地産地消メニュー試食会

茨城県の７つのホテルが地元特産の共通の食材を使った料理を提供することになり、きょう高品質の豚肉「ローズポーク」を使った料理が披露されました。
この催しは県内７つのホテルが地産地消で利用客をもてなそうと茨城県産の共通の食材を使った料理をそれぞれのホテルで提供することにしたもので今回が初めての取り組みです。
会場の水戸市のホテルでは、県ホテル協議会の野中眞人会長が「食の王国、茨城をＰＲしたい」と意気込みを話し、提供する料理が披露されました。
今回の食材は、茨城県産の高品質の豚「ローズポーク」で、このうち「水戸プラザホテル」はうまみが逃げないようグリルしたものを厚切りにし大子町産のリンゴでつくったソースを組み合わせました。また、「水戸京成ホテル」はアサリとサフランを入れて炊きあげた県産のコシヒカリにローズポークを盛りつけた特製のパエリアをつくりました。
試食をした人は「ローズポークのやわらかさと深い味わいがたまりません。
催しが盛り上がるといいです」と話してました。
この催しは今月９日から来月１５日まで県内７つのホテルで行われています。
（参考資料 NHKニュース）

五穀豊穣祈る「ささら舞」

栃木県那珂川町の神社で、五穀豊穣を祈って獅子舞を披露する伝統の「ささら舞」が奉納されました。
この舞は、那珂川町の諏訪神社に（すわじんじゃ）３５０年以上前から伝わるとされるもので、五穀豊穣などを祈って奉納され、栃木県の無形民俗文化財に指定されています。
舞を披露するのは神社の氏子で作る保存会の人たちで、オスとメスの獅子などに扮して現れ、始めに神事を行いました。
このあと、境内を舞台に、２匹のオスの獅子が１匹のメスを巡って争う様子を、笛や太鼓の音に合わせて演じました。
舞を先導するのは、ひょっとこの面をかぶった「スッコ」などと呼ばれる道化役で、「ささら」と呼ばれる飾りの付いた竹の棒を２本手に持って打ち鳴らしながら、オスの獅子をあおり立てていました。訪れた人たちは、ユーモラスな舞を写真におさめたりして鑑賞していました。
（参考資料 NHKニュース）