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裴冑伝
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戸部尚書寬の弟子。字は胤叔。河東聞喜の人だが河南に移る。
明經に合格し太僕寺主簿。
安史の乱に避けて放浪、秘書省正字から秘書郎。
陳鄭節度留後[陳少游]幕僚.試大理司直。
鳳翔幕僚[李抱玉].監察御史となるが不満で宣歙觀察使陳少游に附く。
抱玉は怒って弾劾し桐廬尉に貶される。
浙西觀察李栖筠に救われて大理評事.觀察支度使となる。
栖筠が御史大夫となると、殿中侍御史となり、宰相元載に憎まれる。
栖筠が卒した後、載の圧迫を受けながら喪を守って洛陽へ行く。
陳少游が再び任用し檢校主客員外兼侍御史.淮南觀察判官、行軍司馬に進む。
載が誅された後、刑部員外郎。
大暦十四年.宣州刺史。
元載と親しかった宰相楊炎に家人の贓を糾弾され汀州司馬に貶。
少府少監。
京兆少尹となるが不拜。
國子司業。
貞元二年閏月.潭州刺史湖南觀察使。
七年正月.洪州刺史江西觀察使。兵を減らし德宗皇帝に進奉を増やした。
八年二月.樊澤の後、江陵尹荊南節度使.御史大夫。
十二年二月.加檢校工部尚書。
貞元十九年十月.鎭に卒,年七十五,贈尚書右僕射,諡曰成。
荊南統治十五年。簡儉で、諸道が争って収奪し皇帝に進奉したときも、節度を守り倹約した中から行った。
裴冑伝
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戸部尚書寬の弟子。字は胤叔。河東聞喜の人だが河南に移る。
明經に合格し太僕寺主簿。
安史の乱に避けて放浪、秘書省正字から秘書郎。
陳鄭節度留後[陳少游]幕僚.試大理司直。
鳳翔幕僚[李抱玉].監察御史となるが不満で宣歙觀察使陳少游に附く。
抱玉は怒って弾劾し桐廬尉に貶される。
浙西觀察李栖筠に救われて大理評事.觀察支度使となる。
栖筠が御史大夫となると、殿中侍御史となり、宰相元載に憎まれる。
栖筠が卒した後、載の圧迫を受けながら喪を守って洛陽へ行く。
陳少游が再び任用し檢校主客員外兼侍御史.淮南觀察判官、行軍司馬に進む。
載が誅された後、刑部員外郎。
大暦十四年.宣州刺史。
元載と親しかった宰相楊炎に家人の贓を糾弾され汀州司馬に貶。
少府少監。
京兆少尹となるが不拜。
國子司業。
貞元二年閏月.潭州刺史湖南觀察使。
七年正月.洪州刺史江西觀察使。兵を減らし德宗皇帝に進奉を増やした。
八年二月.樊澤の後、江陵尹荊南節度使.御史大夫。
十二年二月.加檢校工部尚書。
貞元十九年十月.鎭に卒,年七十五,贈尚書右僕射,諡曰成。
荊南統治十五年。簡儉で、諸道が争って収奪し皇帝に進奉したときも、節度を守り倹約した中から行った。