きまぐれ日記

だいたいが妄想系腐女子日記。
感想にはネタバレあります。
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ちょいと感想を。

2009-04-25 22:12:59 | 感想などなど。
cabの小冊子の感想。

先日勢いで買ったcab。
それについてた木原さんの小冊子。

それを先ほど、これなら短いから簡単に読めるわ。
と思って手に取ったんですけど。

これってさ、今度始まる新連載の攻めキャラの過去なわけですよね?
それに気付いて感動。

いつもアタシは主人公もしくは後ろ暗い過去のある人の
過去が知りたいと思う派なんですが
今回は連載が始まる前にそれを知れたってことですよね?
こういうのって凄く新鮮で、そのことに感動した。

いつもは、その辺りは想像もしくは
あとで単行本になったときに明らかになるのに
それが最初からわかってて、それから物語に入れる。
これほど、背後がわかってる話を読める幸せ。

うわー!!!
だからこそ、主人公が何かすれば、あぁ・・・これが。
ってのがモロにわかるってことですよね。
思いいれも二倍になるってもんですよ。

え?言いたいことがわからない?
ちょっとテンションあがってますよ。
読み終わった後にそのことに気付いたので。

もちろんこれを読まずに読んでもきっと面白いとは思うけど。
単行本になったときにこれは入るんだろうか。
マンガが先でなく小説を先に載せてほしいと思う。
読んでから読んで欲しいとおもう。

っても、まだマンガは次号からなんですけどね・・・。
いつ単行本になるかわからないんですけどね。
そして作画がムクさんなんですよ。
もうテンションあがる。
ムクさんの描く絵ってなんか暖かい感じがして好き。

で、肝心の内容なんですが。
ネタバレ含みますので未読の方はご注意ください。
反転はしません。


ホームレス中○生ですか?(見たことないけど)
な感じで、思ったより暗いし重い話。
入院中のアル中の父に、先に死んでしまった母。
姉と弟、そして自分。
借金を返済しながら満足にご飯も食べられず
それでも兄弟で必死に生きている。

けど、それをそれほど重く感じず、暗く思わなかった。
って、いってる意味おかしいですね。
でも、淡々と物語が進んでいくのでそう感じたのかもしれない。
さすがだなって思わせる文章。
十亀の性格のせいもあるのかもしれないけれど。

でも、やっぱ最後のほうは泣けた。
家族がみんな死んでしまった時に
死ぬ順番がやってきただけ。
人は生きられなくなったら死ぬ。
と、寂しいけれど泣いても仕方ないという十亀に。
そのあと、姉が用意してたケーキを
帰ってくるはずだった家族分切り分ける十亀に。

でも、何で十亀だけがそんな目にあわなければいけないのか!
とは思わなかった。
それは、これが彼の歩んできた人生だからなんだろう。
そうか、過去を語られた。だからなのかな。
本当にそんな感じだった。

今現在起こってる出来事ならなんで・・・と思ったのかな?
う~ん。
うまくいえないけれど、今の彼が生きてるから
しっかり、前を向いてるからなのかなと思う。

まぁ、まだ前を向いているのかどうかわかりませんが(笑)

でも、文章は過去を語る調子ではないんですよね。
なんだろう、これ。うますぎる。

癖のある作家さんだとは思うんですが
でも、それを凌ぐ物語の面白さ。
そんな人がマンガの原作を書いて、それがマンガになる。
とても楽しみです。

十亀は幸せをつかむことが出来るのかな。
きっと幸せをつかむことが出来ると信じてるけど。

あとあと、二宮が結婚してたことに驚愕した。
あぁ・・・そうだよね。
そして、きっと十亀はあの子と・・・(ニヤリ)
先の楽しみな話です。

そんな感じで、ひとつずつ消化中です。
明日はシンケンのために早起きするぞー!!!
リアルタイムで見るんだい(病)

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