きまぐれ日記

だいたいが妄想系腐女子日記。
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アニメ ブラック・ブレットの話。

2014-07-03 11:54:51 | アニメ感想
タイトルの通り。ネタバレ含みます。原作既読です。

無事最終回を迎え、最後まで見終わったんですが
本当にいいアニメだった。本当に面白かった。
本当に何回も何回も見返しているアニメ、ブラック・ブレットの話を。
電撃か・・・。私、電撃好きだからハマると怖いなって思ってたアニメにまんまとハマりまして。

アニメも本当に面白いんですが、アニメを見た人にはぜひ原作も読んで欲しい。
ほぼ原作通りなんですが、そこに付随するものがあって、それを知るとさらに楽しめます。

そして、原作読むのはなぁ・・・って人は公式サイトへ。
それぞれの説明が書かれてます。
ガストレアとは何か?とかそのあたり疑問に思ってる方は是非。

簡単に説明すると物語は東京。ガストレアウィルスによって崩壊した世界が舞台のお話。
このガストレアっていうのがネズミ算式に感染者を増やすというもので
感染したら、昆虫や動植物とまざりあったものに変化させられて人を襲うようになります。

そのガストレアのウィルスに胎内にいるときに被害を受けた呪われた子どもたちと言われるイニシエーターと
その子たちと一緒に戦うプロモーターのお話。
このイニシエーターとプロモータのコンビを民間警備といい
その民警と呼ばれる人たちがガストレアと戦い世界を救おうとする、バトルものですね。

そのバトルの中にも複雑に絡み合った感情などが渦巻いていて
その裏側がどんなものなのかが気になって仕方ないっていうのが現状です。

で、今度出る円盤に出会ったころの話がはいるとか・・・なんなの?買えばいいの?となってます。
電撃商法怖い・・・まんまと踊らされるわ。

さて本編の話を。

その民警でコンビを組んでるのが、高校生の蓮太郎と10歳になる少女延珠。
イニシエーターはガストレアが襲ってきた後に生まれた子どもなので
10歳前後以前の子ども、しかも女の子に限られています。

それぞれが、何かの因子を持って生まれそれに特化した能力があります。
延珠はうさぎのイニシエーターです。

蓮太郎は、少しあとに判明するんですが、特殊な手術をうけ、強化兵士となっています。
右手右足左目をガストレアに襲われ、世界でも最高峰の医師であり
強化兵士の研究者でもあった、すみれに救われ、プロモーターとして活躍しています。

まぁ、そこまで至るには、イロイロあって、蓮太郎も最初からイニシエーターが好きではなくて
それでも延珠と一緒に暮らしていくうちに、呪われた子どもたちを理解し、共に生きる道を探している感じです。
ですが、イニシエーターは胎内ウィルスにいずれは飲みこまれてしまって、ガストレア化してしまう運命で・・・。
それを抑える薬を使ってはいるけれど、能力の使い過ぎや、ガストレアによる浸食やらで
それが一気に進んでしまったりするわけです。

日本がガストレアに襲われ、分裂化し、それぞれの自治体がそれぞれでエリアを守る形になっている
そんな日本をひとつにまとめたいと奔走するのが、国家元首の聖天子様ってひとでね。
まだ16歳(だったと思う)の少女なわけですよ。
それでも、東京を日本を守るために頑張ってるわけです。
最初出てきたとき、ただのお飾りかな(失礼)と思ってしまったんですが
そうではなく、ちゃんと考えを持ったしっかりした人でした。

自分たちの生活を守るためにそれぞれが戦っていくわけですが
敵はガストレアだけでなく、他にもたくさんいて、それとも戦っていくわけです。

でね、そこにでてくる、嫌なやつも本当に嫌なやつでね。
保脇ってのがね、最後にバッテリーを処分したりして、本当に嫌なやつで終わりました。
原作は少し展開が違ったんですが、原作でも嫌なやつで終わりましたけど。
でも、保脇のおかげで最後のあのシーンになった。
みんなの希望が暗闇を照らし、生きる道を照らしてくれた。
どんなことでもそうですが、希望の光って本当に大事だなって思いました。

最後にはみんなをまとめ上げる蓮太郎ですが
民警にも順位があって、最初蓮太郎は本当に低い順位だったんですが
ステージⅣのガストレアを倒したり、聖天子の護衛に成功したり
いろいろ功績をあげて、結果上位にランクインされました。
なので、保脇より上になった瞬間のシーンはみててざまぁみろ。ってな感じでした(笑)

そして、呪われた子どもたちはどの子もそれぞれ可愛くてね。
私は、なんだかんだいってやっぱり延珠が好きだなって。
たった10歳の子が背負うには重い運命をそれでも明るく前向きに生きてる姿に感動します。
ときに躓いたりするけれど、そこは周りの特に蓮太郎がフォローしたりね。
この二人の信頼関係がとても好きです。

最終回の蓮太郎の泣くシーンもとても感動した。
二人がいる意味はここにもあったんだなって。

ガストレアももとは人なんだなぁ・・・って思うとちょっと複雑になったりします。
ガストレアになった時には人としての意志も記憶もないんだと思うんですが
例えば、自分の親しい人がガストレアになった時に攻撃出来るのか・・・とか思ったり。

延珠がガストレア化したときに蓮太郎はどうするんだろうか・・・。

蓮太郎は正義感で動いていたりしますが、目に見えていい子ってことでもなく
普通に恋に悩んだりするし、嫌なことから目をそらそうともします。
もちろん失敗もします。
それでも、前を向いて延珠と一緒に進んでいく姿はかっこいいです。

他のペアもそこにしかない魅力があってとても好きです。
片桐兄妹とかも好きだなぁ。
あと、彰麿ももちろん好きです。翠も大好きだったよ。

そんな楽しかったアニメですが、一つだけいうならば10話の作画をどうにか・・・・。
DVDになったら綺麗なってるんでしょうか・・・あれ初見でビックリしたからね。
全体的に大きく崩れることもなく最後も素晴らしい作画だったからこそ
だからこそ10話を!!!っていうことなんですよ。

原作で言うと4巻で終わってしまったわけですが
呪われた子どもたちの願い。
そして、東京エリアのこれからは原作につづられていくことでしょう。

だから、アニメが面白かったら、原作読もうぜ!って毎回思います。
アニメでは残念ながらできなかった、とてもいいシーンとかあるしね。
あの先もやって欲しいな・・・って久々に思ったアニメでした。

っていうか、木更の闇のあそこの兄妹対決をやるとは思わなかった。
あそこまでいれるということは今後に期待してもいいのかな。

となれば、円盤を買うしかないということですね。
本当に今期一番面白かったです。

二期がいつかあればいいなと願いながら。

以上、感想でした。

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