NHKBSで「ハイジ」の放送が始まりました。
これまで、何度もビデオにとろうとして取りこぼしをしてきているので、今度こそDVDの予約録画でコンプリートを目指すぞ(お父さんよろしく!)
と思っていたら、「ハイジ」の脚本をたくさん書いておられる佐々木守さんの訃報が。
佐々木さんといえばアニメだけでなく「ウルトラマン」や「赤い」シリーズなどのシナリオも書いたベテラン脚本家。へえ「男ドアホウ甲子園」の原作者なんですね。
ご冥福をお祈りします。
それにしても「ハイジ」って、何度見ても傑作。
細かい気持ちのひだまで伝える、リアリティのある脚本すごいです。
たとえば第一話。
デーテおばさんが、ハイジをおじいさんに預けにくるシーン。
昔見たときは、
「自分の都合ばかり考えてハイジをおじいさんに押し付ける冷たいおばさん」
としか思わなかったデーテ。今見ると、
「わかる、わかる、あんたの気持ち」。
若いみそらで突然死んだ姉の子供を預けられ、いい働き口があっても自由に働けない・・・。
「そのとき、私にどうすればいいか教えてくれる人は誰もいなかったわ!」
というセリフに、思わず同情してしまいました。
これは後の話ですが、ちょっとしたしぐさセリフひとつにハイジやクララの、純粋さだけでなく、時に子供らしい身勝手さ残酷さも垣間見せる演出もリアル。高畑、宮崎コンビの面目躍如です。
大人をも納得させる一方で、登場人物の内面まで説明してくれるナレーション(「ハイジは悲しかったのです」etc.)をうるさい、と感じる向きもあるでしょうが、視聴者の小さい子供たちを置き去りにしない配慮を感じます。
それにしても許せないのが、保険のチューリッヒの「ハロースイス」のCM。
いくらスイスだからって、キャラクターを使うだけならまだしも、ハイジにドラマ仕立てでCMをやらせるなんて!
ハイジとおじいさんはぜっっっっったい、あんなこと言いません!
「ハイジ」が穢れる~。やめて~。
「サイボーグ009」のキャラクターが、消費者金融のCMに使われたとき以来の怒りです!
これまで、何度もビデオにとろうとして取りこぼしをしてきているので、今度こそDVDの予約録画でコンプリートを目指すぞ(お父さんよろしく!)
と思っていたら、「ハイジ」の脚本をたくさん書いておられる佐々木守さんの訃報が。
佐々木さんといえばアニメだけでなく「ウルトラマン」や「赤い」シリーズなどのシナリオも書いたベテラン脚本家。へえ「男ドアホウ甲子園」の原作者なんですね。
ご冥福をお祈りします。
それにしても「ハイジ」って、何度見ても傑作。
細かい気持ちのひだまで伝える、リアリティのある脚本すごいです。
たとえば第一話。
デーテおばさんが、ハイジをおじいさんに預けにくるシーン。
昔見たときは、
「自分の都合ばかり考えてハイジをおじいさんに押し付ける冷たいおばさん」
としか思わなかったデーテ。今見ると、
「わかる、わかる、あんたの気持ち」。
若いみそらで突然死んだ姉の子供を預けられ、いい働き口があっても自由に働けない・・・。
「そのとき、私にどうすればいいか教えてくれる人は誰もいなかったわ!」
というセリフに、思わず同情してしまいました。
これは後の話ですが、ちょっとしたしぐさセリフひとつにハイジやクララの、純粋さだけでなく、時に子供らしい身勝手さ残酷さも垣間見せる演出もリアル。高畑、宮崎コンビの面目躍如です。
大人をも納得させる一方で、登場人物の内面まで説明してくれるナレーション(「ハイジは悲しかったのです」etc.)をうるさい、と感じる向きもあるでしょうが、視聴者の小さい子供たちを置き去りにしない配慮を感じます。
それにしても許せないのが、保険のチューリッヒの「ハロースイス」のCM。
いくらスイスだからって、キャラクターを使うだけならまだしも、ハイジにドラマ仕立てでCMをやらせるなんて!
ハイジとおじいさんはぜっっっっったい、あんなこと言いません!
「ハイジ」が穢れる~。やめて~。
「サイボーグ009」のキャラクターが、消費者金融のCMに使われたとき以来の怒りです!
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