ハワイ編その19
写真は、水深99フィート(約30メートル)前後の海底です。
99 Ft.
99フィート
漁礁として人為的に沈められた飛行の翼の影が、海底の砂に映っています。ワイキキの海の透明度はすばらしく、海上の太陽光線が水深30メートルの海底まで届いている、ということです。若干、海水がにごったように見えるのは、プランクトンが豊富にいるからだそうです。
ガイドさんの説明によると、「潜水艦の深度が増すにつれ、海水の色がどんどん青くなっていくのは、深度が増すにつれ海水がぎゅっとあつまっていき、海水が太陽光線のうち赤い色の光を通さなくなっていくから」だそうです。実際、海上や潜水直後に見えていた衣服などの赤い色の部分が、潜水艦の深度が増すにつれ黒くなってしまいました。潜水艦の窓から赤の光が船内に届かない、赤の光を反射することができないので船内の赤い色の物体は黒く見える、ということです。
ガイドさんからこの説明を聴いたとき、深度が増すにつれ海水が可視光(おおよそ波長400~800nm)のうち波長の長いほうの光(赤外線よりの光)から遮断していくのだ、と理解しました。だとすれば、深度が増せば海水は波長の短いほうの光(紫外線よりの光)を残す、つまり海水の色は紫色になっていくのでしょうか。吸収光と補色光の関係を考え直さないと、よくわかりません。
<単語>
ft. -- 【名】 = foot, feet(単位のフィート、1 foot = 30.48cm)
最初で最後のスキューバダイビング体験でした
そうですね~水深10フィートといったところでしょうか!?(笑)
水深10フィート(=3メートル)というと、水圧は1.3気圧ですね。
この潜水艦が潜った水深99フィート(=30メートル)の海底では水圧が4気圧にもなるので、最初はちょっと不安でした。この潜水艦の窓の厚さは、8.25センチもあるそうです。