Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

アイデアメモ

2005-10-01 21:57:38 | Webサービス
最近はすっかりプログラマと化し、頭脳労働というよりも肉体労働の日々を送っている。経験上こういうときはアイデアが沸きやすい気がする(だいたいはすぐに忘れるが)。

それで今日思いついたアイデア。昨年あたりに流行に火がついて、はやくも沈火しつつあるMDAという単語だが、どちらかというと自由に記述されたユースケースからいかにソースを生成するかということに興味がいっていた気がする(素人目ですが)。逆に既存のソースから初めて、いかに現実問題に即した使いやすいモデリングをすることができるかという発想にいったら面白いのではないだろうか?

例えば、JSPのカスタムタグを大量に用意すれば、モデリングの段階では開発者は単に「XXX.xlsファイルの中身にある商品を、YYY銀行の振込みサービスを利用して、ZZ-WWの期間の間サービスの提供を行う。問題があったり質問はAAA.ne.jpまでメールを送ってね」ぐらいに、わかりやすい流れを記述すればいいみたいな。つまりユースケースから始めるMDAに対して、ユースケースよりも簡単な(もしくは親しみのある)モデリング方法を提供することを目的にするわけだ。

この方法のメリットとしては
★実務者の記述できるようなモデリングが可能。
★モデリングすれば即実装。

デメリットは
★汎用性がない(各分野ごとに変換器などが必要)。

昨今のような、同じ業務でも微妙な変更が必要とされるようなビジネス状況では便利だと思うのだけど、どうだろうか?

SOAの参考文献

2005-03-23 02:14:59 | Webサービス
SOA関係の情報
達人SEさんのブログを覗いていたら、面白い文献を発見。

P. Hellandさんという方が書かたものだが、独立したシステムをつなぐ際のSOAの難しさをまとめていてくれて頭を整理するのに役立った。

SOAというとイントラネット内で既存のサービスを組み合わせて再利用性を高めよう!!といったものという印象があった。そのため、SOA自体はたいしたことないじゃんとか思っていたわけだが、他人の作ったサービスを連携させようという話になったら急に難しくなるみたいだ。自律したシステム間でどのようにデータを共有し、相互理解しあうというのは結構タフな仕事のようだ。

今回はメッセージングについて焦点をしぼっていたが、実際にシステム間での連携をビジネスレベルで行うためにはさらに、トランザクションやセキュリティを考慮する必要がある(詳しくは知らないが)、改めてWebサービスの奥の深さを実感した。

はたして、Webサービスのこれらの問題点を上手く解決するような方法論やミドルウェアは登場するのか?そして、それらを解決するだけで本当にWebサービスは広まるのか(分散コンピューティング自体本当に必要なのか)?など、Webサービスへの興味がわいてきた。








日立ソフトの新技術

2005-03-01 13:38:12 | Webサービス
日立ソフト、既存の情報システムをSOAに移行する変換技術を開発

JavaWorldのSOA特集を読んでいたということもあって、このニュースに興味をもった。
つまり現在の運用されているWebアプリケーションに対して、ゲートウェイを用いることによりWebサービスとしても機能させようと試みだ。

普通に考えれば、WebアプリケーションからWebサービスを呼び出すのが自然。日立ソフトの技術はかなり不自然なことをしているようにみえる。
しかし、既存のシステムはWebサービスなんて考えてないのが多いだろうし、この技術がちゃんと機能するならばかなり価値があると思う。まさに逆転の発想、コロンブスの卵だ。

多種多様なWebアプリケーションに対して、果たしてどのくらい対応できるか、そもそもSOA自体が成功するのかという問題もある。どちらにせよ今後注目したい。