昨日「CROSS FM」で放送された九州交響楽団(九響)の特別番組を聴きました。今回の放送は「第400回 定期演奏会」を記念しての1時間特番。九響の魅力を感じられる、興味深い内容でした。
今回の「第400回 定期演奏会」のテーマは、小泉和裕監督の指揮による「ブラームスの交響曲第2番・第3番」。ブラームスが生涯に作曲した交響曲は4曲あり、それぞれが「起」「承」「転」「結」になっているとのこと。今回はその中でも「承」と「転」にあたる2曲が選ばれました。
この記念すべき演奏会には「九響合唱団」も出演する予定だったようですが、コロナの影響で見送りに。それでも、指揮者や関係者の方々は、次に控える「第27回 名曲 午後のオーケストラ」に向けて熱心にPRされていました。というのも「第27回 名曲 午後のオーケストラ」には「九響合唱団」が出演するからです。
「第27回 名曲 午後のオーケストラ」のテーマは、ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ《こうもり》。この演目は、仮面舞踏会をテーマにした華やかで愉快な作品です。コミカルなストーリーが魅力ですが、スーパーバイザーの深澤功さんがヨーロッパで鑑賞した際、言葉の壁により、周囲の観客が笑っている意味が分からなかったらしく「博多弁解説付」で実施されるとの事。
実におめでたい公演となりそうです。