『平成21年3月22日落語塾』
場所:東新集会所3階和室 午後2時30分~
日直:歌たね・酔歌
講師:三遊亭萬窓、柳家我太楼
参加者:奇案亭蔵彦、イースター党モアイ、鴨家歌たね、青山亭恭、湘南楼エレキ、泉州亭ぶんこ、武蔵家ポン太、林檎家酔歌、長州楼天念、六花亭福助、有難亭笑丸、美文亭せん公、越後家びいと、餅々亭きなこ
<着付け教室>
※落語塾が始まる前の1時~2時半まで
男性/女性
男性陣講師:我太楼師匠
女性陣講師:甲州亭わいん
<落語指導事項>
■我太楼師匠クラス(日誌:歌たね)
★泉州亭ぶんこ「蔵丁稚」
・盛り上がる部分があまりないので、ダレてしまわないように、子供のおどけるところなど、引きつけられる場所で引きつけて、見せ場を作る。
★奇案亭蔵彦「長屋の花見」
・元気がない。若さが見えないので、もっとハイに。
・若いんだから、アジではなく、もっと勢いで笑わせないといけない。
★鴨家歌たね「持参金」
・台詞を完全に頭に入れて、余裕が出てきたら、間などを出せるように。
・人物設定をきっちりして、演じわけを。
★武蔵家ポン太「桃太郎」
・お話を聞かせてあげているところは、もっとスムーズに。
・話をしながらも、頭の中にイメージをしっかり設定する。
★湘南楼エレキ「笑ってゆるして」(漫談)
・きみまろさんのネタをそのまま言ってもおもしろくない。
・悪口よりも、逆にお客さんを誉めるなどオリジナルにアレンジしたほうが、お客さんも喜ぶし、おもしろがってくれるのでは?
・自虐ネタを入れてみるとか。
■萬窓師匠クラス(日誌:酔歌)
★林檎家酔歌:ぞろぞろ
★長州楼天念:鮑のし
★六花亭福助:鰻の幇間
※この後に萬窓師匠がみえたため、以上3名はコメントがあり
ません(この3名は自主稽古でした)
★有難亭笑丸「短命」
・「重要」という言葉は「肝心」に言い換えた方が良い。
・「伊勢屋」の発音は”イ↓ セ↑ ヤ↑”
★美文亭せん公「宗論」
・恥ずかしがらず堂々と演じているのが良い
・旦那と孝太郎、番頭の演じ分けも良く出来ている
・”河村学園”は”白百合”や”聖心女学園”に変えた方が観客が分かり易いのでは
★越後家びいと「真田小僧」
・懲役ごっこの母親は現代の言葉遣いの方がびいとさんの良さが出る
・父親の口調が、子供に対するものと妻に対するそれと同じに聴こえてしまう
・金坊に振り回されてハラハラする父親の心情がこの噺の面白いところなので
心がけて表現して欲しい
★餅々亭きなこ「元犬」
・犬を撫でる時は、片手で頭を撫でるように位置は低く
・裏口から入って来たシロに話しかけている旦那を表現するには、
下手後ろ(右斜め後ろ)を向けば良い
・帯を締め終わったことを表現するために、”ポン”と一つ手を叩く
・犬と人間の直接会話は極力避けた方が良い。上総屋がシロの台詞を
おうむ返しすることで表現する
次回4月12日(日) 南常盤台一丁目集会所 2階和室 14時開始予定
※着付け教室が開催される場合は14:30開始となります
以上
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