「宇宙と地球と」ざっと感想

※完全ネタバレ。注意！

































まず（当然だが）たいへんに端折っています。
ネェル・アーガマのクルーを一か所に集めて空気を抜くぞー、なんて、
ハラハラドキドキイライラさせられるエピなども、省かれています。

その代わり、ハ〇（差別用語）の艦長がカッコ良かったりして♪
個人的にうれしいことに、アンジェロも見せ場いっぱい。
横柄だと思えば、あわあわと右往左往する。


「転」に当たる巻で、
それぞれの行く道が見えてきました。
収まるべきところに収まったともいえる。
ラスト、バンシーを見ただけで、パイロットがわかってしまったバナージ。
そうだ。
リディーだけは、また海のものとも山のものとも知れぬ。
未明の新宿二丁目で、ゴミバケツの横で大股ひらいて茫然している兄ちゃんの風情です。

お守りを届けてあげたいなあ。

バナージとの差に愕然とするのは次まわし。
「俺にもユニコーンを動かせるぞ！」なんて浮かれないのが、
かえっておそろしい。


それでは、また。