かたむく暗箱

空想の暗室

魂の端っこを

2005-09-30 23:51:16 | 写真と虚言
魂の
端っこを

買い物籠に入れ  レジ台に置けば
小数点の数字が 並べられる
叩き売りの バナナ

捨て去られる
置き去られる
「わたし」の
ひとつひとつは
再生されず
解体されず

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9月29日のほう

2005-09-29 22:57:36 | あんしつ
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眠り姫の 眠り

2005-09-28 23:51:16 | 写真と虚言
眠り姫の 眠り
どのように眠る 眠り姫
眠るように 眠る
眠り姫の 眠り

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もう おかーちゃんなんかいらん

2005-09-27 23:30:58 | 写真と虚言
もう
おかーちゃんなんか いらん

おとーちゃんなんか いらん
それから おとーとも いらん

どーせ あたしは
ひとりぼっちなんやから
・・・・

なあ おかあちゃん
あめだまあげるし
ないても ええ?

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9月26日のほう

2005-09-26 23:35:08 | あんしつ
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9月25日のほう

2005-09-25 18:18:31 | あんしつ
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曲線が 果てしなく続く

2005-09-24 22:41:56 | 写真と虚言
曲線が 果てしなく続く
海のような広い河を
ぼくは 描くことができない

鳥よりも
月よりも
星よりも 高い空に
誕生したはずの ぼくたちを
夢の中に そっと
置き去りにして しまったから

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車の横腹の文字が

2005-09-23 16:38:01 | 写真と虚言
車の横腹の文字が
「トァイガーマスク」と 読めたので
わたしは 車に飛び蹴りをかませた

なかなかやるなと われながら思って
顔がほころぶ

助手席の男がきょとんとした顔を
こちらに向けている

プロレスラーなら堂々と戦おうではないか
そう 見栄を切ろうとしたのだが
とても静かな街が わたしの頭蓋に住みつき
声が出ない

車から あの男が降り
唄った
「アクァイクツ ファ~イテタ オンヌァノコ~
イィ~ジンサンヌィ .......」

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わたしは子供を消しました

2005-09-21 18:46:22 | 写真と虚言
わたしは子供を消しました
消しゴムで消しました

唇や
瞳や
耳を
消しました

背後から
消しゴムで襲いました

だから いま
わたしの 背中や
右脚や
左の腕が
消えていきます

静に 消えていきます
子供の消しゴムで

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9月20日のほう

2005-09-20 21:10:24 | あんしつ
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