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鍵穴ラビュリントス

狭く深く(?)オタク
内容は日々の戯言
イギリス、日本、リヒテンシュタイン、大好きです
プラトニックlove好き

花の神話

2012-12-16 17:21:01 | ギリシャ神話
1.向日葵(ひまわり)
【クリュティエ】: 水の妖精で、アポロンを恋い慕った。太陽神でもあるアポロンを見つめる向日葵に。

2.水仙
【ナルキッソス】: 森の妖精エコー〈→木霊〉は彼に恋をし、彼は水に映る自分自身の姿に恋をした。

3.アネモネ
【アドニス】:アフロディーテは誤って息子キューピッドの矢に傷つけられ、狩人アドニスに恋する。彼が猪に殺されて、嘆き、ネクタルと彼の血でもって儚いアネモネの花が生まれた。

4.ヒヤシンス
【ヒュアキントス】:この少年はアポロンの恋人。ある日、アポロンと円盤投げをして遊んでいたら、西風ゼピュロスが嫉妬して円盤はヒュアキントスの額にぶつかってしまい、死す。その血から生えでた悲しみの花。


プッサンの絵画「フローラの王国」にこの人たち大集合!

リヒテンシュタイン展にアネモネの絵画があったのでうpしました。


かんむり座

2012-12-16 17:13:26 | ギリシャ神話
☆かんむり座☆(二等星ゲンマ)
――(私の属していた)お天気部マスコット星座の一つで、春の星座


昔、アテネの国はクレタ島の属国で、クレタ島に住むミノタウルスという牛魔(牛の化け物)へ生け贄として、アテネの国の男女七人ずつが送られていた。それを知ったアテネの国の王子テセウスはミノタウルスを倒すべく自らその生け贄の一人となる。ミノタウルスはダイダロスという職人が造った迷宮ラビュリントスの奥にいて、その迷宮は中に入ったら二度と抜け出すことができないという。クレタ島に着いたテセウスは、クレタ島のミノス王の娘アリアドネ王女(実はミノタウルスの異父兄弟!)に恋される。アリアドネはなんとかテセウスを助けたく、ダイダロスの助言の通りテセウスに糸玉をもたせる。というのは、糸玉をほどきながら迷宮を進んでいき、ミノタウルスを倒したあとはそれに沿って帰ってくれば外に出られるのだった。テセウスはそうしてミノタウルスを見事退治し、アリアドネを連れてクレタ島を出る。途中、島で、テセウスの夢に酒の神ディオニッソスが現れ、アリアドネは自分の妻にするから置いていけと言う。テセウスは神の意向には逆らえないと思って、アリアドネを残し朝早く船を出発させてしまう。テセウスに置き去りにされたことを知ったアリアドネだったが、海に身投げしようとしたところでディオニッソスが現れて求婚する。(ヤッタ、玉の輿だわ。)で、結婚式でディオニッソスがアリアドネに贈ったのがこの冠。

*ゲンマ・・・ラテン語で「宝石」の意。

『鍵穴ラビュリントス』の「ラビュリントス」という単語の説明にもなりましたね。
リヒテンシュタイン展の絵画に描かれていたので、うpしました。

リヒテンシュタイン展いってきたよー!

2012-12-16 16:51:26 | ロリータとリヒテン
今日は母とリヒテンシュタイン展をみに、六本木の国立新美術館までいってきました。

煌びやかな品々……
ヴィーナスとアドニスの絵とか、アネモネになっちゃった絵とか、アポロンとアルテミス(ディアナ)の狩りの様子を表した絵とか、ディオニッソス(バッカス)がアリアドネに求婚するシーンの絵とかありまして、私はいちいちギリシャ神話の講釈をああああ言ってきたのでございます。特に、アリアドネに求婚するディオニッソスの絵には、きちんと冠がえがかれていて私なりに興奮しました。かんむり座の神話なんですよ、これ。これらに関するお話はあとでギリシャ神話のカテゴリーにうpしときますね。

それから、金銀で縁取られた鏡や、葡萄の粒が一つ一つきらきら光っている静物画とか、東洋の陶器をふんだんに使った蝋燭立てなど、私の心を魅了しました。

リヒテンちゃんの国は、携帯にメモしてきたことによると、
まず、リヒテンシュタイン家はオーストリアの名門貴族で、ハプスブルグ家の重臣でありました。1608年に「候」の位を授与されて、1719年に神聖ローマ皇帝ルドルフ2世から領地の自治権を与えられます。1923年にスイスと関税同盟を締結、スイスフランの導入が始まります。
ウィーン郊外のロッサオに「夏の離宮」、
ウィーン中心部バンク通りに「都市宮殿」をもっています。
周辺の国々と仲良くやっている国なんですね。


久々に東京まで出掛けていって疲れました。
しかしヘタリアファンとしてはみにいかなくては…と思っていたので、いってこれてよかったです。