きまぐれ日記

だいたいが妄想系腐女子日記。
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K小説 BLUE感想。

2012-11-14 23:22:29 | K A
K小説 BLUE版感想。ネタバレあります。

もうすぐREDがでるってときにBLUEの感想。

少々お高いんですが、宗像室長の人となりが少しわか・・・ると思われる。
青、宗像室長が好きなら買ってもいいかなぁ・・・と。
他の隊員が好きなら、ちょっと肩すかしになってしまうかもですが。

セプター4が今の形態を取り始める前の話なので、
淡島副長は最初からいますが、伏見は最後の方にしか出てきません。
でも、伏見の仕事っぷりは読み取れます。
でも、本当に最後のほうなので、伏見をたくさん知りたい!
って人には向かないかもしれない。

どんなことでもいい、伏見のことが知りたいって人にはおすすめします(笑)
本当に青しか出てきませんので、他の王(無色とか赤とか)を期待する人には薦めません。
あくまでもSIDE:BLUEですので。
でも、世界観は書かれてるし、過去の赤と青の王の話も触れる程度ならあります。
そのあたりも含めて、青のことが知りたい人向けかなと。

今テレビに出てるセプター4の面々もほぼ目立たず
楠原という若き青年と、今後出てくるのを期待してやまない
旧青の王の側近の善条さんがメインのお話でした。

そこに、宗像室長が絡んでくるっていうかんじなので
ガッツリ宗像室長の話でもない。
でも、テレビで見える範囲の室長とは、少しイメージが違いました。
いや、基本は違わないんだけど、なんというか、感情が全く読めない人
ってのが凄く伝わる内容でした。

1万ピースのパズル、しかも雲ひとつない青空を的確に仕上げていくんですよ?
もう、この時点で意味不明だと思いませんか?(失礼)
実現可能とわかっていることでも、手を抜かず、じっくり仕上げていく。
先を見通せているのに、それに向かって手を抜かずにジワジワ攻め寄っていく。
そんな人物らしい。
確実を自分の手で実現させていく、そんな感じかな。

淡島副長はほぼ変わりないです。
相変わらずのツンドラの女王っぷりでした。
でも、少し情が見え隠れしてて、好感が持てました。
しかし、強い。剣術にたけた美女なんですね、淡島さんって。

さて、先に出した楠原という青年。
室長に魅入られセプター4へと転属になったわけですが
いまひとつ、テンポがずれているというか
仕事は出来るんだけど、拍の取り方ができず、フェイントにも突っ込んでいくような青年でした。
そんな青年は周りから、とても可愛がられており
室長には何かを含んだ期待を込められていました。

先の赤の王の暴走に巻き込まれ左腕を失った善条さん。
青の王もその暴走に巻き込まれ、さらなる暴走を生むことになりそうなのを防ぐため
自らの手で王にとどめを下し、そんな過去にとらわれたまま、
宗像室長に腕を買われたにも関わらず、資料室で日々を過ごしているという状態。
過去に鬼と言われた、凄腕の剣士を室長はそのまま見過ごすわけはなく
どうにかして、動かそうとしている風でした。

そこに、楠原という青年が絡んでくるわけです。
人より出来ないからこそ、任務後に一人特訓しようとして武道場に赴き
そこで善条と出会い、宗像に出会い、無理なら退職と言われた淡島から一本をとり
善条の背負っていた過去の肩の荷を下ろさせ、晴れて正規メンバーとなったとたん
楠原だからこそ反応出来た銃撃から、自信の身を守ることも間に合わず、室長をかばい殉職してしまった。

まだ、何もしていない。
だけど、善条とセプター4に新しい風を吹き込んだことは間違いなくて。

葬送後の楠原と仲のよかった、日高が親族へと投げかける言葉が胸にきました。
それを止める仲間にも切なくなりました。

そして、その死により善条は避けていたセプター4入りをし
その時に伏見も特務隊へと移動になったわけです。
情報部だったんですね。なんか似あってる。
っていうか、第一話は情報部にいたのかな?とか思ったり。
でますよ、ダモクレスの剣がって、情報収集している場所からですよね。

その後も、情報部だった時のことを活かしてたり。
あの学園島での件もそれが役にたったんでしょう。
あまりいい方法とは言い難いですが(苦笑)
伏見のことは次の赤で、もう少し人となりがわかったりするのかなと
少しの期待をもって赤の本を待ちたいと思います。

で、善条さん。
宗像室長の心の内を知り、その怒りを突きつけても、室長は動じもしない。
室長の胸の内はどうなんだろうか。
どういう感情が渦巻いているんだろうか。
冷静に見えて、熱い何かがあるのだろうか。

結局善条さんは宗像さんに刃向かうことはなく
守る形になってしまい、そのまま鬼の形相でつき従っている。
と、そんなところで終わったので、きっと出てくるだろうと信じてる。

余談ですが、室長のお茶は趣味だそうで(笑)
隊員たちにも、食事をすることが想像できないといわれている室長。
私もつかみどころが、まだみつかりません(笑)
おちゃめさんなのかクールなのか、他人に興味がないのか、人を愛しているのか。

あと、善条さんのゆでた蕎麦を楠原たちと一緒に食べたいなと思いました。
誰からも好かれる楠原がいたからこそ、いまのセプター4がある。そんな話でした。
人の良い誰からも可愛いといわれる楠原に青の本で出会ってください。

以上、感想でした。

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