かみいた落語塾

噺家さんの指導のもと、小咄から古典落語までしっかり学べる、老若男女うぇるかむの落語団体、上板橋落語塾のかわら版!!

9月29日落語塾

2007年09月30日 | 落語塾日誌
『9月29日落語塾』        日直:ポン太(ロック編集)
講師:柳家我太楼
塾生:越後家びいと、六花亭福助、紅家あんみつ、喜楽亭安呑、武蔵家ポン太、薩摩家ロック、湧々亭 いで湯、秋葉亭ライト、彩亭茶華、今旧亭不如意、文具屋兼六、自転車家ごゑん、長州楼天念、粗忽屋堪仁、その他1名(訳ありだそうで)
場所:七軒集会所2階和室 午後3時~
課題落語
落語指導事項
小咄「酒の粕」の指導
長州楼天念
 台詞は入っている。この会場では声の大きさはいい。もう少し大きくてもいい。地の部分から会話に変わる時、声の調子を変える。
 ジェスチャーも大きくすると良い。
文具屋兼六
 目線はいい。与太郎の表情がいい。まくらの部分が優等生ぽく話している。声は張るように言ったほうがいい。
自転車家ごゑん 
 急いで言わないように。声は出てていい。訛りもいい。目線がゴチャゴチャになった時がある。
 発表会演目は「田能久」
薩摩家ロック
 個々の台詞を気にして言っているところがいい。
 発表会演目は「鈴が森」
越後家びいと
 自分を指す指の向きがおかしい。茶碗の持ち方が変。酒粕の表現→もっと大きい。実際に見て確認してみてください。
 おとっちゃんを見るときは逆の方向を見て情景を広く使ったほうがいい。
 発表会演目は「がまの油」
六花亭福助
 目線が少し広い。まくらは、いつもながら面白い。
今旧亭不如意
 親子のバカの部分は良かった。上下がばらばらだった。
彩亭茶華
 三月の節句、五月の節句→女の子の節句、男の子の節句のほうがいい。
 「酒の粕食っただろう」のほうがいい。
 発表会演目は「壷算」
喜楽亭安呑
 表情を作ってから言っている。この噺の場合、へんな間を作るより早く返したほうが良い。→笑いが多く出る
 発表会演目は「饅頭怖い」
武蔵家ポン太
 テンポが少し変。台詞に感情を付ける。
 発表会演目は「目黒のさんま」
粗忽屋堪仁
 初めて聞きましたが、非常にテンポがいい。あじのあるキャラの人が入った。
 忘れた場合言い直さなくてよい。流れを大切にするほうがよい。上下は最後は良くなった。
紅家あんみつ
 上下が変?決まっていないが、与太郎とおばさんはおばさんが上
 発表会演目小咄「酒の粕」。「味噌豆」に変更?
秋葉亭ライト
 最初は目線が少し広いところがあった。表情も良くできている。落語を楽しんでいるのがいい。
 発表会演目は「宮戸川」
湧々亭 いで湯
 馬場、猪木の物真似ならば、兄弟ではなくプロレスのキャラでやったほうがいい。
 (体調不十分であれだけ演じるのだから、真剣にやった「平林」は期待できますね!ポン太)
 発表会演目は「平林」

今回の「なぞかけ」は次回まで延期(塾進行によっては発表会終了まで延期かもしれません)

次回10月6日(土) 常盤台地域集会場 15時00分~(※時間繰り上げの可能性あり。時間変更になったらMLでご連絡します)
 http://map.city.itabashi.tokyo.jp/facility/index.jsp?poi_no=2679&category_no=200202&postal_code=1740071

以上

かみいた落語塾がNHKに登場!

2007年09月24日 | 落語塾イベント情報
9月26日のNHK総合「ゆうどきネットワーク」という番組にかみいた落語塾が登場します!
「若者に流行る落語」というテーマで放送されるようです。
落語塾の稽古風景や、塾生も何人か取材されています。どんな風に紹介されるのか楽しみです。
怪しげな集団扱いかな(笑)
私は取材日に欠席だったんだよなぁ、残念!録画を忘れないようにしないと・・

・ゆうどきネットワーク
http://www.nhk.or.jp/shutoken/yuudoki/

ロック

10、11月の落語塾

2007年09月24日 | 落語塾予定
10月の落語塾は下記の日程です。
※時間変更となりました!

・10月6日(土) 常盤台地域集会室  2階和室
地図はこちら
・10月27日(土) 東新集会所 3階和室  14時開始
地図はこちら

11月の落語塾は下記の日程です。
※開始時間が変更になりました。

・11月3日(土)東新集会所 3階和室 13時開始 
地図はこちら
・11月10日(土)東新集会所 3階和室 13時開始
地図はこちら
・11月11日(日)東新集会所 3階和室 13時開始
地図はこちら

9月15日落語塾

2007年09月17日 | 落語塾日誌
『9月15日落語塾』        日直:ポン太(追記ロック)
講師:三遊亭萬窓、
塾生:六花亭福助、甲州亭わいん、葛飾亭旅人、紅家あんみつ、喜楽亭安呑、武蔵家ポン太、湘南楼エレキ、薩摩家ロック、鴨家歌たね、ひま家ねここ、奇案亭蔵彦、海山亭裕楽、文具屋兼六、番犬亭噛蔵、自転車家ごゑん、長州楼天念、林檎家酔歌
場所:東新集会所3階和室  午後3時~

小咄「酒の粕」の指導
長州楼天念
 会話(ナレーション)の時は滑らかに言う。その時は正面を切る(正面を向く)。
 数は両手で数える
自転車家ごゑん
 兄の仕草がいい。兄貴が与太郎との向き、お父っあんの向きが同じ。変えたほうがいい。
番犬亭噛蔵
 この話のまくらは酒よりも愚かしいものの話なので、酒のまくらはふらないほうがいい。
 酒粕の形は板状のものなので形もそのように表現する
葛飾亭旅人
 与太郎が酔っていた表現は良い。酔っている表現は必要。
喜楽亭安呑
 もっと良くするのには、三人でてくる登場人物を明確にすると良い。(職人、大工とか)
薩摩家ロック
 声が腹から出ていて迫力が出て→笑いが出る。
 与太郎少し幼い感じでやっている。そうすると登場人物の接し方も変わってくる。
六花亭福助
 前半のまくらは良い。後半の話を聞きたい。
文具屋兼六
 まだテレがある。殻が割れてきた。三月の節句、五月の節句→女の子の節句、男の子の節句のほうが良い
海山亭裕楽
 声が良くでている。おっかさんのほうが良い。
 だんだん与太郎らしくなくなっている。器→茶碗のほうがいい。
武蔵家ポン太
 会話の時は目線を固定する。
紅家あんみつ
 48馬鹿の言い方。呼んだだけで馬鹿もいいかも
林檎家酔歌
 声がいい。上下(カミシモ)は平行に向く。左右はあまり広くないほうがいい。上下(じょうげ)には振らない。
甲州亭わいん
 覚えているところは良い。ちゃんと覚えましょ!
鴨家歌たね「カバンの鍵」
 人のいる場所に応じて会話に差をつける。
ひま家ねここ
 まくらがかなり強引だがそれもいいかも。
 杯(さかずき)より茶碗がいい。与太郎バカじゃない→愚かを強く出したほうが良い。
湘南楼エレキ 発表会ネタ漫談?
 「だいたひかる」がやるのはいいが、エレキさんがやるとシャクにさわるから良くない。
 ネタをエレキ流にやるほうがいい。
奇案亭蔵彦 発表会ネタ「厩火事」
 何かモデルを決めて演じたほうがいい。女らしくを忘れないように

なぞかけ「お題:ペットボトル」
優勝:葛飾亭旅人
ペットボトルと掛けまして
旅人さんのキャバクラでの飲み方 
と解きます

その心は・・
ヨウキに入り、最後は、潰されるでしょう。

自虐的ななぞかけでダントツ優勝でした!
次回のお題は「北海道」です。

次回9月29日(土) 七軒家集会所2階和室 15時~
地図はこちら

                                      以上 

かみいた落語塾夏合宿

2007年09月04日 | 落語塾日誌
落語塾初めての合宿がついに実現!
9月1日、2日にわいんさんの妹さんが女将さんの湯宿梅ぞ乃にお世話になってきました。
私は所用で宴会からの参加だったのですが、聞くところによると、行きの電車からみなさん絶好調だったらしく、
べろべろで宿に到着したようです。さすが稽古時間より飲み会の時間が長い落語塾であります。
宿では萬窓師匠がキセルの吸い方の実演指導と落語クイズを。
すでに飲み過ぎでうとうとしてしまう人もいたようで・・
稽古の後はひとっ風呂浴びて、ビールで乾杯。極楽です。
ここの温泉はぬるま湯が売りらしい。長い間入れて気持ちがいい。
風呂の後は、宴会(既に出発から宴会なのですが・・)!
今回の合宿の目玉企画でもあります塾生による余興大会です。
ここで各人の出し物を。
萬窓師匠・・・幇間芸
不如意さん・・唄
安呑さん・・・手品と小噺
ごゑんさん・・にわとりの物まね、階段模写
エレキさん・・手品、エアギター漫談
ロック・・・・落語塾版平林
蔵彦さん・・・鰍沢ショートバージョン
もを太さん・・応援団漫談
旅人さん・・・落語塾への作文「ありがとう、ごめんね」
裕楽さん・・・形態模写(豚)独唱(オーソレミオ)
兼六さん・・・小噺
びいとさん・・物まね(さん喬師、談志師)
わいんさん、あんみつさん、うたたねさん、茶華さん、ライトくん・・フラダンス

みなさん、それぞれ持ち味や違った一面も見られて楽しいひと時でした。
女子勢(+男の子?)によるセクシーフラダンスもびっくり。
わいん先生が一番前だったので、「後ろが見えないよ!インストラクター邪魔!」のヤジあり。
最後はフラダンスアンコールで全員いっしょに踊るも、盆踊り大会みたいになっちゃいました。

飲み会は部屋を移しても延々続き、ここでは書けないような爆笑カミングアウトも飛び出し、
盛り上がりは最高潮に。我々以外のお客さんは離れだったようで一安心。
同じ建家にいたら怒鳴られます。。
最後に残った連中は朝4時まで痛飲。
大量に買い込んだ酒もすっかり飲み干し、酒の落語塾の面目ははたす。

翌日は時間がある人で身延山の階段登りに挑戦。
意外と早く登頂成功。しかし、疲れた。
鰍沢に出てくる毒消しの護符が売っていたので購入。
今度は鰍沢にも行ってみたいな。
久遠寺参拝の後はおいしい湯葉料理で昼食。その後は甲府市内へ。
風林火山展や武田神社、三条夫人のお墓などを観光しました。

いやぁ、楽しかった。みなさん満喫されたようで是非恒例行事にという声多数。
緑豊かな自然と温泉とおいしい料理と酒。素晴らしかったです。
同行頂いた萬窓師匠、幹事のびいとさん、色々手配して頂いたわいんさん、ほんとにありがとうございました!

ロック