どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

売れ筋

2024-06-11 07:41:00 | 日記
無料で読める「小説投稿サイト」だからだと思いたい。

売れ筋の傾向は、恋愛もの。「俺様彼氏」「溺愛」「高スペックヒーロー」がキーワードだ。

よくある設定に、前カレとのsexではsexの良さがわからなかったが、「俺様彼氏」に開発されてしまうがある。

「あのさ〜」と言いたくなる。そして、後半に行くに従って主人公が保守的になっていく。「あのさ〜」と言いたくなる。


令和でもこれ?2024年。21世紀になって四半世紀経とうとしているのにコレ?

書籍化して売れればいい的な発想が運営側にもある。ある意味マーケティングの役目も果たしている小説投稿サイトだから、これが現実なのだろうと思う。

そもそも「本を読まない人」を読者として予想しているので、公開方法も分割連載にせざるを得ない。

一度に一冊は無理なのだ。読む方に根気がない。

このサイトで小説を発表し始めた頃の私と今の私は別人になってしまった。僅か4ヶ月だ。

最初は、漫画ではなく小説に舵を切って書き上げて喜んでいた。その次に、ランキングに入って喜んでいた。今いる場所は、文芸系で書いていこうと思っている私がいる。

エネルギーを割く配分を変えたのだ。

色々考えた。1番の理由は、ステージが違うと気がついたこと。付け加えて私は真剣に作品に取り組んでいきたいという希望が強いからだ。

若くはないので、遊んでいる場合じゃないということもある。

7作のシリーズを完結させて、早速、商業誌の賞に投稿を始めた理由は、この辺だ。

7作のシリーズの外伝とエッセイもどきは、継続してネットに上げるが、本気度マックスの作品は、文芸系の出版社に投稿する。選外になっても、別のところで公開する気はない。全くもって傾向が違うからだ。

死にそうになったら「自費出版」するかもな。。。ぐらいにしか考えてない。

文芸の新人賞を調べていて、かなりの賞が「廃刊」によって消滅していたのにも驚いた。それと、小さな出版社は「自費出版」で命を繋いでいることも初めて知った。自費出版は作者に数百万円単位の自己負担と「在庫」を押し付ける。
「出版業界」は本当に苦しいのだ。

本が無い世界が遠からずやってくる気がする。
タブレットでは、読んだ気がしない私もその頃には死んでいるだろう。