Fのぼやき

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「エターナル・サンシャイン」

2005-03-27 21:23:11 | 映画
邦題は「エターナル・サンシャイン」だが、原題は「Eternal Sunshine Of The Spotless Mind」。Sptlessは染み(欠点)がないという意味だが、イマイチ良くわからない題名だ。

チャーリー・カウフマン監督の映画は「ヒューマン・ネイチャ」と「ジョン・マルコビッチの穴」を見たことがある。どちらの映画も登場人物が変人ばかりで話もハチャメチャだったが、今回ジム・キャリー演じる主人公がまともな人間だったので比較的大人しい映画になっている。

とはいえ、カウフマン監督の映画であるから主人公以外は当然みんな変人なわけで、そんな中で恋愛物をやろうとすると普通の恋愛物とはかなり変わってくる。あまりにも衝動的に行動するヒロインはやはり変な人としか思えず、主人公がなんで惚れちゃったのかがよくわからなかった。

以前「シュレック2」を見たときは、ヒロインが化け物だったが普通に主人公に共感できた。どうやら自分にとっては、衝動的に行動する女の人は化け物よりも恋愛対象にならないんだなぁと変に納得してしまった。

主人公に共感できなかったし普通の恋愛物を見たい人にはお勧めできないが、映画はとても面白かった。カウフマン監督にしては一般向けの作品なので、是非友達にも勧めたい。

「エターナル・サンシャイン」 ★★★★