鍵穴ラビュリントス

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知りませんでしたのローマ神話

2012-12-28 14:38:38 | ギリシャ神話
ギリシャ神話というかおそらくローマ神話です。

リヒテンシュタイン展を12月16日にみにいったのですが(12月16日の日記にその様子など書いてありますのでぜひみてください)、そのときあった絵画で、これは知らなかったという説明つきのがあったので携帯にメモってきましたのが以下の内容です。

軍神マルスはかまどの女神ヴェスタの神殿に仕える巫女レア・シルヴィアに恋い焦がれ、彼女が眠っているあいだに忍び寄った。二人の子の双子のロムルスとレムスはローマの建国者になったと伝えられる。

…そうです。


ギリシャ神話とローマ神話は互いに呼応しています。
たとえば、美の女神アフロディーテはローマ神話上ではヴィーナスですし
その息子エロスはローマ神話上ではキューピッドというふうにです。
軍神マルスは、ギリシャ神話上ではアレスに相当します。

ちなみにエロス(キューピッドのこと。クピドと発音されることもある。)は少年です。絵画などで赤ん坊として描かれているのは、プットーまたはアモレットと、エロス(クピド)とは区別して呼ばれていて、宗教的主題では天使、世俗的主題では愛の使者をあらわしています。
エロスと恋人プシュケの神話は素敵です。みなさんも興味をもったらどこかの本屋でギリシャ神話を買って読んでみてくださいね。