ゲーム、ファンブック、CDネタバレ含みます。ご注意ください。
私このゲームほど、ネタバレみずに、攻略みずに進めたほうが楽しめるって思ったゲームないわ。
っていうか、分岐もそれほど大変ではないので、ぜひ、ぜひともネタバレみずにゲームやってください。
本当に面白かった。
ただ、乙女ゲーというにはちょっと甘さ控えめなところもありますが
それでもそれを差し引いても本当に面白かった。
でも、暗い話や悲恋が好きでない人には辛いかもしれません。
もちろんBADがあります。しかも結構重い。
まずは公式をみていただいてお気に召したらぜひ。
どんどん騙されるから(笑)どれだけ驚いたか…。
さて、公式もネタバレを解禁していただいたので、書いていた感想を上げようと思います。
その間にファンブックもでたし、CDも緋影だけでたから、そのあたりも交えつつ。
これ以降はネタバレ含む内容です。ご注意ください。
まず何にびっくりしたかって主人公に声があること。
選択でなしにもできるんですが、私はありにしました。
だって、主人公に声があるんだよ?そりゃ聞くでしょう。
そして、物語は記憶がなくなったところから始まります。
ここでね、あぁ黄泉の世界的な何かなのかなって思ったら本当にそうだったっていう点は
きっと誰もがすぐにわかったかなぁって思って。
最初のバスに乗ったところで意識を失う、イコール死んではないけれど、かろうじて生きてる状態。
そこで一番最初に出会うのが緋影。
まぁ…この人には騙されたよ。
結局、最終的に主様かよ!!ってなったしね…。
私はすんなり分岐もスルーして7章までいってグッドエンドを見たのでその時点では緋影が好きじゃなかった。
だってさ、みんなを騙して、その騙されてる様が面白かったとか本当に性格悪い…ってなったし
鉤翅のことだって結局10年騙してたわけでしょ?本当に許せない…ってなったけど
でもね、分岐で緋影エンドがあるんですが、それをみるととても緋影が好きになるという。
本当に全部のキャラが愛しくなるゲームでした。
緋影には最初、山都の双子だっていって騙されて、そして主様だって騙されてと二段オチが待ってるんですが。
そこにいくまでの彼のやさしさだとか、ぶっきらぼうな態度だとか、心を許しかけると、ザマァwwwという状態になる…。
いやぁ、マジで本当にイラっとしました(笑)
で、山都が双子ってことも驚いて、その本当の双子が紋白ってことに大いに驚いた。
だからね、途中から、鉤翅が実は現実ではコロ(飼い犬)でした!
って言われても驚かない自信だけが備わりました(笑)
いや、だってさ、もう何が起こってもおかしくないんだもん。
それくらい、え?マジで?そうなるの???という繰り返しでした。
私は紋白が最初から本当に気になっていて、ビジュアル的にも本当に好きで
紋白がいたからこそ、このゲームを買ったといっても過言ではない。
そして、ゲームを買う判断基準で普段はほとんどしないチャームで選ぶという…それほど欲しかったんです。紋白が。
で、気になってた山都と双子ってことで、さらに気になるし。
紋白が仮面を外した時は本当に驚いたわ…。
あのつぶらな瞳…本当に可愛かった。
多分本来なら好きになるタイプのキャラではありません。
でも、それまでに積み重ねてきた思いの強さと、今まで紋白が過ごしてきた日々を思うと好き以外言葉がみつからなくて。
紋白ルートは号泣でした。
通常ルートを最後までみたときはウルっときただけだったのに、紋白は後ろから抱きしめて「温かい」っていっただけで泣けてきて…。
どんだけ思いが強いんだよって自分でツッコミしたわ…。
紋白がここに来たのは事故があった10年前で…って。
まずはその事故について語らねばですが、ここにいた鴉翅、紋白、山都、鉤翅、紅百合はもともと幼馴染で
サマーキャンプに行った際に不幸な事故に会い、鉤翅はなくなり、紋白は植物状態になった。
それぞれが罪の意識を植え付けられ、っても主に紅百合と山都なんですが。
その罪を、記憶を、今を見つめるためにもう一度その事故のあった湖に行こうということで向かった山都と鴉翅と紅百合が事故にあい狭間に流されたと。
で、その湖に浮かぶ館に住んでいた緋影が愛する妹をよみがえらせるために行った行為によって時空がゆがんでいた。
ずっとその湖は事故が多く寄り付くことがなかったと。
偶然にもそのサマーキャンプ中に探検を称してその館に入り、大雨で帰り道がふさがれ、どうしようもなく無理に渡ったため不幸な事故が起きた。
これ、無理に渡らないルートもあるんですが、それが大団円エンドにつながりますが、最後をみるまでたぶんあかないと思います。
このエンドが泣けるほど幸せで、みんなが生きてて普通に学生生活を送ってて、みんな一緒にいれてよかったねって
紋白と鉤翅、紅百合がいうんです。
そう、事故に水難にあった三人がそれぞれ言うんです。
渡った場合を知らないはずなのに、感慨深く言う三人の言葉が本当に切ないです。
さて、そんな事故があってこの狭間に残されたのは主としていた緋影、それを守るウサギ。
そこに10年前の事故で来た鉤翅、紋白。
死者が立ち寄り、そのまま通り過ぎる場所で記憶を取り戻すとその場からどこにもいけなくなるということで
緋影の持っていた壊れた万華鏡で現世に戻れるという微かな願いのために記憶をもらい、万華鏡を修復する手伝いをする。
そのためには狂ってしまった死者を葬ることが必要で、それに耐えられなくなった紋白は一人館の中で
サマーキャンプのときに借りた紅百合の大事なリボンを返すことだけを頼りに留まり続けるんです。
そこに立ち寄った人は、記憶がなくなり、顔がなくなり、自分が誰かもわからなくなります。
会話もせず、人の温かさもなく、少しずつ日常を忘れていく日々の中で、ただ一つリボンだけが今に留まらせている。
顔がわからなくなったことにより、紋白は仮面をつけます。
だからあのキツネ面なんですよね。
これは、のちにみんなと会うことで記憶を呼び覚まし、顔を取り戻すので外した時に顔がみえます。
実際は会ったときには顔なしだったんじゃないかなと思います。
(実際は意識が戻って、あぁこんな顔だったんだって思うそうです/ファンブック)
ただ、大事な女の子を守らなきゃいけない、大事なリボンを返さなきゃいけないその思いで生きてきた紋白。
紅百合たちと出会い、人と触れ合うこと、温かさを知っていく。
その過程が本当に切なくて愛しくて、やるせなかった。
だから、人との距離の取り方がわからずベタっとひっついたりします。
それがとてもかわいくてね。愛しい。
エピソードで鴉翅と二人で紅百合にくっついていくのがあるんですが、それが本当に可愛くて仕方なかった。
いつもは自分を偽ってる鴉翅も紋白の雰囲気に飲み込まれてしまってる感じがしてとても微笑ましかった。
紅百合は大変だっただろうけど(笑)
これ、途中で個別ルートに分かれてはいるんですが、一本の筋が通っての分岐でエンドなので感想が難しい。
横道にそれまくる…。
なので、以下は一人ずつの感想を。
緋影
本当に最初は素直に信じたよ私は!!!ちょっとつれないけど、信じたよ!!!
え?山都と双子?え?嘘なの?主様???マジで!!!!????っていう本当に驚かされた。
そういった点では素晴らしいキャラだなって思いました。
彼の過去もつらいもので、妹思いの優しい兄だったと。
唯一大事にしていた妹が病に侵され、人に裏切られ傷ついて、どうにかしたいという思いが切なくなりました。
生まれ変わって幸せになれ。緋影。
CDは確かに緋影エンドの最後の現世ですれ違う二人に対する補完というかなんというか、そういうのがありました。
けれど、最後に一言、現世に戻った紅百合がすれ違ったときの一言があれば、報われたというかなんというか。
でもきっと、二人はもう一度出会って恋に落ちて、幸せな日々を過ごすんだろうな。
緋影である現世の彼も紅百合に会うのを記憶のどこかで知っているはずだから…。
いやー…しかし、切なかった。生きてない人だからこその終わりだから仕方ないんだけど。
どんどんお互いが見えなくなるけれど、好きだと語る二人が切なすぎた。
でも幸せへ向かうためのしばしのさよならだから。
シチュエーションは緋影だった(笑)
おはようは、あなたはお母さんですか!!口煩いわー。でも本人が気づかずデレてくれるからごちそうさまでした(笑)
おやすみは、お母さんはもっと優しいよ!!!説教と意見は違うですと?確かに意見してくれてましたけど。
どちらも本編の流れにそった緋影のシチュエーションでした。
歌は、優しさと切なさの入った曲でした。
山都
序盤でフェードアウトしましたが、それでも山都はいい子でした。
まさか双子とは…全然思いもしなかった!!しなかったよ、山都!!!
世話焼きお兄ちゃんでした。
自分が嫉妬したせいで、事故が起きたと思ってる山都が今後悩まなくて済むように願うばかりです。
でも山都エンドは幸せだった。生きて生活してきた人のエンドという感じでした。
雨音が嫌いだという山都にこれ以上の雨が降りませんように。
鴉翅
アキちゃん。アキは序盤メールが来た時にすべての記憶を取り戻していたそうですよ!!!マジか…ってなりましたが。
そうか、それであんな態度だったのが理解できたわ。
現世に帰りたいっていうのとこのままここでいたいというのとの葛藤をふざけた態度で表現していて軽く見られがちですが
本当は臆病なだけなのかなって思いました。
現世エンドは一生懸命頑張ってる姿に応援したくなりました。
年下だから余計なんだろうね。
狭間エンドは弱さが引き寄せた幸せだけど、悲しい幸せエンドでした。
鴉翅は紋白とのやりとりが可愛くて、現世でもそうだったけど、元気一杯な姿がたくさんみたいなと思いました。
鉤翅
もう、何と言っていいのか。
なっちゃんは生きてないのです。もうね、その真実と、できれば生き返りたいという願いが切なくて。
だから、大団円エンドが本当に切なくて幸せで、この未来が真実であればいいなと凄く思った。
けれど、現実は鉤翅には優しくなくて、狭間エンドでの幸せな未来を想像するしかなくて。
そこは幸せなんだけど、でも全然幸せじゃなくて。
いつか、その幸せじゃない時間に鉤翅が気づいたときに苦しくなるだろうなって。
生まれ変わって、いつの日か幸せな日々を過ごして欲しいなって。
大人になっておじいちゃんになって普通の幸せな日々を生きて欲しいです。
紋白
もう結構語ったのですが、紋白エンドの最後の手を伸ばして手をとるシーンが本当に今思い出しても泣けて。
諦めた紋白を諦めなかった紅百合が救う。
諦めることを諦めて生きよう。一緒に行こうと思う紋白の気持ちの変化がよかったって思って。
ずっと長い時間鉤翅と一緒に狭間で過ごしてきて、現世に戻った紋白が過ぎた時間の分だけ幸せになればいいと思う。
あのなんていうか、天然にみせかけて、実はそうじゃないだろう?っていう感じの紋白が大好きです。
学生として、山都と兄弟として、いままでできなかった沢山のことを楽しんで欲しい。
ウサギ
ダメなお兄ちゃんを守るため、戻ってきて兄を見守り続けた可愛い妹。
紅百合たちが来て、幸せを少しでも感じて貰えたかな?
リンゴを食べるときにお面を外す姿が本当に可愛かったです。
来世では健康でしっかり者の妹として兄妹仲良くしてほしいなって思います。
最初はコッソリ紅百合たちを見守ってきたウサギちゃんですが、だんだん一緒に過ごすようになって
紅百合と仲良くお茶したりするところが、本当に可愛かった。
紅百合
諦めない女の子。
たまに無謀だったりするけれど、前向きで一生懸命で、ちょっとドジだけど好感の持てるヒロインでした。
声があるから、本当にただ読むだけではわからなかった感情もちゃんと伝わってきて
ヒロインに声があるってこうも違うもんなんだなって思いました。
なっちゃんが初恋だから、生きてるみんながヤキモキしたりしますが
さて、紅百合は誰を選ぶんでしょうか?
まだまだ、キャラクターCDがそれぞれ出ますが、そのあたりもまた出たら感想をかけたら…。
私このゲームほど、ネタバレみずに、攻略みずに進めたほうが楽しめるって思ったゲームないわ。
っていうか、分岐もそれほど大変ではないので、ぜひ、ぜひともネタバレみずにゲームやってください。
本当に面白かった。
ただ、乙女ゲーというにはちょっと甘さ控えめなところもありますが
それでもそれを差し引いても本当に面白かった。
でも、暗い話や悲恋が好きでない人には辛いかもしれません。
もちろんBADがあります。しかも結構重い。
まずは公式をみていただいてお気に召したらぜひ。
どんどん騙されるから(笑)どれだけ驚いたか…。
さて、公式もネタバレを解禁していただいたので、書いていた感想を上げようと思います。
その間にファンブックもでたし、CDも緋影だけでたから、そのあたりも交えつつ。
これ以降はネタバレ含む内容です。ご注意ください。
まず何にびっくりしたかって主人公に声があること。
選択でなしにもできるんですが、私はありにしました。
だって、主人公に声があるんだよ?そりゃ聞くでしょう。
そして、物語は記憶がなくなったところから始まります。
ここでね、あぁ黄泉の世界的な何かなのかなって思ったら本当にそうだったっていう点は
きっと誰もがすぐにわかったかなぁって思って。
最初のバスに乗ったところで意識を失う、イコール死んではないけれど、かろうじて生きてる状態。
そこで一番最初に出会うのが緋影。
まぁ…この人には騙されたよ。
結局、最終的に主様かよ!!ってなったしね…。
私はすんなり分岐もスルーして7章までいってグッドエンドを見たのでその時点では緋影が好きじゃなかった。
だってさ、みんなを騙して、その騙されてる様が面白かったとか本当に性格悪い…ってなったし
鉤翅のことだって結局10年騙してたわけでしょ?本当に許せない…ってなったけど
でもね、分岐で緋影エンドがあるんですが、それをみるととても緋影が好きになるという。
本当に全部のキャラが愛しくなるゲームでした。
緋影には最初、山都の双子だっていって騙されて、そして主様だって騙されてと二段オチが待ってるんですが。
そこにいくまでの彼のやさしさだとか、ぶっきらぼうな態度だとか、心を許しかけると、ザマァwwwという状態になる…。
いやぁ、マジで本当にイラっとしました(笑)
で、山都が双子ってことも驚いて、その本当の双子が紋白ってことに大いに驚いた。
だからね、途中から、鉤翅が実は現実ではコロ(飼い犬)でした!
って言われても驚かない自信だけが備わりました(笑)
いや、だってさ、もう何が起こってもおかしくないんだもん。
それくらい、え?マジで?そうなるの???という繰り返しでした。
私は紋白が最初から本当に気になっていて、ビジュアル的にも本当に好きで
紋白がいたからこそ、このゲームを買ったといっても過言ではない。
そして、ゲームを買う判断基準で普段はほとんどしないチャームで選ぶという…それほど欲しかったんです。紋白が。
で、気になってた山都と双子ってことで、さらに気になるし。
紋白が仮面を外した時は本当に驚いたわ…。
あのつぶらな瞳…本当に可愛かった。
多分本来なら好きになるタイプのキャラではありません。
でも、それまでに積み重ねてきた思いの強さと、今まで紋白が過ごしてきた日々を思うと好き以外言葉がみつからなくて。
紋白ルートは号泣でした。
通常ルートを最後までみたときはウルっときただけだったのに、紋白は後ろから抱きしめて「温かい」っていっただけで泣けてきて…。
どんだけ思いが強いんだよって自分でツッコミしたわ…。
紋白がここに来たのは事故があった10年前で…って。
まずはその事故について語らねばですが、ここにいた鴉翅、紋白、山都、鉤翅、紅百合はもともと幼馴染で
サマーキャンプに行った際に不幸な事故に会い、鉤翅はなくなり、紋白は植物状態になった。
それぞれが罪の意識を植え付けられ、っても主に紅百合と山都なんですが。
その罪を、記憶を、今を見つめるためにもう一度その事故のあった湖に行こうということで向かった山都と鴉翅と紅百合が事故にあい狭間に流されたと。
で、その湖に浮かぶ館に住んでいた緋影が愛する妹をよみがえらせるために行った行為によって時空がゆがんでいた。
ずっとその湖は事故が多く寄り付くことがなかったと。
偶然にもそのサマーキャンプ中に探検を称してその館に入り、大雨で帰り道がふさがれ、どうしようもなく無理に渡ったため不幸な事故が起きた。
これ、無理に渡らないルートもあるんですが、それが大団円エンドにつながりますが、最後をみるまでたぶんあかないと思います。
このエンドが泣けるほど幸せで、みんなが生きてて普通に学生生活を送ってて、みんな一緒にいれてよかったねって
紋白と鉤翅、紅百合がいうんです。
そう、事故に水難にあった三人がそれぞれ言うんです。
渡った場合を知らないはずなのに、感慨深く言う三人の言葉が本当に切ないです。
さて、そんな事故があってこの狭間に残されたのは主としていた緋影、それを守るウサギ。
そこに10年前の事故で来た鉤翅、紋白。
死者が立ち寄り、そのまま通り過ぎる場所で記憶を取り戻すとその場からどこにもいけなくなるということで
緋影の持っていた壊れた万華鏡で現世に戻れるという微かな願いのために記憶をもらい、万華鏡を修復する手伝いをする。
そのためには狂ってしまった死者を葬ることが必要で、それに耐えられなくなった紋白は一人館の中で
サマーキャンプのときに借りた紅百合の大事なリボンを返すことだけを頼りに留まり続けるんです。
そこに立ち寄った人は、記憶がなくなり、顔がなくなり、自分が誰かもわからなくなります。
会話もせず、人の温かさもなく、少しずつ日常を忘れていく日々の中で、ただ一つリボンだけが今に留まらせている。
顔がわからなくなったことにより、紋白は仮面をつけます。
だからあのキツネ面なんですよね。
これは、のちにみんなと会うことで記憶を呼び覚まし、顔を取り戻すので外した時に顔がみえます。
実際は会ったときには顔なしだったんじゃないかなと思います。
(実際は意識が戻って、あぁこんな顔だったんだって思うそうです/ファンブック)
ただ、大事な女の子を守らなきゃいけない、大事なリボンを返さなきゃいけないその思いで生きてきた紋白。
紅百合たちと出会い、人と触れ合うこと、温かさを知っていく。
その過程が本当に切なくて愛しくて、やるせなかった。
だから、人との距離の取り方がわからずベタっとひっついたりします。
それがとてもかわいくてね。愛しい。
エピソードで鴉翅と二人で紅百合にくっついていくのがあるんですが、それが本当に可愛くて仕方なかった。
いつもは自分を偽ってる鴉翅も紋白の雰囲気に飲み込まれてしまってる感じがしてとても微笑ましかった。
紅百合は大変だっただろうけど(笑)
これ、途中で個別ルートに分かれてはいるんですが、一本の筋が通っての分岐でエンドなので感想が難しい。
横道にそれまくる…。
なので、以下は一人ずつの感想を。
緋影
本当に最初は素直に信じたよ私は!!!ちょっとつれないけど、信じたよ!!!
え?山都と双子?え?嘘なの?主様???マジで!!!!????っていう本当に驚かされた。
そういった点では素晴らしいキャラだなって思いました。
彼の過去もつらいもので、妹思いの優しい兄だったと。
唯一大事にしていた妹が病に侵され、人に裏切られ傷ついて、どうにかしたいという思いが切なくなりました。
生まれ変わって幸せになれ。緋影。
CDは確かに緋影エンドの最後の現世ですれ違う二人に対する補完というかなんというか、そういうのがありました。
けれど、最後に一言、現世に戻った紅百合がすれ違ったときの一言があれば、報われたというかなんというか。
でもきっと、二人はもう一度出会って恋に落ちて、幸せな日々を過ごすんだろうな。
緋影である現世の彼も紅百合に会うのを記憶のどこかで知っているはずだから…。
いやー…しかし、切なかった。生きてない人だからこその終わりだから仕方ないんだけど。
どんどんお互いが見えなくなるけれど、好きだと語る二人が切なすぎた。
でも幸せへ向かうためのしばしのさよならだから。
シチュエーションは緋影だった(笑)
おはようは、あなたはお母さんですか!!口煩いわー。でも本人が気づかずデレてくれるからごちそうさまでした(笑)
おやすみは、お母さんはもっと優しいよ!!!説教と意見は違うですと?確かに意見してくれてましたけど。
どちらも本編の流れにそった緋影のシチュエーションでした。
歌は、優しさと切なさの入った曲でした。
山都
序盤でフェードアウトしましたが、それでも山都はいい子でした。
まさか双子とは…全然思いもしなかった!!しなかったよ、山都!!!
世話焼きお兄ちゃんでした。
自分が嫉妬したせいで、事故が起きたと思ってる山都が今後悩まなくて済むように願うばかりです。
でも山都エンドは幸せだった。生きて生活してきた人のエンドという感じでした。
雨音が嫌いだという山都にこれ以上の雨が降りませんように。
鴉翅
アキちゃん。アキは序盤メールが来た時にすべての記憶を取り戻していたそうですよ!!!マジか…ってなりましたが。
そうか、それであんな態度だったのが理解できたわ。
現世に帰りたいっていうのとこのままここでいたいというのとの葛藤をふざけた態度で表現していて軽く見られがちですが
本当は臆病なだけなのかなって思いました。
現世エンドは一生懸命頑張ってる姿に応援したくなりました。
年下だから余計なんだろうね。
狭間エンドは弱さが引き寄せた幸せだけど、悲しい幸せエンドでした。
鴉翅は紋白とのやりとりが可愛くて、現世でもそうだったけど、元気一杯な姿がたくさんみたいなと思いました。
鉤翅
もう、何と言っていいのか。
なっちゃんは生きてないのです。もうね、その真実と、できれば生き返りたいという願いが切なくて。
だから、大団円エンドが本当に切なくて幸せで、この未来が真実であればいいなと凄く思った。
けれど、現実は鉤翅には優しくなくて、狭間エンドでの幸せな未来を想像するしかなくて。
そこは幸せなんだけど、でも全然幸せじゃなくて。
いつか、その幸せじゃない時間に鉤翅が気づいたときに苦しくなるだろうなって。
生まれ変わって、いつの日か幸せな日々を過ごして欲しいなって。
大人になっておじいちゃんになって普通の幸せな日々を生きて欲しいです。
紋白
もう結構語ったのですが、紋白エンドの最後の手を伸ばして手をとるシーンが本当に今思い出しても泣けて。
諦めた紋白を諦めなかった紅百合が救う。
諦めることを諦めて生きよう。一緒に行こうと思う紋白の気持ちの変化がよかったって思って。
ずっと長い時間鉤翅と一緒に狭間で過ごしてきて、現世に戻った紋白が過ぎた時間の分だけ幸せになればいいと思う。
あのなんていうか、天然にみせかけて、実はそうじゃないだろう?っていう感じの紋白が大好きです。
学生として、山都と兄弟として、いままでできなかった沢山のことを楽しんで欲しい。
ウサギ
ダメなお兄ちゃんを守るため、戻ってきて兄を見守り続けた可愛い妹。
紅百合たちが来て、幸せを少しでも感じて貰えたかな?
リンゴを食べるときにお面を外す姿が本当に可愛かったです。
来世では健康でしっかり者の妹として兄妹仲良くしてほしいなって思います。
最初はコッソリ紅百合たちを見守ってきたウサギちゃんですが、だんだん一緒に過ごすようになって
紅百合と仲良くお茶したりするところが、本当に可愛かった。
紅百合
諦めない女の子。
たまに無謀だったりするけれど、前向きで一生懸命で、ちょっとドジだけど好感の持てるヒロインでした。
声があるから、本当にただ読むだけではわからなかった感情もちゃんと伝わってきて
ヒロインに声があるってこうも違うもんなんだなって思いました。
なっちゃんが初恋だから、生きてるみんながヤキモキしたりしますが
さて、紅百合は誰を選ぶんでしょうか?
まだまだ、キャラクターCDがそれぞれ出ますが、そのあたりもまた出たら感想をかけたら…。