ラッコ庵日乗

「不思議な話」や「ヘンな話」が大好きなラッコ庵の日記。

ターキッシュ・デライト

2006年03月06日 | 世間話
○大き目の、昔よくあったオブラートに包んであったりするゼリー菓子(ただし、中身は少し柔らかめで、とろりとふにゃりの中間ぐらい。色は毒々しい赤紫)(kaliさんのブログ)

○もともと四角い大きな塊だったのを、小さい四角に切り分けたという感じ。
甘くてぷるんぷるんとしている。
「ボンタン飴に似てる」という言葉が数人の口から出ました。(かおるさんのブログ)

○朝鮮飴は いいセン。 もう少し柔らかくして 粉砂糖まぶしてって感じ。
みすず飴のような、と例えようか、と思ってたけど、あんなゼリーっぽくないし すあま とかの方が気分が近い。頭痛がするくらい甘い。(Sちゃんのメール)

ごめんなさい。勝手に引用しました。
以上は全部、「ナルニア国物語」で、白い魔女がエドマンドを誘惑するときに使うお菓子「ターキッシュ・デライト(トルコの喜び?)」についての皆様の形容です。(kaliさんのは映画の中のお菓子の外見の説明)。

ひょえ~。いったいどんなものなんだろう?
私の想像を絶しています。
日本語訳ではなぜか「プリン」になっていて、訳者があとがきで「(ターキッシュ・デライトは)日本人にはなじみがないので」と断ってはいますが、魔女が走るそりの中で出してくれるお菓子が「プリン」って、そりゃないだろう、と子供の時にさえ思ったものです。

「朝鮮飴」というのは、熊本の郷土菓子でねばねばしたお餅のような飴のようなものです。Sちゃんは知らないだろうな、と思いながら聞いたら意外とご存知でした。Sちゃんによれば、イスタンブールの空港でも土産用のは「ターキッシュ・デライト」の名で売っていたけど、高かったのでアテネの市場ではかり売りで買ったそうです(だよね?)。

かおるさんのは、ルーマニアのお土産にもらったんですよね?
東欧圏一帯にあるものなのかな?
イスタンブールで売ってたっていうけど、そもそも本当にトルコから来たものなのかな?
「東洋風のエキゾチックなお菓子」くらいの意味の適当なネーミングなんじゃ?
作者のC・S・ルイスは「トルコの喜び」という名を、異教的な邪悪さの象徴としてわざと使ったんだろうな。

・・・と、想像は広がるのでした。
もっとも、食べてみたいかといわれると・・・

P.S.
この記事を一度アップした後で、「ターキッシュ・デライト」についてブログ内を検索してみました。
どうやらトルコでは「ロクム」という一般的なお菓子で、普通に「ロクム屋さん」もあるらしいです。味はいろいろあって、ピスタチオなどの木の実が入っているのも。トルコ人のガイドさんが「トルコのゆべし」と説明したそうですが「くるみゆべし」って感じでしょうか?
イギリスの「ターキッシュ・デライト」は「おばあちゃんが作ってくれたお菓子」という感じだそうで、また別物なのかもしれませんね。

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8 コメント

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映画を観る前の予習 (Marco)
2006-03-06 22:24:36
勝手にタルトっぽいお菓子かなあ?と想像してたのですが、どうやら全然違いますねぇ。

春休みに子供三人を引き連れて観に行く予定ですが、三太郎あたりが、「ターキッシュデライトって何?」とうるさそうな予感が。。。休みだし、一姫に作ってもらおうかな。(でも、かなり甘そうですね)

観客動員の出足は好調との事ですが、どうでしょうか・・・
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激アマ (なるもにあ)
2006-03-07 04:12:52
で、エドマンド役の子が35個も食べて「ワーストになった」と「目覚ましテレビ」のインタビューで言ってました。



私はずっとプリンでインプットされてて、

魔女のプリン、憧れだったんですよー♪

しくしく。柚餅子だったなんて・・・



トルコのお菓子って、村上春樹の旅行記にも出てきたような?やっぱり激アマだったような?

泥のように濃いトルコ珈琲と合いそうです♪
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Unknown (かおる)
2006-03-07 18:51:55
リンクありがとうございます。

リンクしていただいた記事以外にも、ターキッシュ・ディライトネタで書いた記事があるので、TBさせていただきました。



私のイメージではメレンゲみたいなものだったんです。

でも、そりに乗った魔女が「ほれ、お食べ」と渡すには、プリンもメレンゲもやりにくいよなあとずっと思ってました。

ターキッシュ・ディライト、形状としては納得

です(^^;

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Marcoさん (ラッコ庵)
2006-03-08 09:41:33
私もいつ行こうかなと考え中。

ターキッシュ・デライトが楽しみです。



もし作ったら、感想教えてくださいね。
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なるもにあさん (ラッコ庵)
2006-03-08 09:45:03
イメージを壊してしまってごめんなさい、しくしく。

別記事ですが、「やわらか戦車」を紹介させていただきました。

「やわらか戦車」グッズは絶対うけそう。

お菓子もいいですね。

やっぱ、ましゅまろかな?
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かおるさん (ラッコ庵)
2006-03-08 09:50:41
TBありがとうございます。

やっぱりチャンスがあれば、食べるべきですよね、ターキッシュ・デライト。ナルニア展行けばよかった。



ところで、今度は「メレンゲ」がわからない。

私の知ってるのはメレンゲを焼いたかりっとしたお菓子ですが、それのこと?



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Hawaiian Fruit delight (パール)
2006-03-08 23:17:55
「ナルニア」は遠い昔に読んだきりで「プリン」の記憶もないくらいだから、「ターキッシュ・ディライト」も初耳でした。



でも、ラッコ庵さんの文章を読んで、それに似たお菓子を食べたことがあるのを思い出しました。

硬めのゼリーみたいで、粉砂糖がまぶしてあったお菓子!

運よく残っていたパッケージを見ると、「Hawaiian fruit delight」とあって、「おおっ」と思いました。

これって、「ターキッシュ・ディライト」をもじったネーミングなんだと思いません?

名前通り、ハワイ土産です。

パイナップルとマカダミアナッツ味で、とってもハワイアン~。

甘かったけど、フルーティーで、そこそこおいしかったです。



さっきパッケージの絵をケータイで撮ろうとしたんだけど、室内の灯りが反射してしまいます。

明日にでも自然光で撮って、送ってみますね。



そうそう、ジーニアス英和で「Turkish delight」を引いたところ、「ぜりーあめ(ゼリーを固め砂糖をまぶした菓子」と出てました。なんて端的な説明(^^;)。

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おくればせながら (えりりん)
2006-03-23 19:09:28
みなさん、もうきっと映画を観られたことと思います

(ラッコ庵さんは、まだなんですよね)。



ターキッシュディライトと食べたことはないものの、どんなものかは知識として仕入れてあったので、エドマンドが食べているシーンは、「おお食べてる食べてる」と思いました。



気になっていたのは、字幕です。まさかプリンとはしないだろう、と思っていたものの、でもひょっとして・・・。



しっかり、「ターキッシュディライト」でした。ちょっと残念だったりして。
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