジネスを立ち上げるというのである。これはまさに、税金で給料をもらっていた立場で知り得た情報を一部の企業にだけに与えて自分たちの利権にしている天下り官僚と同じ発想ではないか。
もちろん、HPが公開されるや否や、SNS上では批判が殺到している。
〈これ維新OBが行政とのズブズブサポートしますってことやろ。こんなん官民癒着そのものやんけ。〉〈控えめに言って、恥を知って頂きたいですね。大阪府市はこれから益々腐敗しそうですね。〉
〈公共サービスを潰し、民間企業に競争を促す。住民の暮らしの安全保障よりも「経済効率」。もう“時代遅れ”の言葉だけじゃ足りないわ。コロナ禍に全国一の死者をだす土台を作ったお2人ですから。〉
〈かつて、政治家だった時代には声高に「既得権」とやらを批判してきた輩が、民間人に戻った途端に、過去に市長や知事を務めていたという自らの既得権を活用した商売をはじめるという大変わかりやすい案件〉〈維新の橋下と松井による「口利き」ビジネスだよね、これ。〉
もちろん、橋下氏は弁護士であり、さすがに違法性の高い「口利き」をビジネスにするということはないだろう。
しかし、結果的に「口利き」と同じようなことになる可能性は十分ある。なぜなら、橋下・松井両氏はいくら「民間人」だと言い張っても、維新という政党、そして関西の行政にいまも絶大な影響力をもっているからだ。
大阪府や大阪市はもちろん、さらには、維新知事が行政を握る兵庫県、奈良県など維新系首長の自治体では、直接、2人が口利きなどしなくても、「松井橋下アソシエイツ」とコンサル契約を結んでいるというだけで、職員の「忖度」がはたらき、その企業が公共事業の受注レースで優遇されるかもしれない。
ようするに、松井・橋下両氏のこの新たなビジネスは、どこからどう見ても、行政への公正な民間参入を阻害し、維新や特定企業の既得権益を強化するものでしかないのだ。10年前なら元首長がこんなビジネスを始めたら、新聞やテレビで猛批判を浴びていただろう。
しかし、この「松井橋下アソシエイツ」問題は、SNSで批判が高まっているだけで、マスコミではまったく批判されていない。
それどころか、在阪テレビ局ではさっそく、松井氏をコメンテーターとして起用する動きが出てきた。5月9日に松井氏を「政界引退後のテレビ“初”コメンテーター」として出演させた関西テレビの『newsランナー』だが、6月28日放送でもコメンテーターとして松井氏を生出演させた。
松井氏も橋下氏同様、今後は「民間人」と称してテレビ出演しながら、維新の広報担当の役割も担っていくことになるはずだ。維新のやりたい放題はいったいどこまで続くのだろうか。
毎日放送(大阪市)が1月に放送したトークバラエティー番組に、ゲストとして日本維新の会創設者の橋下徹・元大阪市長、同党代表の松井一郎・大阪市長、副代表の吉村洋文・大阪府知事をそろって出演させた問題で、同局は11日、「高視聴率を意識し、政治的公平性に対する認識が甘かった」とする調査結果を公表した。番組内容を事前に点検する制度も機能しなかったとして、チェック体制を強化するなどの再発防止策を進めるとしている。
番組は、関西地区で1月1日午後に放送された「東野&吉田のほっとけない人」。タレントの東野幸治さんらが司会を務め、ゲスト出演した3人は計43分間にわたって、昨年秋の衆院選で同党が議席を伸ばした要因などについて議論した。視聴者から「維新に偏っている」「中立でない」などの批判を受け、局内の調査チームが制作の経緯などを検証していた。
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
「俺の意見に耳を貸さない」なんて何様のつもりでしょうかね。
相変わらず、どうしようもなく支離滅裂。
まともな指摘や批判をされたら、大人げなく、すぐキレる。
で、絶対に非は認めず、論点をすり替えて相手を誹謗中傷する。
誰かに似ていませんか。
そう、安倍晋三にそっくりです。
さすが自民党の子分だけのことはあります。
維新が何をやらかそうが、無批判で橋下を出演させ、完全スルーの大手メディア。
数えきれない維新の不祥事。
この腰抜け御用メディアの連中も共犯者ですよ。
「休止」とか言ってるけど、何もしないのに解散登記しないで放っておくと課税されたり、100万円以下の科料ってこともあるんでしょ
立憲に言われたくらいで辞めるなんて、準備不足だったか現時点ですでにヤバいことがあるか、ってなことでもないとアイツらには考えられんし