*
繕う わたしの ありようを
よっぱらう ほこうを
しぬほど はずかしい
ろんりを
みずに ながしてください
*
唱える 遡りながら ふあんが
ちいさくかたまり
ながれでることなく
あちこち ふちゃくし
かたまりは しだいにおおきく
しこりとなって
ながれを せきとめ
こころを
しにいたらしめる
*
黄色い ハンカチ みぎにも ひだりにも
じゅうしんを
かたむけるのは
むりというもの
うでを あげることも
あしを おろすことも
できない
しろいはたは いやだから
きみに
あいでも かたるか
*
それだけ そうぞうできる
かたちの ありかた
ふとうめいな
ないぞうの
ほんとうの きもち
*
波打つ
ひろいあげる
きえる
*
みつめない 視線 なにげないって
いやらしい ぬすみみ
あいじょうが ないってこと
*
みえない 風景 すきまに
なにが あるのでしょ
まつりの はやしが
きこえるけれど
*
水の流れ エコ
ぽた ぽた
なないろの しずくが
じめんに おちる
ふけんこうな いろを
すいあげる みき
きけいの えだ
りっぽうたい えんけい
さんかくすいの はっぱ
*
有るのか 無いのか さらんらっぷで
ぼくのこころを つつめば
ぼくは えいえんだろうか
*
切り取り 拒否 ふれーむから はずされたものを
つなぎ あわせても
おもさの もんだいだから
そこいらに ねむることにしよう