かみいた落語塾

噺家さんの指導のもと、小咄から古典落語までしっかり学べる、老若男女うぇるかむの落語団体、上板橋落語塾のかわら版!!

あの手この手

2006年12月05日 | 落語塾日誌
街というのはやっぱり、人が基本ですよね。
人が集まる街というのは活気があって栄えるし、逆もまた真です。
そのため、街はいろいろ工夫を重ねて、人が集まってくれるようアピールをする。

街に人が集まるためには、交通機関などの立地条件も大変重要ですが、それ以上に大切なのは、その土地で育まれてきた「歴史」や「文化」。幾重にも連なったそれらの重みが、街を魅力的なものにしてくれるのですね。

「東京・浅草寺仲見世 800メートルの浅草絵巻がリニューアル」

芸大や文化シャッターが協力したとのことですが、こういうのも文化的な背景がないと、なかなかできないですよね~。
さすが浅草。それほど交通の便がよいとは思えない街ですが、やっぱり歴史の重みを感じます。

落語塾が主に活動している板橋にも、これまた様々な歴史があって面白いと思うのですが、せっかくのそういう「資産」が、有効活用できているとは言い切れない部分も多くあります。

それぞれ商店会さんはがんばっていたりするのですが、まずは自分たちの足元、住んでいる土地の歴史なんかをもっと掘り下げ、研究してみるなんてことも大切なんではないでしょうか。
そんなところから、思わぬアイディアが生まれてくるかもしれません。

なんにせよ、板橋にはもっともっと、がんばってもらいたいものです。
それぞれの土地がそれぞれにがんばれば、ひいては日本全体の活性化につながる・・・かもしれませんものね。

あ、ちなみに、板橋の文化レベルを一気に押し上げている、我らが上板橋落語塾のことも、ぜひお忘れなく(笑)
いや、ほんと、こんな貴重な文化資産(落語塾のことです)、なかなかありませんよ。
まじで。


かき麿


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