笠間の菊まつり始まる

菊の花で出来た衣装をまとった人形などを展示した「菊まつり」が茨城県笠間市で開かれています。
「菊まつり」は笠間市の笠間稲荷神社をメイン会場に毎年、開かれているもので、市内の大通りなどに全国の愛好家らが丹精込めて育てた菊の花およそ１万鉢が展示されています。
菊の花の清そな香りが漂う会場にはまだつぼみのものから直径２０センチほどある大輪の花まで色とりどりの菊の花が展示され、訪れた人は時折、立ち止まって花を眺め、散策を楽しんでいました。
ＮＨＫの大河ドラマ「天地人」の登場人物の菊人形も展示されていて、見どころとなったあわせて１３の場面が紹介されています。
このうち領地を減らされた後、まちづくりにまい進する上杉景勝や直江兼続らが描かれた場面は、赤や黄色の菊の花で何層にも飾られた衣装が人形の表情をより生き生きとしたものにしています。
菊まつりは来月２３日まで開かれ、菊の花は来月上旬に見ごろを迎えるということです。
（参考資料 NHKニュース）

こんにゃく芋の収穫始まる

こんにゃく芋の生産全国一の群馬県では、北部の昭和村などで収穫作業が始まりました。
群馬県はこんにゃく芋の生産量が年間およそ５万２０００トンと全国の９０％あまりを占める、全国一の産地です。
このうち県北部の昭和村ではおよそ１４０の農家がこんにゃく芋を栽培しことしの収穫が始まりました。
農家の横坂雅信さんの畑では２年かけて栽培した「あかぎおおだま」という芋を機械で掘り起こしたあと、次の種芋になる部分をていねいに取っていました。
ことしは病気につながりかねない８月下旬の雨の量が少なかったため、芋の生育がよく、例年よりも収穫量が増えているということです。
横坂さんは、「ことしは天候に恵まれ良いこんにゃく芋ができました」と話していました。
昭和村のこんにゃく芋の収穫は１２月上旬ごろまで行われます。
（参考資料 NHKニュース）