早川美穂子。容姿にひどいコンプレックスがあり、彼氏いない歴年齢。良いところのお嬢様で性格はおっとり。女子大を出て家事手伝いという無職。
一生喪女を覚悟していたが、親がお見合い話を持ってきた。写真を見たらイケメンの大病院の一族出身の医者。
こんなブスでは会えない‼️と言いつつお見合いをする。
すると何故か、一目惚れをされ、一目惚れをして半年で結婚することになる。
相手からは、あり得ないほど美しい彼女の人間性が見えていたのである。相手は早川光。
早世した夫を思い続け、一人息子を自力でパートの掛け持ちで育て上げる。裕福な実家に頼ることなく。スーパーの品出し、掃除など、体を張った仕事。幸いなことにブスなので言い寄ってくる男もいない。
美穂子は、人生をを終えたのち高天原に「召し上げ」られ、ヒカルの見分により高天原の女官になります。ヒカルは容姿が元に戻って早川光の姿をしていません。
女官長穂月は、王宮の女官は美人が当たり前なのに。。。と首を傾げていますが、育ちが良さそうだからか?と無理やり納得。
ヒカルが「僕の顔が変わって嫌じゃない?」と美穂子に尋ねますが、美穂子は「あなたは、私がブスで嫌じゃない?」と2人で笑い合います。
この2人には、もう一つ問題があり、一緒になれるのは、この時から、およそ80年後。
その間、美穂子は王宮から出され、王の重臣の家で下女を努めます。
2人が再会した時、美穂子の容姿は変わっています。心の在り方、優しさが容姿まで変えています。
名をミホ。周りからミホ妃と呼ばれ、ヒカルとミホは、別名バカップルと呼ばれるほど仲が良い夫婦になります。
まぁ、お見合いした時からアホみたいな2人なんですが。
この話も「Crystal Ball」の中では、可愛い話です。
昨日、この話の終わらせ方を考えていて、葵の「普通の人間の人生を送りたい」というセリフを書いていて、「僕は、もう間違えない。ワガママおぼっちゃまになって、君と学生結婚する。付き合ってることも隠さないで、直ぐみんなに話すんだ。光も海斗も僕の子で、4人で毎日ご飯を食べて、平凡な人生を送るんだ。普通に歳をとって100年に満たない時を生きるんだ。幸せはそれなんだ。」
なんだか、書いてるうちに泣けてきちゃいました。
平凡であることの難しさが分かる年齢に私がなったってことでしょうね。
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