9/6(金)
阿智神社奥宮
この神社は昼神温泉に鎮座する前宮から、阿知川に沿って2kmほど登った山麓にあり「山王の森」と呼ばれる森林に覆われている場所に祀られています。
【鎮座地】
下伊那郡阿智村智里497番地
【主祭神】
天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと) 天表春命(あめのうわはるのみこと)
【相殿】
大山咋命(おおやまくいのみこと) 誉田別命(ほむだわけのみこと) 健御名方命(たけみなかたのみこと)
【例祭日】
10月14日
【由緒】
創建 孝元天皇五年(紀元前210)正月 伊那谷にある式内社の一つで律令下国司祀祭の社として崇敬厚い地方の古社である。
神坂峠東麓阿智を中心に、伊那西南部一帯に開拓の歩を進めた阿智族の祖神を祀る聖地である。
江戸期徳川幕府より午印10石を寄進せられた。
奥宮の磐座(いわくら)は、国学院大学教授 大場磐雄博士により古代祭祀遺跡であると立証されている。
祖神表春命の陵とされ椀貸伝説(わんかしでんせつ)もある。
神社入口
14時50分
前宮から車で約2㎞の場所で、道沿いにあるので分かりやすかったです。
鳥居
延喜式(えんぎしき)内社 阿智神社奥宮
この丘陵は昼神に祭られている阿智神社の奥宮です。
昔から村人は「山王(さんのう)さま」と親しみをこめて呼び、小丘を阿智族の祖 天表春命(あめのうわはるのみこと)の墳墓「河合(かわあい)の陵(みささぎ)」と名づけて信仰を集めてきました。
丘の頂、玉垣に囲まれた巨石は磐座(いわくら)であると云われてきました。
このごろこの巨石を囲む遺構が発見され、いよいよ磐座であることが確かになりました。
磐座とは古代の祭祀場(さいしじょう)において神霊が降りてきて鎮座したところです。この地が阿智神社の祭神、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)(天思兼命)・天表春命の鎮座地であるとともに、全国の総本社であることがうかがえます。
この二神は信濃国に天降(あまくだ)って阿智の祝(はふり)の祖(とおつおや)となったことが平安時代初期に編された「先代旧事本紀」に記されておりますし、天思兼命は「古事記」「日本書紀」に高天原随一の知恵の神として登場しています。
※社頭由緒書
社号標
苔がすごいです。Σ(゚Д゚)
「君が代」が頭に浮かんできました。
「篝薪神楽(かがりびかぐら) 吾道太神宮(あちだいじんぐう)」石碑
参道
鳥居から石段の参道を歩いて登りますが、そんなに急な坂じゃない。
境内
拝殿
拝殿手前にあるのが篝薪神楽舞台のようです。
扁額には式内阿智神社奥宮と書かれていました。
元宮磐座(いわくら)参道
拝殿に向かって右手に磐座参道と書かれた立て札があります。
元宮磐座鳥居
磐座
「神霊が降りてきて鎮座したところ」と思うと、恐れ多いというか近寄りがたいです。
式内阿智神社元宮磐座の説明
※画像拝借
ご神木
境内の様子
神社を下りてからもう一度
写真右手が神社で、道路を挟んで向かい側の山の景色。
また、お参りに来たいです。
御朱印
阿智神社前宮一の鳥居横の旅館「みさか」様でいただくことができます。(300円)
2233のエンジェルナンバーは「奇跡が今にも起ころうとしています」
9/19 夕方の空
17時47分
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます