心の自由

被曝を最小限にして命を繋ごう!

【資料】いわき市のI-131データが26655Bq/kg !いわきの子供を最優先に検査せよ!(米国調査 福島県)

2013年04月20日 | 土壌測定
<I-131データ>のみ、下記表から抜粋
 
1 福島県いわき市泉町滝尻字松原  26655Bq/kg   他と比べて、約100倍と断トツ一位
2 福島県会津若松市河東町八田         275
3 福島県会津若松市湊町大字静?    273
4 福島県会津若松市北会津町十?     272

★米国データが提供された時点で、いわきの子供を最優先で検査するのがまともな行政のすべきことである怒怒怒!

ーーーーーーーーー

<参考>甲状腺エコー検査 いわき市の検査日程

 平成25年4月下旬から平成25年10月上旬(予定)
 検査日程の詳細は次のとおりです。

検査実施のお知らせについて

 放射線医学県民健康管理センターから、検査の対象となる方(保護者)に対し、平成25年4月下旬以降、順次、「甲状腺検査のお知らせ」が発送されます。
 お知らせには、検査日時、検査会場が予め指定されて案内されます。また、検査会場としては、小中学生は現在在学している各学校で、それ以外の方につきましては、市内公共施設等での検査実施が予定されています。http://www.city.iwaki.fukushima.jp/bukyoku/hokenfukushibu/13359/kouzyousenkensa.html


★関連情報 転載

いわき市民のヨウ素内部被曝が隠されていたわけ2012/03/14 17:49

 
セシウム(青)とヨウ素(赤)の拡散分布ははっきり分かれた

いわき市はヨウ素131で汚染された

隠された「福島最大の都市」の初期被曝

『裸のフクシマ』(講談社)に詳しく書いたが、私は3月26日に避難先の川崎市から川内村の自宅に「自主一時帰宅」した。避難が長期化しそうなのと、いつ立ち入りができなくなるか分からないので、重要な荷物などを回収してくることが目的だった。

 守谷SA:0.33μSv/h。(川崎市の仕事場の倍以上だが、まだまだどうということはない)
 日立北IC付近、通過している車の中で1.08μSv/h(このへんはトンネルが続くのだが、トンネルに入ると一気に下がり、0.1~0.5μSv/hくらいに一気に下がる)
 関本PA:1.6μSv/h
 いわき湯ノ岳PA通過:2μSv/h(時速80kmくらいで走行中の車の中でこれだけ上がった。その後、いわきジャンクションから磐越道に入るところまでは高かったが、磐越道を西に折り返すように進むにつれ、線量はどんどん下がっていった)
 差塩PA:0.5μSv/h
 小野ICで降りると線量は一気に下がり、町の中では0.3μSv/hくらい(驚くほど低くて拍子抜けした)

……とこんな状況だった。
その後、何度も常磐道を通ったが、他の地域の線量に比べると、いわき市はぐんぐん下がって、数か月後には首都圏とあまり変わらない程度になっていた。
3月下旬のときに高かったのはなんだったのだろうと、ずっと気になっていたのだが、1年経って放送されたNHKのETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図5 埋もれた初期被ばくを追え』を見てその謎が解けた。
セシウムとヨウ素では、汚染地帯が正反対だったというのだ。

↑青いのがセシウム、赤いのがヨウ素131

これは文科省データだけで証明できている。ただ、文科省データは別々に計測地点と数値だけを出しているから、このようにきれいに可視化されず、気がつく人は少なかった。

番組では、独立行政法人海洋研究開発機構の2人の研究者などがまとめたヨウ素131の拡散状況が公開されていた。
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/rX3btCvgmJE?rel=0" frameborder="0" width="640" height="360"></iframe>

いわき市を通過して茨城、栃木、群馬方向に流れていったという。
セシウムとヨウ素の拡散状況がこれだけ違ったのは、放出時期とそのときの風向きによるものだろう。あのとき、風は大半が東に、つまり海側に流れていったので、放射性物質もほとんどが太平洋に流れていってくれたが、ちょっと風向きが変わっていただけで首都圏が飯舘村並みに汚染されていた可能性もあるのだ。

で、問題はいわき市などに降ったヨウ素131による内部被曝だ。
ヨウ素131は半減期が8日だから、もはや痕跡は残っていない。今からホールボディカウンターを使ったところで出ない。
空中を流れていったのだから、風下にいた人たちは微粒子ごと体内に吸い込んでいる。
その初期被曝でどれだけ健康に問題が出るのかは分からない。ヨウ素の放射能がすでに消えてしまっているのだから、今からできることはない。
1年前にDNAが壊されたとすれば、その後の自然修復に期待するしかない。
いわき市は今はもうほとんど汚染されていないと言ってもいいので、今から避難してもあまり意味はないだろう。くよくよせず前向きに行動し、栄養のあるものを食べて、よく眠り、傷ついたDNAを修復することがいちばんかと思う。

いわき市民に避難地区と同レベルの「精神的損害補償」を支払うと4000億円/年

いわき市は福島県最大の都市だから、ここでシビアなヨウ素131被曝があったと認めてしまうと、賠償問題などが今とは桁違いに膨れあがる。
避難していた精神的障害への賠償という名目で避難区域の人たちには10万円/月が支払われているが、同様にいわき市の人たちに、「状況を知らされないまま初期被曝をさせられ、その恐怖を今後ずっと抱え続けることへの精神的障害」への賠償を行ったらどれくらいの金額になるのだろうか。
いわき市の人口は約34万人。避難地域並みに1人10万円/月の「精神的損害補償」を支払ったら、ひと月で340億円。1年で4000億円を超える。
当然、セシウム汚染がひどかった福島市や郡山市など、中通りの人たちの精神的苦痛も無視できないから、その人たちにも全員10万円/月を支払えば、軽く兆を超える賠償金が必要になる。
福島県全体なら約200万人だから、月に2000億円、年2兆4000億円……。
だから国も東電もひたすら都市部の汚染には目を向けないようにさせているのだろう。
都市部の汚染は数値的に明らかなのに、国民やマスコミの目を都市部よりも原発周辺の過疎地に向けることで、賠償問題が大きくなることを防ごうとしている。

せめて今からできることは、これから出てくるかもしれない子供の甲状腺癌の兆候を見逃さないようにしっかり見守る態勢を作ること。兆候が出たらすぐにできうる限りのケアを施せるように準備すること。せめてそのくらいはしっかりやってもらわないと。


青がセシウム汚染、赤がヨウ素131汚染。はっきり分かれている


(独)海洋研究開発機構の研究者がまとめたヨウ素131の流れ


ヨウ素131の拡散シミュレーション(1)


その2 まず南方向に流れ出した


その3 いわき市を直撃してさらに南へ


風が東寄りに代わり、茨城・栃木へ


宇都宮あたりもヨウ素131はかなり飛んできた


日光や南会津もかなりやられた。そして群馬に……

※いずれもNHK 『ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図5 埋もれた初期被ばくを追え』 より
 
 

 
<米国調査>福島県
 
核種別はこちら
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-category-11.html

早期のデータは貴重だ!

 
”原発はすぐ廃止せよ”さんから転載
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1769.html
 

【資料】米国の日本列島放射能汚染土壌調査(DOE/NNSA)その3 end

2013年04月20日 | 土壌測定

米国の日本列島放射能汚染土壌調査(DOE/NNSA)その3 end

US DOE/NNSA RESPONSE TO 2011 FUKUSHIMA INCIDENT- DATA AND DOCUMENTATION

土壌調査
ベクレルに換算、緯度経度を地名に変換、小数点以下3桁 核種はアルファベット順 長いので少しカット
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
”原発は今すぐ廃止せよ”さんから全文転載
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1757.html#comment2363

【資料】米国の日本列島放射能汚染土壌調査(DOE/NNSA)その2

2013年04月20日 | 土壌測定

米国の日本列島放射能汚染土壌調査(DOE/NNSA)その2

US DOE/NNSA RESPONSE TO 2011 FUKUSHIMA INCIDENT- DATA AND DOCUMENTATION

土壌調査
ベクレルに換算、緯度経度を地名に変換、小数点以下3桁 核種はアルファベット順 長いので少しカット
 
 
 
 
 
 
 
 


 
”原発は今すぐ廃止せよ” さんから全文転載
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1756.html

【資料】米国の日本列島放射能汚染土壌調査(DOE/NNSA)その1

2013年04月19日 | 土壌測定

米国の日本列島放射能汚染土壌調査(DOE/NNSA)その1

US DOE/NNSA RESPONSE TO 2011 FUKUSHIMA INCIDENT- DATA AND DOCUMENTATION

土壌調査
ベクレルに換算、緯度経度を地名に変換、小数点以下3桁 核種はアルファベット順 長いので少しカット
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
”原発は今すぐ廃止せよ” さんから全文転載
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1755.html

飯舘村のアキれた実情 酪農家はミタ 放射線量改ざん… 2012.2. 21

2013年04月19日 | 資料・論文

飯舘村のアキれた実情 酪農家はミタ 放射線量改ざん…村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替え

「飯舘村は原子力ムラのコントロール下に置かれている」――。福島原発事故で高濃度の放射能汚染に見舞われた飯舘村の酪農家、長谷川健一氏(58)が「原発に『ふるさと』を奪われて」(宝島社)を出版。20日、...都内で会見を開いた。著書は原発事故直後から現在に至るまでの村の日々をつづったルポだが、驚くのは村民の被曝の影響を無視し、今も汚染の実態をヒタ隠しにし続ける村や国の対応である。

「強制的に下げられた放射線量の数値が全国に公表されている」――。20日の会見で、長谷川氏は、仰天の「放射線量改ざん」疑惑を暴露した。
「昨年11月末ごろ、国の除染モデル事業を請け負った大成建設の作業員とみられる10人ほどが、村のモニタリングポストを高圧洗浄機で洗い、土台の土をソックリ入れ替える作業を行っていた。その様子を複数の村民が目撃していたのです」
 文科省が20日夜に公表した飯舘村の放射線量は、毎時0.755マイクロシーベルト。長谷川氏によると、村内に設置された別のモニタリングポストだと、最近も平均毎時3マイクロシーベルトだ
 国は「改ざん」数値を根拠に「飯舘村の線量は下がった」と喧伝したいのだろう。フザけた話だ。
 長谷川氏は、国の主導で進む除染事業の効果にも疑問を投げ掛ける。飯舘村の75%は山林だ。しかし、除染の実施範囲は農地や住宅地ばかり。
「どんなに除染しても、山から(放射性物質が)浮遊してくれば意味がない。彼ら(請負業者)にとって、除染はビジネス。線量が下がろうが、下がらなかろうが関係ないのです」

 そもそも、飯舘村の放射能汚染への対応は最初からデタラメだった。
 長谷川氏の著書によると、3号機が爆発した昨年3月14日当時、役場にあった線量計は「毎時40マイクロシーベルト超」を計測した。平常時の年間許容量(1ミリシーベルト)を1日余りで超える危険水域だ。驚く長谷川氏に、村職員は「この数字、公表しねえでくれよ。(菅野典雄)村長から『絶対人に言うな』と止められている」と“口止め”した。
 京大原子炉実験所の今中哲二助教が3月下旬に村内各地で計測した放射線量を菅野村長に伝えた際も「とにかくこのデータは公表しないでほしい」といった問答が、しばらく続いたという。
 村にはその後、山下俊一長崎大教授(当時)ら放射線専門家が入れ代わり立ち代わり訪れ、「安全だ」「大丈夫だ」と吹聴し、やがて〈放射能をことさら危険視するほうがおかしいという雰囲気さえ漂い始めた〉。
 長谷川氏は、村の復興計画会議の委員に原発推進派の識者が含まれたことを挙げて〈すでに飯舘村は原子力ムラの御用学者たちに牛耳られている〉と強調。20日の会見では、菅野村長を操る黒幕の存在についてこう言及した。
「実は今、菅野村長の行くところすべてに付いて回っている経産省の官僚がいるのです。村役場でも、常に村長のそばにいる。そして、マスコミの取材の際もその彼が出張ってきて、あれこれと指示を出しているんですね。今では彼がマスコミ取材対応の窓口となって取材をさばくようになった」
 これでは、村長が村民無視で経産省の操り人形になっていても不思議はない。やっぱり国の放射能対策を信じてはダメだ。

(日刊ゲンダイ2012年2月21日掲載) フェイスブックより

【資料】ヨウ素 ベラルーシ・福島 野呂美加さんより

2013年04月19日 | 野呂美加
<NPOチェルノブイリへのかけはし 野呂美加さんからの資料>
 
youso2というベラルーシのヨウ素の汚染地図を見るとyoso1の地図を合わせてみてください。
チェルノブイリのヨウ素の放出は1ヶ月、日本の場合は3カ月。
この件で詳しいのは川根先生です。     野呂 美加

移住:岐阜・鳥取・岡山・佐賀・高知 保養:兵庫・山形・鹿児島・高知・北海道・滋賀・大阪・佐賀・奈良

2013年04月19日 | 移住・保養

☆5月31日追加

【キャンプ】<親子でわんぱくキャンプ in 白州>7月 25日(木)~29日(月) 山梨県北杜市 親子で共同生活を楽しめる方  20名位 大人3千円子供2千円 大部屋 交通費補助1家族2万円 申込開始6月25日(火)朝7時

http://tsunagarunet43.blog.fc2.com/

☆5月23日追加

【保養】<川辺ハウス>岐阜県加茂郡 部屋貸最大二か月 高線量地域の親子 二家族 一日千円 食費等実費(補助あり) 現地集合自費 出来る限りのサポート 募集中

※7/23 8時いわき発バス便 帰り8/1岐阜発なら交通費無料

 http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1369316281.3206

☆5月23日追加

【保養】 <おこしやすキャンプ>滋賀県大津市 琵琶湖と比良山の間 7/30(火)~8/3(土) 福島在住の親子 未就学・小学生 20名 無料 福島発 5/23募集開始

http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1369285991.9854

☆5月23日追加

 【保養】<さっぽろで夏休み2013>北海道札幌市 7/21(日)~ 7/29(月) 高放射線量地域の母子 未就学~高校生 30名 大人1万円 食費等実費 郡山発 締切5月28日(火)

http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1369280726.5137

☆5月22日追加

 【保養】かけはし<癒しの夏プログラム母子保養in留寿都>7月27日(土)~8月27日(火) 北海道虻田郡 原発事故で被災した地域の母子 13組40人位 0~1.5万円+雑費3千円 子供交通費支援あり大人自己負担 一次締切6/10(月) ☆甲状腺エコー検査を希望する方には北海道内の病院紹介

 http://www.kakehashi.or.jp/wp-content/uploads/22079efa902a15af9d89ff2d2c566b80.pdfp

 ★5月21日追加

【保養】<第7回 こひつじキャンプ in 山中湖>山梨県 6/7(金) ~6/9 (日) 福島(含避難者)の3才以上の子と保護者 15組 無料 郡山発 締切5/27(火)

(筆者:利用経験あり 静かでとても良い処)http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1369128122.5477

 ★5月21日追加

【日韓青少年交流】<太陽、風、共に夢見る持続可能な未来>8月5日(月)~9日(金) 韓国全羅南道光州市 福島在住又は避難の中学・高校生 5/21現在あと8名 無料 日本の交通費・海外保険・パスポート個人負担

http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1369098138.6607

★5月21日追加

【移住】<ちくご移住計画2013スタート!>福岡 クリエイター・フォトグラファー・木工職人・果樹農家の応募締切 6月2日(日) アーティストの応募締切 6月12(水) 九州筑後エリアで仕事付きトライアルステイ募集


★5月19日更新

【保養】高知のびのび青空キャンプin香美>7/23(火)〜30(火)放射線による影響に不安を抱く親子 締め切り5/31 大人1万円 小中学生5千円 幼児2千円 三才未満無料 交通費補助3万円まであり  http://blog.goo.ne.jp/rainbowgarnet1/e/0a4ea9dca3b3019957e1cc6dd652ba9f

★5月19日追加
 
【保養】<つながる命 福島>7月13日(土)~20日(土)大阪府河内長野市又は岐阜県中津川市 放射線量の高い地域の方 未就学児無料・小学5千円・大人7千円 19日現在あと9名 締切7/12 東京駅迄自費
 
 
 
 
★5月17日追加

【ホームステイ・親子保養】北海道上士幌町 7月中旬~8月下旬 2週間~1ヶ月 福島(在住・避難者)小中学生 5~10人 滞在費無料 交通費半額補助予定 親子保養1万円位

http://hinanshien.blog.shinobi.jp/Entry/851/

 ★5月16日追加

【保養】<お寺に泊まろう イン さんよう>兵庫県姫路市 7月26日(金)~8月2日(金) 寺院ホームステイ 福島県(県外避難者含む)小四~中学生 福島発 100015名 締切7/8(月)

http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1368671676.5255


【移住相談会】

 ★5月15日更新

名古屋<ぎふ・ふるさと暮らし「月例・名古屋相談会」>6/10(月)毎月10日 10~18時 中日ビル2階特設会場※市営地下鉄栄駅12・13出口 無料 予約不要 岐阜県と市町村(月替わり1~2市町村)がブース設置  6月高山市                        http://www.furusatokaiki.net/event/9711/ 

 ★5月8日追加

 東京<鳥取来楽暮カフェ>5月25日(土)13~16:30 フォレスタ虎ノ門 虎ノ門駅徒歩3分 移住体験者による鳥取子育て体験談・子育て王国鳥取県の説明・個別移住相談 無料 30名 申込は5/22(水)迄 電話FAXメールで           http://www.furusatokaiki.net/event/10145/

 ☆4月22日追加

大阪<おかやま晴れの国ぐらしセミナー&相談会>6月1日(土)11~16時 AP梅田大阪 大阪市北区曽根崎新地2-3-21 axビル4F 就職・就農・住まい・地域での暮らし等、個別相談会「ちょっと話を聞いてみたい」という方も大歓迎! 

http://www.iju-join.jp/prefectures/okayama/233000/k/8156


 ★5月4日追加

【移住・保養】<転入・就職支援>佐賀県 空き家バンク制度・佐賀市 Uターン支援情報・唐津市 その他の市http://www.pref.saga.lg.jp/web/shigoto/_63887/_63891/nextstage-saga/_66269.html


 【観光・移住相談会】

 大阪<高知暮らしフェア> 5月25(土)11~16時 シティプラザ大阪 大阪ふるさと暮らし情報センター (大阪市中央区本町橋2-31)無料 予約不要 観光・移住・就農の各専門相談員によるセミナー等http://www.pref.kochi.lg.jp/~chiiki/iju/doc/schedule.shtml#month-5


★5月12日追加

【保養】<いつでも行ける家が鶴岡にあります!>山形県鶴岡市 通年 東北・関東の放射線量の高い地域の方 親子妊婦他 民家4×2家族  交通費負担 食費等実費

http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1368184927.6328

★5月10日追加

 【保養】心のふるさと交流(京都&鹿児島)>7/23(火)~8/5(月) 23.24京都・後鹿児島 福島宮城の方 小学~大人2万円・3才~未就学5千円 福島発 あと20名 締切6/10(月)                       http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1368111619.9845

 ★5月9日追加

保養】<どろんこキャラバン☆たんば>兵庫県丹波市 7/23(火)~31(水) 放射線量の高い地域の小学三~六年生 (その他相談)30名 先着順 メールファックスで6/1~9迄 郡山発5千円

詳細 http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1368069920.0689   HP  http://doronkocaravantanba.seesaa.net/

★5月6日更新

【保養】北海道寺子屋合宿>7/21~8/24 1~5期 東北・関東の高線量地域の方 引率者のいるグループか保護者同伴18才以下 往復交通費宿泊費無料 食費自炊・現地諸費用は自己負担                                     http://blog.goo.ne.jp/rainbowgarnet1

☆5月4日追加

【保養・ホームステイ】<びわこ保養プロジェクト>8/1 (木)~16(金) 滋賀県大津市 親子・ 未就学児・ 小~ 高校生他 参加費無料 交通費各自負担 15名 放射線線量の高い地域在住の方その他 締め切り7/1 

http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1367571431.0460

4月23日追加

【保養】<さんだdeレクリエーションキャンプ2013>兵庫県三田市 8月2日(金)~7日(水) 放射線量の高い地域 親子 小・中学生 15名と保護者 費用含交通費 0~2.5万円 福島・郡山発 ほよ~ん相談会 4/23掲載                          http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1366683640.6184                                                 HP  http://blog.livedoor.jp/human_vision/

 4月23日追加

【保養】<たかつき保養キャンプ >7月28日(日)~8月3日(土) 学校法人行信教校・行信仏教学院(常見寺) 大阪府高槻市東五百住3丁目4-17 高放射線量地域の小学生10名 付き添いの保護者 幼児・中・高校生は要相談 1泊1500円 交通費自費(一人1万円補助予定) ほよ~ん相談会 4/23掲載
http://takatsukicamp.blog.fc2.com/                                                    

☆4月22日追加

 【保養】<四季折々の北海道スティ>保養施設の無償提供 山の家“きょうどう”(社会福祉法人札幌協働福祉会所有、余市郡仁木町東町緑ヶ丘114) 札幌より高速で90分 原則自炊 短期~長期も可 炊飯器や食器等日常生活に必要なものあり。買い物、図書館、温泉、病院等便利。2013年3月11日更新                                              http://hinanshien.blog.shinobi.jp/Entry/758/

 
☆4月22日追加
 
保養】鹿児島与論島での短期保養> 無償で、自宅の一部を提供いたします。ご相談ください。メールアドレス shucreek@gmail.com 鹿児島県大島郡与論町古里 母子疎開ネットワーク「hahako」 2013/04/22掲載
 

★5月2日更新

保養奈良 ホームステイ>☆交通費各自負担 滞在費(宿泊・食事・光熱・移動などの費用含む)1日 大人千円小人500円:関東以北にお住まいの方で1週間以上滞在される方のみ滞在費無料 東北の方は子供の交通費1人当たり1万円支給 4月28日 JR奈良駅にてフリーマーケットあり。受け入れ先の方も移住者で、素敵な方達だった。)                 


☆4月30日更新

【移住保養支援】<福岡大分3月からを募集中 東北関東の高線量地帯居住者 一時滞在・保養1日300円 移住相談(就職住宅斡旋・決定時見舞金・二名迄車貸・各種お世話)  http://hoyou.isshin.cc/db/hoyoudetail.php?id=1363243172.3423          HP                       

 

【移住体験】山口県周防大島<「島時々半島ツアー>5/25(土)~26(日)移住前に1泊2日の島暮らし。農業体験から温泉まで (3/22記事) 募集中! 1泊3食13800円    http://www.iju-join.jp/prefectures/yamaguchi/600095/k/8109        

 

【山村留学】石川県 <ワンネススクール『みんなの家』>通年、石川県白山市河合町 山村留学・寄宿教育の受け入れ 自然の中で暮らしませんか。小学校5年生以上 母子・家族単位については要相談。ひと月4~5万円  (2013 3/18記事)http://hinanshien.blog.shinobi.jp/Entry/832/    

 

【移住・保養】<ちょい住み体験ステイ>石川県加賀市加賀東谷 自由プランで山の暮らしを満喫!2泊~1ヶ月 希望日の30日前申し込み 築60年古民家1泊1,500~4,000円 自炊:調理用具や冷蔵庫等一式あり 貸布団か持参 http://www.furusatokaiki.net/event/1781/   


さけ水煮缶 セシウム 22Bq/kg検出2012.5.10・さば缶 4.3Bq/kg検出2012.4.2

2013年04月17日 | 食品測定

魚介類缶詰

調査概要

 第2回、第3回の食品放射能調査で、サバの缶詰から放射性物質が検出されたことをうけ、魚介類缶詰について魚種とサンプル数を拡大し、集中的に調査しました。

鮮魚と異なり、缶詰製品は産地や魚種の表示が義務づけられていないため、この調査では国産を中心に産地が表示されていない缶詰も調査しました。

調査結果

  • 35サンプルすべて、食品に含まれる放射性セシウムの基準値を大きく下回りましたが、サバを使用した缶詰3サンプルで放射性セシウムが検出されました。
     
    最も高い数値は、さば水煮(日本水産株式会社)で1キログラムあたり4.3ベクレル、次いでさば水煮(株式会社極洋)で1キログラムあたり4.2ベクレル、さば味噌煮(伊藤食品株式会社)で1キログラムあたり4.0ベクレルでした。

商品情報は詳細結果PDFをご覧ください >>

  • この調査では、イワシ、サンマ、マグロ、カツオ、貝類、カニの缶詰からは放射性物質は検出されませんでした。              

記事 - 2012-04-02 http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/monitoring/fss5/


2012.5.10
  • 5/9の放射能検査結果は、以下の1検体を除き不検出でした。
  • さけ水煮缶2缶組(マルハニチロ食品)からセシウム合計22 Bq/kgを検出しました。
  • 本日のデータ数(新たに検査結果データベースに加えた品目)は以下の通りです。
      19週分(5/7-5/11配達分)…青果物(戸田DC組込品) 39検体
      20週分(5/14-5/18配達分)…加工食品(飯能DC組込品) 21検体
     新生酪農の原乳…3検体
     放射能汚染食品測定室委託分…7検体

生活クラブ連合会

http://www.seikatsuclub.coop/coop/news/20110905top.html


地球の子ども新聞133号 日本列島全土の汚染(転載)★自然放射線量を差し引いてご覧下さい

2013年04月16日 | 資料・論文

★4月17日追加

木下黄太氏より、「自然放射線量との比較が無い」との指摘を受けました。参考までに下図を追加、各自で自然放射線量を考慮して転載地図をご覧下さい。


県によって自然放射線の量が違うって本当?

本当です。たとえば、最も受ける量の少ない神奈川県と、最も高い岐阜県を比べると、岐阜県のほうが1年間に約1.5倍も多く受けています。

このように、地域によって自然放射線の量に差があるのは、その地域によって地質などが異なるからです。放射線を出す物質を含む花崗岩などが、地表近くにある地域では、大地からの放射線の量が多くなります。

もちろん健康に影響することはありません。あなたの住んでいるところでは、どれくらいの自然放射線を受けるのか、下の図でチェックしてみてください。

全国の自然放射線量

※2011年3月の福島第一原子力発電所事故以前のデータです。

全国の自然放射線量の図

http://eneco.jaero.or.jp/important/radiation/radiation04.html


 年間自然放射線量 [ 1988年第一位 岐阜県 ]

年間自然放射線量 [ 1988年第一位 岐阜県 ]  
http://todo-ran.com/t/kiji/13644<map name="tdfkmap"></map>

 
図1.日本の自然放射線量 (GIFはここから

  

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html


地球の子ども新聞133号(解説版付き)

 
「地球の子ども新聞」133号は「放射能汚染マップ入門シリーズ」の3回目です。入門シリーズの完結編として、日本列島の汚染マップをチェルノブイリ基準に基づく区分で作成しました。

 チェルノブイリでは汚染地を法的には年間1ミリシーベルト以上(実効線量)と定義していますが、実際には年間0.5ミリシーベルト以上で運用されています(放射能管理ゾーン)。これを考えにいれず、年間1ミリシーベルト以上で観ても、東電福島第1原発事故は日本列島の全土を汚染したことがわかります。北は北海道最北の宗谷地方にある枝幸(えさし)町から、南は沖縄県の石垣島(先島諸島)まで汚染地が散在しています。世界遺産の屋久島も年間1ミリシーベルトをこえる地域がみられます。

 さる2月26日、松戸市や柏市など千葉9市(注)の放射線担当の職員が原発事故子ども・被災者支援法の早期実施と支援対象地域の指定を復興庁に申し入れましたが、よくいわれるように千葉、茨城、栃木、群馬の関東や岩手と宮城の県境だけが福島県外の汚染地ではありません。年間1ミリシーベルトをこえる地域は全国各地に広がっているのです。
注)松戸市、柏市、佐倉市、流山市、野田市、我孫子市、鎌ヶ谷市、印西市、白井市

 前号の解説版でチェルノブイリ基準について、矢ヶ崎博士(琉球大名誉教授)にご説明いただきましたが、日本では実効線量がチェルノブイリよりずっと低くなる計算法を用いているために、汚染が東日本に限定されるようにいわれるのです。しかし、チェルノブイリと同じ基準にすれば、日本列島の全土に汚染地が広がっていることがわかります。

 解説版では、昨年12月、脱原発世界会議2にメインスピーカーのひとりとして来日したアレクセイ・ヤブロコフ博士にチェルノブイリ基準とその放射能リスク管理について、うかがいました。博士はチェルノブイリ原発事故当時、ゴルバチョフ書記長の科学アドバイザーを務め、ソビエト連邦崩壊期には、政府から完全に独立したソ連最初の団体グリーンピース・ソ連を創設し、また欧州放射線リスク委員会(ECRR)の設立に参加しました。現在、ロシア科学アカデミーの評議員をされています。日本でヤブロコフ博士は、ようやくチェルノブイリ事故の被害について全容がつかめたという発言をされています。

*「地球の子ども新聞」133号:定価600円(送料込み)
 ★体裁B2判カラーポスター(解説版付き)
 ★2部以上のご注文は、一部500円で送料をサービスいたします。
 ★5部以上のご注文は、特別割引いたします。
*年間(隔月刊)購読料3600円(送料込み)
*お申し込みは「地球の子ども新聞」まで
 peco02@lapis.plala.or.jp ☎03-3703-9468
 
http://chikyunoko.exblog.jp/

海底土からプルトニウム 福島第1原発の港湾内 約1.4Bq 検出は二度目

2013年04月16日 | 記事

海底土からプルトニウム 福島第1原発の港湾内

 東京電力は15日、福島第1原発港湾内で採取した海底の土から、1キログラム当たり約1・4ベクレルのプルトニウムを検出したと発表した。土は昨年7月23日に港湾内の1号機東側で採取し、東電が分析していた。

 東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「事故に由来するものだが、微量で健康に影響はない」としている。

 半減期が約2万4千年のプルトニウム239と同約6600年の240を合わせた濃度が土1キログラム当たり1・2ベクレル。半減期約88年の238は同0・21ベクレルだった。

 東電によると、第1原発港湾内の海底土からプルトニウムが検出されるのは2011年11月の採取に続き2度目。前回は、4号機前の海底土から239と240が0・76ベクレル、238が0・74ベクレル検出された。事故前の原発近海の239と240は、0・17~0・56ベクレルだったという。(2013.4.15 )

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130415/dst13041523310008-n1.htm?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter&utm_campaign=news_bot_1


【インタビュー】<政府、汚染の深刻さを未だ理解せず>2012 3 12 菅谷昭医師

2013年04月08日 | 資料・論文

政府、汚染の深刻さを未だ理解せず

2012 3 12

松本市長
菅谷 昭 氏


聞き手 編集局長 島田一

――福島の原発事故から1年。この間の政府の対応を振り返って…。

菅谷 今年1月、日本政府は原発事故の放射能汚染問題や健康被害の情報を得るために、チェルノブイリ原発事故を経験したウクライナ共和国と協定締結方針を定め、続いて2月には隣国のベラルーシ共和国とも協定を結んだ。私としては、「やっと、か」という思いだ。私は福島で原発事故が起きた当初から、放射能汚染の問題についてはチェルノブイリに学び、チェルノブイリから情報を収集することが大事だと訴え続けていた。また、原子力安全委員会は今年2月に、ようやく原発から50Km圏内の全戸にヨウ素剤を配布すると提言したが、私は事故直後からヨウ素剤服用の重要性を説明し、さらに服用に関しては、基本的には被曝する前に摂取しなければ効果が低いということも言ってきた。遅きに失したが、チェルノブイリ原発事故を知る現地の研究者たちと交流を始めたことで、政府内には治療方法や汚染の詳細データ、原発事故による健康や環境への影響についての情報が出回り始めたのだろう。私としては、なぜ、それをもっと早くやらなかったのか、正直大変に驚いている。結局、政府はいざという時の対応が全く出来ていなかったということだ。

――まだまだ伏せられている情報がたくさんある…。

菅谷 汚染マップなどが一般公開されなければ、国民は情報を得ることが出来ず、正確な判断が出来ない。中でも私が心配しているのはストロンチウムについての情報だが、仮に政府がその情報を持っていて、敢えて表に出さないのであれば、それは隠蔽だ。また、甲状腺がんを引き起こす原因となる放射性ヨウ素の汚染マップも出されていない。今、手に入るセシウム汚染状況を見るだけでも、放射性ヨウ素に汚染されている人が予想以上に存在するのではないかと心配している。そもそも日本では、放射能汚染基準として世界中が採用しているチェルノブイリ基準を採用していない。これも驚くことだ。さらに、「シーベルト」という単位と「ベクレル」という単位を平行して使っているということも、色々な判断を行う際に混乱を招いている一つの原因だと思う。出来れば「ベクレル/平方メートル」で統一すべきだ。1年前から私がずっと叫んでいたこのような声が届いたのか届かないのか分からないまま、1年が経ってしまった。この間にも放射能汚染地域に住んでいる方々は被曝し続けていると思うと、いたたまれない思いだ。

――国に現場の声を拾う姿勢があまりにも乏しい…。

菅谷 政府が対策委員会を開いても、結局、メンバーの中に放射能災害の現場が分かっている人がいなければ話は前に進まない。実際に参考人として招致される学者の先生方は、ほとんどが本当の事故現場を知っている訳ではなく、机上の空論だ。そして、目下、出てくる情報は予想を遥かに超えて汚染が酷い。8月末に文部科学省が一般公開したセシウムの汚染マップ(※図1)は、それだけを見ても普通の人ではわからないが、今回私が特別に作成したチェルノブイリ事故10年目の放射能汚染図(※図2)と比較すればいかに酷いかが分かるだろう。今回の事故で放出された放射性物質はチェノブイル事故の時の10分の1~2程度と言われていたが、この図を見ると、むしろ福島の方が汚染度合いは高い。事故当初に米国が80Km圏内を避難区域としたのも当たっていたと言える。結局、政府はこういった事実を知らず、若しくは知ってはいても何も分からないまま、すべての判断をしていた訳だ。私は、この図で青色に塗られた地域に関しては、せめて子どもたちだけでも避難させたほうが良いと思う。実際に、こういった真実が徐々に住民に伝わり始めたことで、最近では自主的に福島から移住する人たちが増えてきている。チェルノブイリの低染量被曝地で起こっていることを知れば、それは当然の選択だろう。

――一方で、川内村では帰村宣言が出されたが…。

菅谷 村長さんの気持ちも分からないではない。福島県では昨年、約30人の方々(村長も参加)がベラルーシとウクライナを視察されたようだが、そこで誰もいなくなった汚染地域の町や村を目の当たりにして、絶対に自分の村をそのような状態にしたくないとお考えになったのだろう。そして、野田総理も住民の帰還を復興の重要課題に掲げ、除染を早く終えて、軽度の汚染地域には住民を戻すように指示している。しかし、それは汚染の深刻さが全く分かっていない行動だ。ベラルーシでは原発から90km地点の軽度汚染地域と指定されているモーズリ(私も住んでいた地域)でも、子どもたちの免疫機能が落ち、風邪が治りにくくなったり、非常に疲れやすくなったり、貧血になるといった、いわゆるチェルノブイリエイズの症状が出ている。併せて、早産、未熟児等の周産期異常も増加している。そこで福島でモーズリに相当する汚染地域をこの図で比較してみると、福島市や郡山市も含まれていることがわかる。すこし大袈裟と言われるかもしれないが、この辺りに住み続けた子どもが、将来チェルノブイリエイズと同じような症状を発症する可能性も否定できないということだ。

――国策として汚染地域から移住させることを考えるべきだ…。

菅谷 国策として移住させるシステムを作らなければ、自主避難出来る家庭と、出来ない家庭が出てくる。私が知っている情報として、福島では避難していない家のご両親がお子さんから、「なぜうちは避難しないの」と聞かれて、「うちは事情があって」と答えるしかなく、非常に切ない気持ちになっていると聞いている。そうであれば、国策としてせめて子どもたちだけでも避難させるべきだ。汚染された地域に住むことが、妊産婦を含め、子どもの健康にとって良くないことは、実際にチェルノブイリの汚染地域で25年間を過ごした子どもたちの現状から見ても明らかだ。ただ、移住させる際には、コミュニティがくずれないように、地区ごとや学校ごとにまとまって移住させるような配慮が必要だろう。

――移動費用として一家族あたりに4000万円を払ったとしても、災害復興費用の23兆円には到底届かない。除染よりも強制移住にお金を使った方が遥かに効果的では…。

菅谷 国は、除染に過度に期待しすぎていると思う。安全レベルまですべてを除染するためには、恐らく数十~数百兆円がかかるのではないか。特に福島県は土地の7割が山林であり、その山を完全に除染するためには木を根こそぎ切り落とし、岩肌がすべて見えるほど徹底して行う必要がある。そんなことは無理だろう。さらに平地でも、政府は表土を5~10cm取り去れば除染効果があるとしているが、それでは到底追いつかず、例え20cm削ったとしても、チェルノブイリの高汚染地域では25年経っても住めないことが分かっている。更に農業を復活させようと思っても、農地の表土を20cm削れば肥沃度は落ちてしまい、農作物は育たない。つまり、除染は必要ではあるが、除染とはお金がかかる割りに効果は十分得られないということだ。中途半端に除染しても元のようには戻らず、結局、自然に放射性物質が無くなるのを数十年以上かけて待つしかない。それなのに数年で帰還させるような指示を国のトップが出すということは、やはり、政府は汚染状況がいかに深刻なのかがわかっていないのだ。住みなれた土地に戻りたいという気持ちも分かる。そのために除染する必要があることもわかる。しかし、その前にせめて、これから人生を歩み出す子ども達だけでも、4~5年程度安全な地域に移してあげるべきだ。

――食料汚染の問題も心配だ…。

 放射性物質は目には見えないため、高度汚染区域や軽度汚染区域に入っても何も感じない。しかし、そこに住み続けることによって受ける被害は、チェルノブイリが証明している。ベラルーシ共和国は貿易制限等があり、多くの食料を地産地消で賄っているが、そこに住む成人の体内セシウム蓄積量は、他の地域に住む成人よりも高いという結果も出ている。先日、安全宣言が出された福島の米から基準値を超えたセシウムが検出されたという問題があったように、食料についても100%安全とは言えない。そうであれば、農業従事者の方には大変お気の毒だが、一時期、福島の土地を離れ、その農業技術を別の場所で活かすということをお考えになっても良いのではないか。松本市にもお貸し出来る農地はある。日本中に余っている農地を、福島で農業を営んでいたプロの方々に放射能不安を抱くことなく活用していただけるように、日本全体で協力していくような仕組みも必要だと思う。

――このような重大な事故を引き起こしていながら、原発推進派の人間は誰も責任を取っていない。これも大きな問題だ…。

菅谷 今回の件で、原発を推進していたトップの方や関係者などが謝罪して辞職するようなことも無く、まるでこの事故を他人事のように話をしている姿をテレビなどで見ると、原発に対する国の考えや体質は何も変わっていないように感じてしまう。私もこの一年間、出来る限りの声を上げて来たつもりだが、一向に前に進まない。しかし、言い続けないことには動かない。或いは市民運動や国民運動を起こさない限り、今の日本が正しい方向に進むことは難しいのかもしれない。とにかく、今後は低線量被曝が及ぼす健康被害問題をしっかりと見ていかなくてはならない。そして、子どもたちには、せめて半年に1回程度の無料健診を受けさせてあげたい。例え異常が見つかっても、早期であれば十分対応可能と考える。今の決断が、まさに5年後、10年後の日本に大きな違いを生むことになるだろう。これこそ、少子化政策にもつながる極めて重要な意味を持つものと思う。(了)

※図1


画面上へ

※図2


画面上へ
図の出典元は菅谷氏著「これから100年放射能と付き合うために」(亜紀書房)
http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=500

 金融ファクシミリ新聞 TOPインタビュー より 全文転載

http://www.fng-net.co.jp/itv/2012/120312.html 


【転載】福島県飯舘村 「大変なことが起こっているよ」2013.3.20 FB

2013年04月07日 | 記事

☆6月10日追加

 以下は細川牧場の馬の異常に関する第5弾の報告である。

 細川徳栄さんから、細川牧場の馬に関して、「起立困難」な馬の原因を究明するための調査の鑑定書が送られてきた。異常のベルジアン種の馬(No.1)と、それと同居する健全なベルジアン種の馬(No.2)との比較を行ったものである。この発案が細川さんによるものか家畜保険衛生所によるものかわからないが、よい調査だと思う。

 家畜保険衛生所による鑑定の結果を大書きすると、

「馬伝染性貧血の感染は否定されました

血液検査では、平成25年3月21日に実施した個体と同様、肝障害、筋障害を示唆する結果が得られていますが、その原因については特定できていません。」

 というものである。相変わらず原因を特定できていない。まだ「放射線障害」という字が出てこない慎重さである。飼料などの生化学的な検査が行われている模様である。現在給餌している飼料などに毒物の混入の可能性も否定できないからであろう。(なおこの考察に述べられている平成25年3月21日の調査結果というのは、前回のWINEPブログでも紹介したものであるので参考にしてもらいたい)

 別紙)をよく見ると、対照区に取った馬(No.2)も実は、脂質や肝機能の数値が正常値から極端に外れた値を示しており、あまり健全でないことがわかる。だから、細川さんにとって一見健康と思われた対照区として採用した馬(No.2)でも、徐々に潜在的に病気が進行しているらしいということが明らかになったわけなのである。すなわち、原因がわからないが、内臓や筋肉がやられて歩行困難となり、起立不能となり,死に至るという過程をたどっていることになる。

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              25相家保第40号

平成25年4月30日

細川徳栄様

         福島県相双家畜保険衛生所長 
  
鑑定成績について(第一報)

平成25年4月23日付けで依頼のありましたこのことについて、下記のとおり第1報をお知らせします。

  なお血液検査の一部項目と資料検査は、現在実施中です。

             記

1 依頼目的

起立困難を呈する馬の原因究明

2 検査内容

(1)  血液検査(検査項目は別紙のとおり)

(2)  馬伝染性貧血抗体検査

(3)  飼料の生化学的検査

3 検体個体 

 No. 名号   品種   年齢  性別  備考

 1  つるひめ  ブルドン 4歳  ♀   発症馬

 2  リンダ   ブルドン 3歳  ♀   No.1の同居馬(健康)

 4 検査結果

(1)  血液検査

別紙のとおり

(2)  馬伝染性貧血抗体検査

全頭陰性

(3)  飼料の生化学的検査

現在実施中

5 考察

馬伝染性貧血の感染は否定されました。

血液検査では、平成25年3月21日に実施した個体と同様、肝障害、筋障害を示唆する結果が得られていますが、その原因については特定できていません。

 (事務担当 防疫課 獣医技師 太田 電話0244-24-3451)

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<colgroup> <col width="78" /> <col width="64" /> <col width="58" /> <col width="72" /> <col width="49" /> <col width="28" /> <col width="45" /> <col width="30" /></colgroup>
(別紙)              
検査項目 単位 正常値 No.1 No.2
栄養指標 T-pro g/dl 5.2~7.9 8.1 6.5  
Alb g/dl 2.6~3.7 2.8   2.6  
脂質代謝 T-Cho mg/dl 7.5~150 169 308
TG mg/dl 30~150 <25   <25  
ミネラル Ca mg/dl 11.2~13.6 14.3 14.8
IP mg/dl 3.1~5.6 4   4.6  
Mg mg/dl 1.8~2.3 2.2   2.1  
赤血球 RBC 104/µ 850~1200 789 676
白血球 WBC 102/µl 70~110 134 60
ヘマトクリット値 Ht % 36~47 38.9   29.7
肝機能 GOT IU/L 226~366 470 274
GPT IU/L 3~23 <10   <10  
GGT IU/L 4.3~13.4 35 33
T-Bill mg/dl 1.0~2.0 1.7   1.1  
ALP IU/L 143~395 563 1060
肝、筋肉、腎 LDH IU/L 162~412 637 469
筋肉 CPK IU/L 160~315 332 115
腎機能 Cre mg/dl 1.2~1.9 1.2   1.1
BUN mg/dl 10~20 8   12  
UA mg/dl 0.9~1.1 <1   <1  

(森敏)
付記1:

本ブログの細川牧場の馬の記事に対して、「なぜ馬だけがそんなに異常なんだ? 牧場の管理が悪いのではないか? 飯館村に残してきた身近な犬や猫などがどんどん死んでいるという報告は聞かない、という「飯館っ子」さんからのクレームが来ている。一見健全な犬や猫などの小動物たちも、きちんと調べてみれば内臓や筋肉の異常が始まっている可能性があるのではないだろうか。小生が野生動物のタヌキが田んぼの真ん中で死んでいることを目撃したことは、以前のWINEPブログでも報告しておいた。野生動物は見えないところでどんどん死んでいる可能性がある。

付記2:この鑑定書の紹介に関しては細川さんの許可を得ています。 
 

☆6月8日追加

6.8中野ZEROホール「福島の子供保養プロジェクト」西尾正道医師の発言から。

「飯舘村で次々に馬が死んだ。解剖して放射性物質を測定したら、筋肉から2000bq/kg出た。500Kgの馬なら10万Bqとなる。こんなに被爆したら馬も死んでしまいます。」

 ☆6月4日追加

本日の「さようなら原発 北海道集会」で飛び出した、がんセンター名誉院長西尾正道氏の爆弾発言。

「飯舘村で次々に馬が死んだ。解剖して放射性物質の量を計測したら、筋肉から2000bq/kg出た。東北大学の先生は『大変な事だ』とデータを持っていってしまった。」たぶんiwjの中継にあるよ。

@karitoshi2011さん TWから 6月1日


福島県飯舘村 「大変なことが起こっているよ」 2013.3.20 FB

 
 山津見神社の鳥居から険しい参道を750mほど登ると本殿があり、豊かな自然に恵まれた美しい飯舘村が一望できました。とあるTV番組が発端で山津見神社が放射線を食い止めたという噂がたったのですが、神社の方にうかがうとまったくのガセネタ。「あー、それですか」と一笑に付されてしまいました。村を神社が守ってくれたなどという美談にでもしたかったのかもしれません。
 あいにくの曇り空でしたが、映画にでも出てきそうな美しい村に震災以前は6000人の人が暮らしていたそうです。しかし、今は数えるほど。放射能の影響で全村避難を強いられていますが、この村にたった1人牧場に残り馬の世話を続けている人がいました。細川徳栄さん、飯舘村で3代続く家畜商の方です。
 
 細川さんは会うなり「この国は狂ってる。大変なことが起こってるよ」と切り出すと、挨拶も早々に牧場へと案内してくれました。この数週間で馬がバタバタと倒れはじめたんだそうです。牧場には32頭の馬がいましたが、そのうちの4頭はヨロヨロと腰が立たない状態で、一番症状がヒドい白いミニチュアホースは毛並みもボロボロ。同行した獣医さんの診察では目に黄疸症状が出ていて、原因は不明ですが肝臓をやられているようでした。何より膝がガクガクと崩れることを不思議がっていました。細川さんは「こいつはもう今月もたないと思うんだ。かわいそうに」と言いながら横たわる馬を撫でていました。牧場の脇を野生の猪が突っ切っていきました。
 今年に入って15頭の馬が生まれたものの、14頭は1週間から1ヶ月足らずで亡くなったそうです。
「小さい頃から馬と暮らしてきたけれど、こんなことは初めてだ。異常だよ。それもこれも放射能だと思うんだ」と細川さんは放射能の影響を強調していました。もちろん科学的な根拠はありません。長年、馬と触れ合ってきた感覚なんだと思います。
 これまで避難区域で亡くなっていった牛たちのことは報道でも伝えられていましたが、その多くは餌を与える人がいなくなったことでの栄養失調が原因でした。この牧場の馬たちは十分ではないでしょうが餌は与えられています。症状が出ていない馬たちは決してやせ細ってもなく、食欲もあるように見えました。後日、保健所にお願いし血液検査を行ったところ、結果は伝染病でも栄養失調でもないことは断定されました。ですが、放射能の影響が懸念される白血病という判断もでませんでした。もっと詳しい検査をしないと衰弱の原因はわからないそうです。
 先日、飯舘村を含めた福島原発周辺で動植物の異常が相次いでいるという4人の研修者の調査結果が東京大学で報告されました。ですが、子どもが甲状腺癌になっても放射能の影響はないとする現在の基準では、馬の異変を放射能の影響と断定するのは難しいでしょう。仮にそうでも影響があるから避難地域なのだと言ってしまえばそれまでです。でも、生き物が異常な状態で亡くなれば話の次元は変わると思います。この馬たちにいったい何が起こっているのか。
 
 細川さんは牧場を経営しながら、「花塚ボランテイア活動」の会長を務め、これまでさまざまな機会に馬を提供してきました。東京の神田明神、相馬野馬追など数多くの有名な神事イベントや、水戸黄門、暴れん坊将軍、大河ドラマなどにも主人公を乗せた細川さんの馬が登場しています。各地の小学校や盲人施設でのホースセラピーにも積極的に貢献してきました。
 震災後、一度は避難したものの家族同然の馬や牛たちを見捨てられず、奥さんと娘さんを残してすぐに村に戻ったそうです。家畜商の仲間たちに頼まれて、自分の牧場以外の牛や馬までトラックで助けにいき、以来、まさにたった1人で戦い続けています。馬たちを他の地域に避難させたいと村や東電に訴えて来ましたが、受け入れ先がないと断られ仕方なく村に1人残り世話を続け、それどころかこれまで自ら全国の伝手をたどって、なんとか引き取ってもらった87頭の補償に対する賠償請求も「飼育していた証拠がない」と東電から突っぱねられている。
 「本当はもう限界だよ。だけど、今まで先祖代々自分たちを助けてくれた馬たちを置いていけない。処分なんてできるわけもない。俺は馬と一緒にここで死んだっていいんだ」
細川さんは、周りの説得も無視して健康診断もホールボディカウンターの検査も拒否しています。細川さんにとって、その結果がどうあれ、今やるべきことは馬への恩返ししかないのだと思います。
 
 牧場には1ヶ月ほど前に亡くなった馬の亡骸が、鳥や狐などに食べられ骨と皮だけになったまま放置されていました。
「違法なんだけど馬が死んでいった証拠を東電に見てもらうために残しているんだ。本当は埋葬したいんだけどね」
 特に症状の重かった白いミニチュアホースは細川さんが言っていた通り、一週間後の3月末に亡くなりました。亡くなるとすぐにカラスが目玉をくり抜いていったそうです。
僕らは鬼気迫る細川さんにただただ圧倒され、想像以上にシリアスな状況を前に呆然としてしまいました。けれど何かが押し迫っていることは確かだとは思いました。
 
「この国は狂ってる。この先も大変なことが起こるよ」
細川さんは、誰に言うともなく、そう何度も何度もつぶやいていました。
 
4月1日。山津見神社が全焼しました。住宅部分から女性の遺体が見つかったそうです。
 
 文:小林通孝/写真:中村治
 
 【細川さんから皆さんへのお願い】
 
細川さんは、これまで人に迷惑がかかるからと馬の異常をほとんど他言してきませんでした。ですが、異常がエスカレートしていくなか、お彼岸が過ぎたことを機会に公表することにしたそうです。
ご本人の希望により、細川さんの置かれている状況、名前、住所、電話番号を公表いたします。関心のある方は連絡下さい、とのことです。
特に獣医畜産の関係者や放射能関係の専門家はぜひ細川牧場を訪れて、本格的な調査を検討していただけませんか。細川さんからのお願いです。
 
細川牧場 細川徳栄さん
福島県相馬群飯舘村臼石字町123-1
090-9742-3141
 
写真
細川徳栄(家畜商・60歳)
写真
1ヶ月ほど前に亡くなった馬の亡骸。鳥や狐、野犬に食べられ骨と皮だけになっていた。
写真
ほとんど歩くこともできなくなっていた白いミニチュアホース。
写真
横たわる馬に寄り添う細川さん。この馬は1週間後に亡くなった。
写真
山津見神社本殿からは美しい飯舘村が一望できる。
 
 
 
☆5月15日追加
 
【講演会情報】
 
<「馬を見捨てられない」飯舘村から 牧場主・細川徳栄さんを囲むつどい>
東京 5/19 大阪 5/26
 

【講演会】福島の子ども保養プロジェクト一周年イベント 6/8(土)19時中野ZERO 西尾正道医師・堀潤氏 千円

2013年04月07日 | 西尾正道
【6/8(土)福島の子ども保養プロジェクト1周年イベントのお知らせ】

日時 2013年6月8日(土) 

場所:中野ZERO小ホール
    http://www.nicesnet.jp/access/zero.html
時間:開演19時(開場18時30分)

入場料:1000円

定員:500人(予約制)

講演: 西尾正道氏(北海道がんセンター前院長)「放射能と病気のウソ(仮)」

   堀潤氏(元NHKアナウンサー)「子どもを守れなかったメディア(仮)」

司会: 広河一(DAYS JAPAN編集長)

主催:NPO法人「沖縄・球美の里」/ 株式会社デイズジャパン
ご予約は、メールかFAXにて受け付けます。

メール:tokyo@kuminosato.net
FAX:03-3322-0353